naemさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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その街のこども 劇場版(2010年製作の映画)

4.2

涙や感動の押し付けがましさがなく二人の会話がとてもナチュラルで良い。
今更ながらだけど見て良かった。

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.6

え、そんな単純なカルト系の話で終わるのか?と思ったら最後は違ってたから良かった。
でも期待し過ぎたな。

呪われの橋(2020年製作の映画)

3.2

ホラーブームの台湾だけど、正統派のホラーとしては怖さはイマイチ。
不自然なほどカメラマンの顔が映らないから途中で誰かは予想できる。
しかし台湾に限らず撮影スタイルのホラーが多いな。
呪詛のような土着信
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つかみ損ねた恋に: ディレクターズカット(2021年製作の映画)

3.7

相変わらず呉慷仁の振り幅が凄いな。
素直になれずに大切な人を亡くしたと知ったときの彼女の辛さ。
兄妹も母も気持ちを言葉にしていればと思うが、家族ゆえの難しさ。
コンビニのはしご酒は悪酔いしそうだ。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

前作と同じくとにかくスピード感が素晴らしい。特に後半の謎解きのテンポの良さが爽快。
そして、突然のヒューグラント!

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.2

台湾っぽいファンタジーコメディで面白い。ヒロインのせっかち具合が他人事じゃなく笑えた。自動ドアちょいちょいぶつかるわぁ。
終盤びっくりしたけど無事で良かった、と思ったけど違うのか?解釈はご自由にってこ
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はちどり(2018年製作の映画)

4.3

90年台の話とはいえ、今も特にアジアに根強い家父長制の弊害。あの父も娘を愛していないわけではない故のたちの悪さ。父からの抑圧が妹への暴力に向かう兄。
抑圧された女性達にとって恋愛は逃避にしかならないの
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台風家族(2019年製作の映画)

3.8

家族全員クズで途中からいい話に回収されるかと思えば、そうでもなくクズのまま終わるのがいい。それぞれのキャラクターに役者さんがハマりまくり。最後はファンタジーだな。結構笑えた。

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.8

ゲイカップルの片方が認知症になった時、男女カップルよりも悲観的になるだろうな。介護の覚悟、先に逝くこと、どちらを選んでも辛い。お互いの愛が痛いほど伝わる。結局は本人の意思を尊重するのがベターなんだろう>>続きを読む

母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

3.3

う〜ん、そこまで家族に捉われる気持ちがイマイチわからん。病院入れてくれるならそっちのほうがええんでないの。兄ちゃんたち結構イカれてるし。移民の社会問題を描いてるのはわかるけど。
抱き合わせやから見たけ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

名作は古くなっても何度見ても面白い。年を重ねた分、響くところも違ってくるし。
アンディの脅威の精神力!
辛いシーンも多いが、最後に一気に諸々が回収される爽快さ。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

保守的な田舎を飛び出したい思春期の女子高生。見栄を張って嘘をついたり恋に傷ついたりしながら成長していく。若さゆえとはいえ時々ちょっと行動が過激で?な場面もあるが、心地よい青春ものになってるかな。
クズ
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

4.0

歳をとってからの恋愛と結婚。一人はもともとバイの遊び人の爺さん。もう一人は初の同性相手との恋愛。仕事も環境も違いすぎる二人。
あまり見たことない設定で面白かった。
全編イタリアっぽい陽気さも良い。

アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

4.0

どうしてももう一度見たかったので、劇場で見られて良かった。
これとモーリスのおかげでしばらくイギリス映画と俳優にハマってたのが懐かしい。
伝統や体制に逆らいたいが名誉は欲しいお坊っちゃまの苦悩。今見て
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.8

実話をもとにってことだけど、数百人単位で殺してるらしいのも動機が語られていないのも恐ろしい。
隠蔽し続けた各病院も共犯といえる。
エディ・レッドメインはやはり凄いな。露出も台詞も多くはないのに怖いわ〜
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めがね(2007年製作の映画)

3.5

面白いのか面白くないのかよくわからんけど、こっちも黄昏たくなるわ。

音楽(2019年製作の映画)

3.5

不思議な間の取り方。何ともシュールなこと。

裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

4.5

ポスターに惹かれて予告を見てて、やっと近場で上映。大当たり!やっぱり入口としてポスターって大事だ。
ヒリヒリする恋愛映画。触れ方がわからなくて取っ組み合いがほぼ暴力。
二人とも繊細で優しすぎるんよ。
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ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

4.0

見応えのあるドキュメンタリーだった。
彼のような政治家がもっと増えれば世界は変わるのかな。
殺したのが黒人だったり、殺されたのが市長だけなら裁判の結果は全く違っただろうに。
マイノリティが自分達と同等
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.0

美食とは対局にある贅沢な食卓。
今の日常ではなかなか食せないものばかり。筍の美味しそうなこと。
食とともに自然、老い、死を丁寧に淡々と描写。死に直面したツトムの達観した生き方は歳を重ねた身には響く。
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

昔見た時は音楽と砂漠の印象が強くてストーリー的にはそれほど響かなかったような気がするが、歳くってから見るとまた違うな。
お互いいろんな経験を経てからの女友達っていいなぁ。

街のあかり(2006年製作の映画)

3.0

この監督の映画はハマる人にはめっちゃハマるんやろな。続けて2本見たけど、私にはイマイチ駄目だわ。淡々と進む映画は嫌いではないけど、何が違うんだろ。

君だけが知らない(2021年製作の映画)

4.0

予知かデジャヴュか幻覚か、終盤までわからないまま話が展開して全てがわかった時はなかなか衝撃。ただただ守る愛と執着し傷つける愛か。
結婚写真が合成ではなかった理由にちょっと泣いてしまった。

浮き雲(1996年製作の映画)

3.6

何とも不思議な映画。終始無表情で淡々と話が進んでいく。そのせいか内容は終盤までとんでもなく悲惨なのに不思議と暗くはない。好みは分かれそう。

チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.7

ちょっと可笑しくて悲しい。
突然無職になった独身40女性にはなかなか世間は厳しいよね。
パッチもんレスリー・チャンの幽霊が摩訶不思議。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

たしかに稲垣吾郎でしか成立しない映画。
魅力的だけどクズな若葉竜也、おバカだけど可愛い倉悠貴。全くタイプの違う男たちの中で彼の醸し出す優しいのか冷たいのか、何とも不思議な存在感。
劇的な事が起こるわけ
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

いや〜、久々にアドレナリン全開の映画。
バーフバリ越えの面白さ。最高でした。
二人のダンスも凄かった!
映画は娯楽、を再確認しました。
上映時間は100分までが好みだけど、この3時間は全く気にならない
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.3

好みの分かれそうな作品。
イマイチわからんな。哲学っぽいというか、私には難解。
オープニングのダンスがシュールでした。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

同じ一週間を繰り返しつつも微妙に変わっていく一週間。
会社の上下関係を皮肉ってたり、コメディなんだけど最後はほっこりいい話。

千夜、一夜(2022年製作の映画)

3.6

失踪した夫を30年待ち続ける妻。愛情か執着か意地か?本人にもわからないんだろうね。田中裕子と尾野真千子は素晴らしい。
しかし春男はほぼストーカー。母親はともかくプレッシャーかけて来る周りのおっさん達も
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メイド・イン・バングラデシュ(2019年製作の映画)

3.8

バングラデシュ問題は何年か前のビル崩壊のニュースで知ってはいたけど、改めて映像作品で劣悪な労働環境を見ると自責の念にかられる。かといって何もできないけど。高い衣類が必ずしもいい労働環境製品とは限らない>>続きを読む

トキワ荘の青春(1995年製作の映画)

3.5

ノスタルジックな映像の中、たんたんと物語がすすんでいく。意図的なのか、音声が非常に小さくボリュームを上げてもいまひとつ聞き取れない。
昔のドキュメンタリーを見ているよう。

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.7

ほぼ主役の美しさで成立してるけど、なぜ決勝まで行かずあそこでカミングアウトしたのかがちょっとわからない。ミス・フランスにまでなってしまうと出来過ぎだから?
SNS時代だからどこかでバラされるかと思った
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運命のマッチアップ(2019年製作の映画)

4.0

バスケシーンがなかなかの迫力。台湾の人気No.1種目らしく俳優さんにもバスケ経験者が多いけど、かなり特訓したんだろうと思われる。You Tubeにも練習動画上がってる。王道のスポーツ青春ものだけどとて>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.6

思ったほど怖くはなかったけど、「女神の継承」といいアジアの土着信仰系のホラーは独特のじわじわ肌に来る恐怖がある。
やったら駄目と言われた事はしたらアカン!
入るなと言われた所は入ったらアカン!
これに
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