onoyameさんの映画レビュー・感想・評価

onoyame

onoyame

映画(107)
ドラマ(9)
  • List view
  • Grid view

震える舌(1980年製作の映画)

4.5

反ワクチン運動が話題になったときに見かけて気になっていた作品だが、絶対に一度は鑑賞すべき名作だった。

一つの作品にさまざまなテーマを見出す作品も面白いが、本作のようにたった一つのテーマに焦点をあてて
>>続きを読む

パーフェクション(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

若干中だるみするものの、想像以上に面白かった。展開が二転三転するところもいいし、何より「指導者による児童虐待」という見えづらい社会問題が本作のストーリーの鍵となっているところが素晴らしい。
本作はすご
>>続きを読む

ノーボーイズ,ノークライ(2009年製作の映画)

3.7

主人公たちを取り囲む環境はかなり深刻でどうしようもないのに、妻夫木聡とハ・ジョンウのカラオケシーンや喧嘩シーンは最高に青春映画のワンシーンで胸が熱くなる。
二人が会話を始めた瞬間から二人のどうすること
>>続きを読む

アイボリー・ゲーム(2016年製作の映画)

-

象牙の違法取引に関するドキュメンタリー。

象の密猟者は象が減れば減るほどその価格が上がるから象が絶滅することを望んでいるのだという言葉が印象に残る。

地元住民が野生動物と共存する中で象が人間の食べ
>>続きを読む

ジェーン・グドールの軌跡(2017年製作の映画)

-

チンパンジー研究の第一人者として著名なジェーン・グドールの生涯に関するドキュメンタリー。

本人の穏やかな語りとジャングルの動物たちの映像は心を落ち着かせるものではあるが、その研究は順風満帆であったわ
>>続きを読む

光の鎧(2015年製作の映画)

-

アメリカの保守派の矛盾を表した作品である。「生命尊重」という信条から反中絶運動を先導してきた神父が銃社会に向き合うドキュメンタリー。
無論、私個人は反中絶運動に対して強く反対する立場だが、保守派を知る
>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今後のMCUをある意味で占うようなエンドゲーム後の一作目。素晴らしい出来だった!
直前に「スパイダーマン:スパイダーバース」という傑作があったにもかかわらず、スパイダーマンの新作として改めてその存在意
>>続きを読む

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作より脚本はあっちに行ったり、こっちに行ったりと忙しないのだが、核となるストーリーとキャラクターの魅力を引き出す俳優たちの仕事ぶりによってなんとかまとめられていた。

本作では魅力満載なキャラクター
>>続きを読む

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.2

メロドラマと思っていたら近代中国を映し出す歴史映画だった。時代に翻弄される三人の男女と、その三角関係。
結末はオープニングで察せられるのだが、その結末に至るまでを3時間じっくりと描き、俳優はみなその心
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

映画として面白いと同時にゾッとした。

あらゆるメタファーがこれでもかと散りばめられ、その一つ一つが作用していて画面に引き込まれた。
まさに社会派スリラーなのだが、コメディを覗かせているのも監督ならで
>>続きを読む

アニタ~世紀のセクハラ事件~/コンファメーション(2016年製作の映画)

-

去年のブレット・カバノーと同じじゃないか!最高裁判事候補にセクハラ疑惑が浮上し、公聴会が開かれ証言が行われるものの判事は就任。そしてその後の選挙では女性議員が過去最多の当選、というところまで同じ流れだ>>続きを読む

イモータル・ライフ・オブ・ヘンリエッタ・ラックス(2017年製作の映画)

-

ヒーラ細胞についてはNHK「フランケンシュタインの誘惑」で初めて知った。
本作はヒーラ細胞に関して一躍世に知られるきっかけとなった書籍「不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生」が完成する
>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

怪獣同士の戦闘シーンが熱くてかなり興奮した。楽しい!楽しい!と子どものようにワクワクしながら観た。
人間ドラマは平凡で思わずあくびが出るほどだったが、人間ドラマに飽きた頃に怪獣が出てくるから、わりとず
>>続きを読む

ノーツ・フロム・ザ・フィールド/アメリカの叫び~1人の女優が演じた18の人生(2018年製作の映画)

-

アメリカにおける「BLACK LIVES MATTER」運動に関心がある人は必見。女優アンナ・ディーヴァー・スミスが、取材した人々を代わる代わる演じるひとり芝居。当事者自身の言葉で語られる暴力の瞬間は>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

3.8

アジョシが覚醒してから画面がずっと血まみれ。少女とアジョシが仲睦まじいシーンがほとんど一瞬のように思えるが、むしろ画面が血まみれになればなるほど、彼にとって少女がどれだけ大切な存在であったかが伝わって>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

プロの技への真摯な姿勢が素晴らしいのだが、物語には意外性がなくドラマ性に欠けたような印象。

イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

3.8

鬱々した日々を過ごす若者の青春映画。社会と折り合いをつけて生きることができない。どう生きればいいのかわからないという嘆きが小さな部屋に響く。若者が自分の世界を創り始める前夜を描いた秀作。

ジャック・
>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.0

俳優と本人のインタビューを交えながら、時には本人が劇中に登場しながら展開していく演出は面白かった。
しかし犯人側が犯行を自伝的に描写するのは倫理的にどうなのか。なかなか賛否両論を生むような作品で、映画
>>続きを読む

主戦場(2018年製作の映画)

-

歴史修正主義者の認知の歪みは恐ろしいほどの無知によるものである。わかってはいたが、右派の主張があまりにも差別的で、正直めちゃくちゃ胸糞悪い。
本作を偏向的と言う人もいるようだが、人権を踏みにじる行為に
>>続きを読む

サバハ(2019年製作の映画)

3.5

コクソンを連想させるような現実とファンタジーの境をゆく描写とオチがよかった。
コメディ要素もありつつも終始緊張感のある展開だから映画館で観たかった。
しかしもう少し主人公に困難があってもよかったのでは
>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2019 リア王(2018年製作の映画)

-

自分の観劇歴があまりにも乏しいのでスコアはつけない。NTLは今作で二度目。一度目はベン・ウィーショーの「ジュリアス・シーザー」。物語としては個人的には「ジュリアス・シーザー」の方が好きだった。
という
>>続きを読む

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

-

図書館とは何か。地域にとって、市民にとって、そして図書にとって、図書館とはどうあるべきか。

本作では物事の本質を考える、ということが特に印象に残った。正直あまりにもレベルの高い議論をしているので思わ
>>続きを読む

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

冥界の使者たちと7つの地獄を巡る、とにかく楽しくて泣けるファンタジームービー!
映画「コンスタンティン」や漫画「鬼灯の冷徹」が好きな人は絶対に好きな設定ばかり。登場人物も世界観もあまりにもいいからドラ
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

デンゼル・ワシントン無双。アントワーン・フークア監督によるデンゼル・ワシントン夢小説映画。

イコライザー2では続編らしく押し負けそうなシーンもあったが、さすがに一作目は全く負ける気配がない。かの有名
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

映画そのものがイースターエッグが隠されたゲームのようにいろんなネタで彩られていた。何かしらのオタクであることの誇らしさが感じられて、そういう意味では気持ちのいい映画だと思った。ただし、正直オチは古いと>>続きを読む

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

3.8

とにかく熱い!脚本は散らかり気味だし、めちゃくちゃな科学考証だけど、盛り上がりが要所要所にあって飽きないし、何より観ていて楽しい。

とりあえずCG映像のレベルが高すぎて、ハリウッド並みで驚いた。これ
>>続きを読む

アンソニー・ロビンズ あなたが運命を変える(2016年製作の映画)

-

世界で最も有名な自己啓発コーチのアメリカ大会を撮影したドキュメンタリー。セミナーは良くも悪くもアメリカ的で、大胆な方法で自分自身を見つめ直させ、最後は愛で締める。
一見、改革的に見えるが、その主義主張
>>続きを読む

彼女の権利、彼らの決断(2018年製作の映画)

-

アメリカにおける人工妊娠中絶に関するドキュメンタリー。 アメリカの中絶にまつわる論争はかなり根深いことがわかる。

2019年5月15日にアラバマ州で、アメリカで最も厳しい中絶禁止法が成立したが、ドキ
>>続きを読む

ふたつのカタルーニャ(2018年製作の映画)

-

スペインのカタルーニャ独立運動に関するドキュメンタリー。
興味深く観たが、正直本作を観る前に関連ニュースをいくつか読んでおく必要があると思う。特に主要政党の党首くらいは顔写真を見ておいた方が観やすい。
>>続きを読む

ホステージ:ペルー日本大使公邸占拠事件(2017年製作の映画)

-

ペルーについてほとんど知らないかったから、事件を通してフジモリ政権下のペルーの情勢に関して、その一端を知ることができた。
中盤まで政府の行動がほとんど出てこないから、それまでは事件の人質のインタビュー
>>続きを読む

イヴのりんご(2017年製作の映画)

-

FGM(Female Gential Mutilation)、女性器切除の深刻なリスクと身体的かつ精神的な苦痛、FGMの根絶に精力を注ぐ人々のドキュメンタリー。全ての女性の戦い。悪習を過去のものにする>>続きを読む

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.8

ありがちな設定だけどめちゃくちゃ凝ってて、最後まで見所満載で面白かった。戦争アクションからゾンビホラーへの移り変わりが鮮やかで楽しめた。漢気エンドもキマっててグッとくる。

>|