おてもとさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

おてもと

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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

思い出すと思わず「ふふふ」と笑いがこぼれるくらい面白かったです。

ストーリーはオーソドックスな構成ですが、舞台の大部分を電車車輌に限定したために
従来にはないゲーム的な面白さが生まれています。

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

13年の刑務を終えて出所し、社会復帰を目指す元ヤクザのお話。

幼少期から施設や少年院、刑務所で過ごして形成された性格故に、トラブルに直面すると恫喝と暴力で解決しようとしてしまう主人公が、それでも周囲
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.5

アカデミー賞ドキュメンタリー部門受賞作です。

冒頭から始まる監督の自分語りに嫌な予感がしたのですが、杞憂に終わりました。

知られざるタコの生体と何よりもその知性の高さには驚くしかありません。

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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.0

基本的に洋画は吹替版を観る派ですが、洋画のミュージカルは字幕版がいいかも。作品によるのかも知れませんが、この作品は曲数が凄く多いのでドラマシーンの違和感が際立ってしまっているように感じました。

運び屋(2018年製作の映画)

4.5

Amazon Prime videoで。まとまった時間がなく、3日に渡って鑑賞しました。ただ早送りして観なかったぶん、映画をしっかりと楽しむことができたので、この見方で正解でした。

肝心の感想を先に
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少林拳対五遁忍術(1982年製作の映画)

2.0

例によってショウブラザースのカンフー映画です。
ほぼ駄作と分かっていてもNetflixにラインナップされる度に手を出してしまうのは何故なのだろう。
まず驚かされるのは画質の良さ。カンフー映画といえばV
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空白(2021年製作の映画)

3.5

サイトの紹介文では、万引き犯と間違えられて追いかけられた挙げ句に交通事故に遭い命を落とした娘の父親が、暴走的に関係者を追い込んでいくサイコスリラーと思い込んでいたのですが、まったく違ってました。

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

ハウス世界名作劇場版を夢中で見ていた頃にタイムスリップしましたよ。最終回でエイミーが「この人は実は私と結婚するんですよ」言ってたまげた記憶が懐かしい。

知ってる話でもこんなに楽しめるなんて。アカデミ
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

2.0

限定ジャンケンと鉄骨渡り、そしてEカードのギャンブルを題材にしており、他にもハンチョウや沼編の一部エピソードも組み込んで構成されており原作のダイジェスト版といった内容。

しかしカイジの醍醐味であるギ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

朝9時の回で吹替版を鑑賞。吹替版は画面に集中できるので有り難いです。

事前情報では2.3は関係ないなんて書いてあったけど、ガセでした。過去作の名場面がもろに使われているし、ストーリーも3の流れを汲ん
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5


話題のNetflixオリジナル映画作品。

良いところからいうと、たけしを演じる柳楽優弥を筆頭に師匠の大泉洋、鈴木保奈美など、役者陣の演技が素晴らしかったです。
柳楽優弥はたけしの完コピではないけど
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

5.0

桁外れに面白かった。
アダムマッコイ関連作を含めてアメリカのコメディーには好きな作品が多いですが、ここまで無駄なく優れた要素が凝縮された作品は珍しく歴代のコメディーの中でも最高峰の出来ではないだろうか
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.0

 大好きな「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督作品なので期待して見たのですが、ディカプリオ演じるギャッツビーが成就させようとする恋愛に対して応援する気持を一切持つことができず、ただ退屈なだけでし>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホントに
悪趣味としかいいようがない。面白くて笑えるけど、とても人にはおすすめはできません。

この手のジャンル映画だと通常は主人公サイドの誰かが村から脱出して終わるのだけれども、この映画では主人公が
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.5

序盤の衝撃からラストまでまったく無駄のない構成が素晴らしい。これ程レベルの高い脚本はそうはないだろう。アイデア次第でこんなに面白い映画が作れるのだから、邦画もまだまだ頑張れるはず。