org25さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.1

映画館で鑑賞。5時間近くあるので途中休憩あり。中盤からしばらく眠くなったけど頑張って観た。

音楽が凄く良い。
今まで観たヴェンダース作品の中ではエンタメ色が強いと感じた。
しかし見やすくはなく、良い
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マチェーテ(2010年製作の映画)

3.6

U-NEXT配信が今月で終わるみたいなので久々に鑑賞。
ダニー・トレホの存在感は言うまでもないけどミシェル・ロドリゲスとジェシカ・アルバが綺麗かつ可愛いしカッコイイ。
リンジー・ローハンの使い方はこれ
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ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冷たい質感は好きだし主演女優さんがめちゃ可愛い。
リベンジの力加減間違ってるので途中から何とも言えない気分になる。カタルシスははありそうでないけど、ある人をスケートで追い詰める完全犯罪的シーンは印象に
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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ゲット・アウトを観た時に観ようと思ってて、ようやく鑑賞。
予備知識なしだったので、サスペンスかミステリー要素があるかと思ってたらそういう話ではなかった。
彼氏の方はリアルに結婚迷ってたんじゃないかな〜
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

2.8

3パートに分かれてるけど、最初のはよくわからず、2つ目はけっこう好き。ただ座って食事してるだけのシーンとか良い時間だった。男の独白みたいなのは時間としては良いけど、内容的には何得意になってんの?って感>>続きを読む

ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

2.9

音(ノイズ)は良かったし、リフトやBARの店構え、雨の中に佇む人々など印象的なカットは多い。冒頭の右側にバケツが転がってて犬が横切る所も良かった。横移動のカメラワークは言うまでもなく。
ファミリーネス
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ファミリー・ネスト(1977年製作の映画)

3.2

面白がるような話ではないけど思ったより面白かった。
閉塞感強くて息が詰まりそうな上にモラハラパワハラ、暴力もあって気分の良くなる話ではない。でも緊張感あるしメッセージ性も分かりやすいし各登場人物の気持
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

3.7

シンメトリーな構図が美しい。色合いも凄く好き。
銀河鉄道の夜みたいな青みがかった駅のホームや、タクシーの中から見る街の風景が特に良かった。
個人的に旅先で知らない街の観光地でもなく珍しくもない風景を見
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囚われの女(2000年製作の映画)

3.5

オルメイヤーの阿房宮と二本立てで鑑賞。
こちらはプルースト原作とのこと。
オルメイヤーが割と忍耐を伴う体験だったのに対してこの作品は娯楽性が高く感じた。比較すると話もわかりやすいし長回しも少ない。色合
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オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

3.0

眠くなったけど頑張って鑑賞。
とにかく長回し、ロングカットが多い。
淡々としているけどつまらないかと問われればそういう訳でもない。
殆どBGMもなし。でも映画的な時間はプリントされている上に質感は凄く
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.4

ベティ・デイビスの怪演に尽きる。
サイコサスペンス/ホラー要素もあって面白いけど、長いしもったり感も強いので見やすくはない。
後半の海辺のシーンが良かった。

狼の血族(1984年製作の映画)

3.2

観ている間、時々ピンクレディーのSOSが頭に浮かんだ。
暗喩が散りばめられてる感じで、そんなに真剣に考察しなくても良いだろうけど印象に残る映画。
特に卵が割れるくだりはゾクっとした。
グレムリンとかも
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

3.5

コメディの雰囲気がかなりコント的。
前半は特に好きです。
中盤からあまり集中できなくなってきたけど、面白いしカルト的な人気があるというのも納得の一本。

ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

3.4

友人の勧めで鑑賞。
普通に面白いしカーチェイスも凄く良いんだけどどこか印象が薄い。
キャラも立ってるけど、主人公にヒロイックさがもう少しあると良かったかも。

(1990年製作の映画)

3.6

昔よくテレビで放映されてた気がする。久々に鑑賞。
最初の2本と最後の1本が特に好きです。
間は暗いし似たテイストのものが続くので割と疲れます。
色彩も鮮やかで美しいですが、ダイナミックな構図でワンカッ
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.5

何か見覚えあるなと思ったら、かなり前に観たことあると途中で気づいた。殆ど忘れていたので新鮮な気持ちで鑑賞。
韓国映画はあまり得意ではないけど、今まで観た中では一番良かったかも。
特に前半40分までは抜
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.0

スコシージの自己引用(投影)作品かな。まさに逆ロッキー!(町山智浩の解説より)
デ・ニーロの役者魂は凄いけど、主人公がとにかく非道いので全く共感できない。
ある程度歳を重ねた男性なら感想は変わってくる
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ノベンバー(2017年製作の映画)

3.9

マルケータ・ラザロヴァーと雰囲気や要素は似ているけど、娯楽性は圧倒的にノベンバーに軍配が上がります。
言い方は悪いかもしれないけど、芸術的作品にありがちなダルさが解消されている感じ。普通に見やすいし退
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

原作は未読。タナダユキ監督作品なので鑑賞。
仕様だから仕方ないと思うけど叫ぶシーンが多いのは苦手。強い感情表現の種類がちょっと少ないかな〜と思う。
大好きな青森の風景も観れたし、マキオもいい感じだった
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ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2(2003年製作の映画)

3.0

レイ・ワイズ出てるので鑑賞。
農場のオヤジの気迫を感じる一本。
とりあえず穿孔機+αが最強だということはよくわかった。
高校生にはイライラ感があり全く同情しないまま終わったけど、最初の男の子が気がかり
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ジーパーズ・クリーパーズ(2001年製作の映画)

2.5

ヒューマン・キャッチャーが2作目だということを知らず、急遽鑑賞。
主演の2人にイライラした。怖いっちゃ怖いけどハラハラ感が少ないし全体的に纏まってるような纏まってないような変な感じ。

花の詩女 ゴティックメード(2012年製作の映画)

3.8

永野護の音へのこだわりで円盤化は絶対されないとか…上映がある度にできるだけ行くようにはしていて鑑賞は5回目くらいかも。
今回はDOLBY ATMOS上映だったので音響は凄く良かったです。カイゼリンの起
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.0

ポスターのようなイチャイチャシーンは少なめかも。途中まではケンカしてばっかりでしんどかった。頑張って最後まで観たら爽やかな余韻が残る良作でした。
基本的にウォン・カーウァイ合わないと思ってたけど、けっ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.7

『帰らない日曜日』と二本立てで鑑賞。
驚くほど似たところが多い作品だけど、こちらも自己実現がテーマかな。
現実的な話だけどファンタジックな演出もあり、コメディパートもあるのでそれなりに重さがありながら
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.6

お屋敷や周辺の景色も美しいし、映画的な時間もプリントされてて良い感じ。
馬が走るシーンも美しかった。
特に突出したものはなかったけど、好きな雰囲気でした。
戦争の爪痕やその悲しみを描きつつもエンタメに
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国道20号線 デジタルリマスター版(2007年製作の映画)

3.8

奇想天外映画祭に通って予告編を観るうちに無性に観たくなって鑑賞。
Vシネみたいな映画かなと思っていたけど意外とアートっぽいというか実は前衛的な映画だった。おそらく後者が監督の撮りたい方向性なのかな。か
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.3

高速道路を引きで撮った画とか景色は大体好き。水中のシーンも好きだったし、ジャズドラムが入るのも良い。
ドライなタッチで力加減も良い感じですが、その分世界に引き込む力も弱めかなという感じ。

8 1/2(1963年製作の映画)

3.9

2022.10.16
午前十時の映画祭で鑑賞。
映画館で観れて良かった。約一年前にDVDで観た時はよくわからず、途中で休憩入れてしまったけど続けて観るべきだった。夢想と現実の境界線が曖昧だったり入れ子
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

2.8

絶望的の一言。
当時の空気を知っているかどうかにも寄るかも。または、もっと若い時に観てたら違う感想があったかもしれないし、もしかしたら共感できたかも。
映画としては色々としんどく、早く終わらないかなと
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湖のランスロ(1974年製作の映画)

3.2

原作は未読。
仕様だろうけど画角が狭いし視点が低いので閉塞感を強く感じて息苦しかった。
カチャカチャ音とバグパイプ、ドラムの音が脳裏に焼き付く。あとゴア描写が独特。
ストーリーも説明なく淡々と進むし、
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ワンダーウォール(1968年製作の映画)

3.0

色使いが良い感じだし面白い画も色々ある。インテリアも個性的。サイケデリックなビジュアルも好きだし音楽も良い。何と言ってもジェーン・バーキンが可愛い。
でもそれ以上も以下もなく、眠気を誘う映画でした。序
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サイド・ストリート(1950年製作の映画)

3.1

空撮とカーチェイスが観たくて鑑賞。
空撮は想像と違って高さがある感じで見応えがあった。ストーリーもそれなりに面白かったけどカーチェイスが思ったよりスケール感ないというか短いというか…「あ、これで終わり
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赤い夜(1974年製作の映画)

3.2

思ったよりゆるい感じでコメディ色が強く、映画館でも笑いが起きていた。ビジュアルも強いし、普通に面白かったけど、どこで終わるのかが想像しづらくて1時間半過ぎたくらいからまだ続くのか…という気分に。フラン>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.6

面白くはないし正直ショボかった。もったり感も強いしB級ビデオスルー作品みたい。
思い出補正もあるかもですが1作目は凄く楽しめたんだけど…
猫は可愛い。

リキッド・スカイ(1983年製作の映画)

3.9

一昔前、GOATBEDの曲の歌詞に『リキッドスカイ』という言葉が出てきて、友達が「それは映画のタイトルだ」と教えてくれた。当時はまだ新宿の駅前にTSUTAYAがありVHSレンタルして観て、ビジュアルと>>続きを読む

赤い唇/闇の乙女(1971年製作の映画)

3.1

何だかよくわからない映画だった。
前半の雰囲気は凄く好きで、ホテルの荘厳な佇まいや冬の海などいつまでも観ていられる感じだったけど、ロビーで3人で話し出したあたりで少しウトウトしてしまった。確かに舞台装
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