nurukoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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いつくしみふかき(2019年製作の映画)

3.4

父と息子の物語。なんだこのオヤジ…と思いながら見ていたけど、「生きたい!」て言ったあの瞬間に許せちゃった気がする。そしてああいう終わり方で観ている私も救われたような気持ちにさせられた。聞けば監督の父親>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

ほんと「その必要ないだろ?」に尽きるんだけど、そうせずにはいられないお年頃なんだねえ〜(ウンウン)

グーニーズしかりスタンドバイミーしかり、少年達のホモソな話にそんなに興味がないし、路上のスケボーキ
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.0

まるでセラピーを受けているような映画。ミニチュアの街並みは箱庭療法のよう。

"1分間"だけでなく、全ての言葉が示唆に富んでいて宝物のように大切にしたい気持ちになるし、勇気づけられる。死について語られ
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はりぼて(2020年製作の映画)

3.9

いやー酷い。酷いという言葉しか出てこない。(映画の出来が酷いわけではありません)「やってません!」からの「すいませんでした」の連続。居直って辞めない奴もいるし、市長の悪い顔…!終わり方もめちゃくちゃ苦>>続きを読む

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

3.8

途切れぬ緊張感から意外な幕切れに呆気にとられたけど、そこに至ったのはキャサリンの勇気と信念と頼もしい弁護士のお陰で、本当に頭が下がる。キャサリンの「私は政府ではなく国民に仕えている」と同僚の「でも正し>>続きを読む

ソワレ(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とても練られた意欲的な作品だなと思いました。演出も凝っていて撮影も良くて。

ストーリーについては気になる点もある。翔太が一緒に逃げようと言うときの台詞がいまいち説得力がない点。日常の閉塞感から逃げた
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

これから死ぬ人の話なのに、生きる力が湧いてくるような映画だった。リチャードの残した言葉全てが生きることを肯定してくれているようで、これから先もみんな死ぬまで生きような!という気持ちにさせてもらった。な>>続きを読む

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.0

前半めちゃくちゃ眠くてウトウトしてしまったな…と思ってレビュー見たらわりとみんなも同じで笑った。展開がだるくて眠いよね?
ウクライナに乗り込む前くらいからようやく目が覚めたが、もう少し主人公に共感でき
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

面白い映画という前評判を見たけど、私はそれだけでなく観ていてとても嬉しくなる映画だと思った。フェアでクレバーで愛しくてたまらない映画だと思った。 ずっとニコニコしちゃう。大好き。You Oughta >>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.3

歯がゆい…っ!(by 川平慈英の真似をする華丸さん)

小川議員の誠実さと実直さと信念に感銘を受ければ受けるほど、どうにもならなさが歯がゆくて、政治の世界は魔窟や…恐ろしや…となるドキュメンタリーでし
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.5

最終日に駆け込んで観てきました。めちゃめちゃよかった、よかったよーー(号泣)。限られた登場人物とセリフだけでこんなにも世界が色づいて広がって見えるなんて素晴らしいね。タイミングよく登場する矢野!!!後>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

4.3

中2なんてもう遠い昔で忘れちゃったなーなんて思っていたけど、ウニを取り巻く人々それぞれの人生やあの時代の空気感にも想いを馳せてしまうような描き方をするから、はーすごいって思っちゃった。あんなお父さんに>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.7

サメよ!!!のネタ画像しか知らなかったので、午後ローの録画で鑑賞。あの…サメってこんなに執念深いんですか…(現実とお話を混同しがち)。痛そうな描写も多くサメはしつこく助けもこない、これどうやって助かる>>続きを読む

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.8

怖いサメはめちゃくちゃ出てくるし酸素は足りるのか?真っ暗な迷宮から脱出できるのか?などずっとハラハラさせられるし、最後の畳み掛けは大興奮だし、伏線はきっちり回収、ヒロインは大成長。めっちゃちゃんとして>>続きを読む

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.0

最後ということで期待してしまう気持ちをなんとか抑えて鑑賞。結果、まんまと落涙、帰り道には語りながら思い出し泣きをしてしまうほどでした。

今回は、当時の露骨なアジア人蔑視というわかりやすい悪との対決で
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

音楽がズンドコ鳴り続けて呼吸が浅くなってくるし、車は前見て運転してくれないとめちゃくちゃ不安になるし、車の窓から顔出してたらヘレディタリーになるんじゃないかと思うし、アメリカの高校生にだけはなりたくな>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

今更透明人間か…と舐めてかかっていましたが面白かった。周りの人からしたら異常者に見えてしまうのがとてもホラー。徐々に精神的に追い詰められやつれていくエリザベスモスのメイクと演技も良い。所々、おや?と思>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

子供のころ初めて劇場で観た映画がナウシカで、その時ナウシカに心酔してしまってからもう何度観たことかわからないほど観ているし原作も何度も読んでいるけど、スクリーンで改めて観るナウシカは本当に素晴らしかっ>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

公開当時以来のスクリーン鑑賞。公開当時は、ナウシカ至上主義すぎて、ナウシカの焼き直しでしょ?なんて斜に構えていましたが、いやー、めちゃくちゃ良かった。話の面白さと無駄のなさ、世界観、キャラ立ち、劇伴の>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.0

酷評されてるようですが、良かったです。前半と後半でメリハリもあり、最後まで哀しい男の物語でした。ランボーはただの筋肉ダルマが暴れてるだけの映画ではないところが良いですよね(暴れてるだけの映画も大好きで>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

2.8

オープンしたばかりのTジョイ横浜のドルビーシネマで映画が観たかったのとRDJならなんとかしてくれるのではという淡い期待とで、動物に全く興味がないのに本作を観てしまいました。しかしながら、RDJの力及ば>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

心待ちにしていた作品の上映が嬉しくて嬉しくて初日鑑賞してきました。とても良かった…とても幸せな時間でした。

限られた時間内に個性豊かな4姉妹がジョーを中心にそれぞれちゃんと描かれていたのが嬉しい。そ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

2ヶ月ぶりの劇場映画鑑賞で喜びと不安とがない混ぜになって変なテンションで挑みましたが、あまりのゆるさにすっかり心はリラックス。自宅の居間でのんびり観ているような気分に…。今までのゾンビ映画のエッセンス>>続きを読む

ロボコップ(1987年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃テレビで放送するたびに楽しく観ていたけど、今観ると結構なゴア表現でよく放送してたな…と面白い。

話運びがとてもスムーズでわかりやすく、皮肉を交えながら話は展開していく。最初は自分の名前を尋ね
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.7

恋愛リア充映画か……と思って公開当時スルーしていたけどWOWOWでやってたのでなんとなく観たら普通に良い話だったし、これが本当のリア充だなという前向きな終わり方も良かった。どうでもいいけど、水文字で「>>続きを読む

大脱出(2013年製作の映画)

3.5

午後ローで鑑賞。2を劇場で観て笑っちゃうほどつまらなかったので期待しないで観たけど、結構面白かった。スタローンとシュワちゃんの二人が画面に映ってるだけで嬉しいし、お話も2や3よりちゃんとしてた!してた>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

マーゴットロビーのアメコミ顔がずーっとキープされてるのがすごくて最高〜!ファッションもめちゃカワで真似したい!となった。その上で、共闘する女たちの紹介もちゃんとされてそれぞれキャラが立ってるからハーレ>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.7

映画って監督が伝えたいことが詰まってるものなんだよな…っていう当たり前のことを再確認させてくれるような作品。マネージャーに言わせたセリフ、ジョンから届いた手紙の言葉、ルパートに引き継がれていく想いと希>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.6

前情報なしでなんか楽しい映画なのかな〜♪って気軽な気持ちで観たので、物語が進むにつれて、あれ?あれ?となり、終盤の容赦のない展開には、韓国映画〜!!!って、ボロッボロ泣いた。ただ「ダンスって素晴らしい>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.7

ジュディの人生をもっと掘り下げた話なのかと思って覚悟して観始めたので晩年のみをサラッと描いた今作には少し拍子抜けしたけど、ジュディがこの映画の中で幸せな瞬間を迎えられたことには救われる思いだったし号泣>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

3.8

なかなか面白かった。恐らく意識したであろうトゥルーロマンスが私は大好きなので比較しちゃうと…なのだけど、上手く纏まってるしキャラが立っているのが良かったね。みんなが言っているようにベッキーの吹っ切れた>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

5.0

頭をガツンと殴られたかのような衝撃。転がり落ちるように展開するラストまで息がつけなかったし、最後の言葉を見たら真理を突きつけられて涙がビョッて出た。ラストシーンの緊張感は今年一番だと思う。私的2020>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.5

一応スパイアクション映画なのにスリリングさ皆無だしアクションはモッサリ気味なんだけど、エンジェルたちの活躍が嬉しく楽しいし、とりあえずクリステン大好きなのでずっとクリステンばかり目で追ってしまって眼福>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

最初から最後までいやーな気持ちにさせ続けられてひどく疲れたけど(時々笑ってしまうのもアリアスター節)、最後のダニーの表情見たら人が救われる方法って色々あるんやな…としみじみし、かつ恐ろしかったです。と>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

5.0

今、映画にしてくれてありがとう案件でした。女性が女性自身を苦しめるよう仕向けられるのも自分で首を絞めてしまうのも本当にしんどい日常の風景だけど、グレッチェンの「誰かが怒らなきゃ」「私が全部引き受ける」>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

第一次大戦時に命をかけて伝令をした兵士がいました…とただそれだけなんだけど、撮影と編集がすごすぎてダレることなく最後まで観られたし、私も現場に居た。中盤はドイツ兵と遭遇するとメタルギアの「❗️」が浮か>>続きを読む