oo2kさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

4.0

とにかく小寺さんが、スゴい。すごくいい。
真っ直ぐで、邪心が微塵もない。
清々しすぎる名作。
猿が壁を登るシーンが最高によかった。

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.7

恋愛、一目惚れが大渋滞を起こし、イケメン韓流俳優3人の判別に手こずり構造を見失いそうに。
7人の恋愛群像劇ですが、レオンくんが主人公で中心だと思って観るとすんなり入ってくる。なんだか気持ちが軽やかにな
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

大好きな伊藤沙莉さん、松居大悟監督の作品。
あるカップルの7月26日だけの6年間を描くという演出。間の364日分を想像する余白がいい。時間を遡っているのが、かえってわかるわかる感が増す。タイトルの出し
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ平和な作品。クスリと笑える会話やシチュエーションがうまい。さすが、沖田修一監督。屋上のシーンがホッコリきます。細田佳央太はいいキャラクターの俳優。どんどん出てくるだろうね。

No Return(2021年製作の映画)

3.6

会話のテンポ、映像のテンポ、吉田大八監督はやっぱりうまい。会話劇だけでも惹きつけられる。面白いのも大得意なのが、さらに素晴らしい。
このAmazon prime musicの企画、なかなかいい。

彼女が夢から覚めるまで(2021年製作の映画)

3.5

菅原小春と森山未來。スゴい表現者の共演!
関根光才監督、生きてるだけで、愛。の監督さん。相変わらず色彩が素晴らしい。

余りある(2021年製作の映画)

3.8

全カットの全アングルが好き。もちろん、カット割も色彩も。めちゃくちゃ上手い。
若葉竜也はもちろんのこと、ショートの白石聖もめちゃくちゃいい。とにもかくにもアイナ・ジ・エンドの曲がいい。内山拓也監督に注
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花に嵐(2015年製作の映画)

3.8

天才、新時代などの形容詞がついてる岩切一空監督作品。ドキュメンタリーファンタジーホラー。うん、なんかスゴい。引き込まれてしまった。

怪獣の日(2014年製作の映画)

3.6

『大怪獣のあとしまつ』の話をはじめて聞いたときは、発想がスゴイと思いましたが、『シン・ゴジラ』より前の2014年に、すでにこんな作品があったなんて。

あの群青の向こうへ(2019年製作の映画)

2.5

大注目の女優、芋生悠主演だから鑑賞。
出演してなければ、最後まで観るのが辛かった。
監督の前のめり感で、役者の演技、カット割、画角などなど、すべてが上手く行ってなかった。

ソワレ(2020年製作の映画)

4.0

大注目してる外山文治監督の長編。村上虹郎と芋生悠といういつもながらナイスなキャスティングでワクワク。上手くまとまった短編の演出も好きだが、いい意味で無駄がある長編ならではの演出にグッと飲み込まれた。救>>続きを読む

冬の糸(2017年製作の映画)

3.0

窪田美沙、具志堅用高、外山文治監督にしては、キャスティングに魅力がない。ストーリーも説明っぽさがあり、他のショートムービーでは感じなかったショートムービー感が強い。どうしたんだ。何か理由があるのか?

春なれや(2016年製作の映画)

3.7

村上虹郎の温度感がすごくいい。美しい風景と出演者の調和がすごくいい。わさびの芳根京子といい、外山文治監督は、キャスティングがいい。ショートフィルムの尺での物語の成立性は、すごく器用な監督だと思った。僕>>続きを読む

わさび(2016年製作の映画)

3.7

出演を想定して脚本を書いたかの様な、芳根京子の良さがすごく活きてる作品。
ショートフィルムの尺で物語がしっかり成立している。器用な監督だと思った。長編、ソワレを観てみようと思う。

左様なら(2018年製作の映画)

3.7

近頃の高校生活ってここまで面倒なのかな。これがリアルな世界観だとすると、高校生には戻りたくないな。
生きづらい世界を丁寧に美しい映像で描いた作品。
芋生悠はもっと注目されてもいい女優だと思う。

アイスと雨音(2017年製作の映画)

4.0

驚愕のワンカット演出と若い役者の熱量で、どんどん引き込まれていく作品。
MOROHAのBGMまで、ワンカット演出の一部。いやぁ、本当に凄いです。

真白の恋(2015年製作の映画)

3.9

なかなかレビューが書きづらいテーマですが、誰も悪くなく、みんな優しくて温かいことは確か。
立山山頂での真白の表情ですべてが解決。
もみの家もよかったので、坂本欣弘と北川亜矢子タッグの次回作も期待。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

東日本大震災に貧困・生活保護とかなり思いテーマだけど、サスペンス要素が加わって、見応えのあるヒューマドラマ。
罪を犯してまで護りたかったものは。って犯人はすぐに想像がついてしまったけど、それを超えるメ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

3時間という長さだったのでスルーしていましたが、正直、映画賞受賞したので観ました。
3時間という長さは感じなかった。演出のうまさなのか、演技のうまさなのか、これまた賞効果なのか。賞受賞したからという理
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無限ファンデーション(2018年製作の映画)

3.9

全編、即興演技の青春映画。即興って、ドキュメンタリーに見える。母娘の会話は限りなく自然に、演劇部の事件は、見てて気まずくなるほど生々しく。いい方向に作用している。途中のインタビューシーンが?だったけど>>続きを読む

それからのこと、これからのこと(2016年製作の映画)

3.2

15分弱のショートムービー。おすすめ関連に出てきたのでなんとなくポチッと。卒業式前後の若者を淡々と。ストーリーというほどでもないけど、カメラアングルがめちゃくちゃいいと感じた。映像が美しい。それに、注>>続きを読む

約束の時間(2018年製作の映画)

3.2

ワンシチュエーションで勘違いから起こるドタバタ劇。コントですね。勘違いを巧みに物語にするまではある程度の力量があれば書けるが、問題はどう結末を迎えるか。予想の範疇だが、スパッと終わって潔く小気味な結末>>続きを読む

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.0

カメとめ監督作品として、ストーリーよりも手法に期待が高まる。結果、予想以上の手法の驚きがなかった。その重荷を払拭すべくストーリーでも勝負できるところを見せて欲しいと思いますが、ストーリーは浅く勝負には>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

2.3

レビューやタイトルからして韓国ノワールに匹敵する日本映画なのかと期待を込めて観ましたが、ストーリー、アクション、演技など遠く及ぶものではありませんでした。残念。
伊澤彩織のアクションはよかったので、ベ
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正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

3.7

アングルフィックスでカットを割らない会話部分の演出がすごくいい。会話のワードセンスも間の取り方もすごくいい。休日の午後、お茶しながら観るのに長さ的にも最高に合うような。

もみの家(2019年製作の映画)

3.7

硬い殻を破る手助けをする家だからもみの家。
とても丁寧に、大切に作られたと感じる作品。
温かい人と言葉にあふれてます。佐々木すみ江、緒方直人、田中美里、みんな温かい。
南沙良、すごく普通の子に見えると
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.6

異性間に友情は成立するかというよくあるテーマですが、レンタルともだちが上手く機能してて、面白い作品になってた。徳永えりが主演なので、胸キュンムービーにならないのがいい。
このくらいの温度間が素敵。

ロード・オブ・ONARI~未来へつなぐ想い~(2021年製作の映画)

3.1

面白そうだと思って見ましたが、埼玉県川口市の観光映画でした。 PR動画としては、よく出来てると思いますが、映画だと思って観たので、都合の良すぎるストーリーが…でした。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.4

ぼーっと観てたら、ぼーって終わってた。
このぼーっていうのが結構大事。

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.6

自身に何か深い問題を抱えていなければ、普通に友達ってあんな感じなんだろう。
ピアノ曲がめちゃくちゃいい。とても落ち着いた気分になれました。いい空気感の作品。

HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.2

原作はかなり有名で傑作な小説。未読。
大筋はだいたい同じなんだろう。
だとすれば、かなり大事な部分を大切に描いていないのではと感じる。
絶対にこんなもんじゃないと思う。
すっきりする結末なのに、モヤモ
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Share the Pain(2019年製作の映画)

3.4

ショートフィルムだから実現した脚本。
興行もスポンサーも気にしなくていいショートフィルムならではの作品なので興味深かった。
「中学時代、同性とセックスしたという監督の実体験、痛みから生まれた青春SF映
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青の帰り道(2018年製作の映画)

3.5

キラキラした青春群像劇だと思いきや。
地方から東京へ出て生きるのって、そんなに大変なのかな。いつも疑問。
全員が大変過ぎて、少し疲れました。
キラキラで気持ちを浄化したかったので。
エンドソングはめち
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.9

屋上も、フェンス前も、ライブハウスも。
とにかく演奏シーンだけでも泣ける。
インディーズでスゴいバンドがあると世間で話題になってから20年以上経つんだなぁって感慨にふける。

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.8

青春胸キュン映画かなと思いきや、むず痒さを感じなかったのは、山田裕貴の独特な温度感のためだ。
と思っていたが、本家台湾版の予告編を見て驚愕、そして納得。完コピであるが故に日本映画なのに、日本じゃないよ
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.5

中野量太監督作品は、ちょうどいい血の通い方、絶妙な温かさ。