デンマちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

デンマちゃん

デンマちゃん

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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まさかの毒毒マッチポンプ共依存カップル。驚愕のオチ過ぎて好き。

マグノリア(1999年製作の映画)

5.0

一人また一人とWise Upのコーラスに乗ってくるシーンは何度見ても色褪せない。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

◼︎8/27 1回目
ノリがわかっていなかったからもう一回IMAXで観る

冒頭のGordyシーンの「目が合っちゃった」恐怖は筆舌に尽くしがたい。
血塗れのチンプは明らかにブチギレている。横たわる脚。
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

思ったよりもギャグが多かったのでクスクス笑いながら見てたけど、劇場は静まり返っていた。小規模シアターは少し肩身が狭いな〜

内容に関しては、予習のために漫画を読んでいたので、忠実な原作再現と明確な意図
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呪詛(2022年製作の映画)

1.0

フッテージもので時系列シャッフルしちゃうともう何が何だかわからない。わかっても面白いわけではないけど。

セッション(2014年製作の映画)

5.0

この映画はハードコアゲイポルノ。絶対に必要ない量の血と汗を流しながらドラムと向き合う主人公Neiman、コンプライアンス無視で偏執狂的に完全を追求する鬼教官Fletcherの鍔迫り合いの二時間。

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ライトハウス(2019年製作の映画)

5.0

人生で最も惹きつけられたスリラー
間違いなくA24のマスターピースの一つ

色の無い映像は嵐と灯台と鴎と二人だけを写し、細かな場面転換を重ねながら狂気に満ちてゆく。

猛威を振るう嵐に取り囲まれ、半ば
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

もう何度か観ている映画だけど、脚本も演出もハリウッドのエンタメ映画として最高だと再確認した。

ハミングしながらレジスターに戻っていくLily Jamesは、女性に対する幻想そのもののよう。友人は反対
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

1.5

観る前からわかってた、アニメを超えるはずがないと。

それでも観てしまった。悪いのは作品じゃない。

ベケット(2021年製作の映画)

1.0

序盤からずっとつまらなくて最後まで観るのが辛かった。アクションもツイストもない。
心に残ったことを無理やり絞りだせと言われれば、いつかギリシャ行ってみたい、薬飲んで運転するのは危ない、Alicia V
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

ウエスタンムービーのツラをしているが、閉じた牧場で繰り広げられるマウンティング合戦。
雄大な平原と、暗く閉じ切った屋内の対比が印象的。この牧場は領域展開かもしれない。気安く踏み込んでしまったが最後、ギ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

劇中劇や転換など印象的な仕掛けがキャッチャーな一方、シナリオについては置いてけぼりを食ってしまった。

理性の舵取りが頼りなく、衝動に突き動かれ川面を漂うような主人公をは個人的にかなりきつかった。
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

Netflixでは12/24公開だったので、クリスマスに家族で観られる、間口の広いコメディ映画と勘違いしてしまった。
しかしてその実態は、未曾有の大災害を突きつけられた人間・社会の混乱と逃避を揶揄する
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

金曜に観れなかったのでリベンジ。
最近のブロックバスターは長尺が多く、今作も同様。全編通して暗い画作りが中心で、目を凝らすように鑑賞したからか、エンドロール後にはどっと疲労が押し寄せた。

The D
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.5

昨晩仕事を早上がりしてthe batmanを観る予定だったのに、会議が長引き断念。
代わりに観たのがRob Pattinson繋がりのGood Time.

少し前に観て強く印象に残ったUncut
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

個人的ベストのPixer映画。ワースト邦題ランキングも一位。適当に言葉足すのやめませんか。

年に一度は観ている気がするけど、何度見ても結局泣いてしまう。
生き方のバリエーションが爆発的に増える現代で
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

終始どピーカンの明るい集落と、そこで起こる不気味な祭事を描いたホラームービー。
主人公御一行を暖かく迎えるコミューンの人々は、一見幸福そうに暮らしているが同時にどこか感情が欠けた様子もあり、小さな違和
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家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

2.0

不気味な家を舞台とした、オムニバスストーリー。「家」に対する執着が人々あるいは動物たちを狂わせていく。そしてそれぞれ異なる終着。
ストップモーションもダークファンタジーも大好物ですが、本作は私にとって
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空白(2021年製作の映画)

4.0

家族、加害者と被害者、男女、師弟、メディア、等
言葉に頼りすぎる人々が、言葉を上手に使えずに、他人との間に横たわる空白を埋められない。そんな様を延々と見せつけられる。

あまりにも悲惨な物語だけど、小
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

主要人物ごとの視点で、それぞれの「さがす」工程とその収束を描くドラマです。
視点の移動と時間軸の往来を含みながら視聴者を置いてけぼりにしないのは、脚本の完成度の高さによるものだと感じます。
近年、過剰
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

3時間の長尺なのに中弛みを全く感じない映画でした。
主題の車を中心として、舞台装置や構図などにメタファーが詰め込まれていて、一つ一つの小さなアハ体験の連続でした。モチーフの一つであるチェーホフは未読で
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