おてもとさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

おてもと

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

MCUの中ではかなり異質な作品でした。キャラ造形が秀逸でみんなどこか足りないけど魅力的で愛おしい。ほかの作品より感情移入の度合いが全然違う。

ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.5

「ダイハード」に感激した息子がここ数日立て続けにダイハードシリーズを観ており、ちょうど自分の手が空いた時にリビングで4を観ていたので途中から参加しました。

息子は最初はなかなかアクションが始まらずダ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

各映画賞を総ナメにした本作。

半魚人の造形を実現した特殊効果は見事であるももの、それ以外はピンときませんでした。

デルトモらしいドギツいシーンが散りばめられており、それはそれで楽しいし主人公を含め
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

イギリスの格差社会と福祉制度の現状を背景に、人間の尊厳について真正面から提示した傑作でした!

現実の問題を積極的に題材に扱い、なおかつ誰が見ても分かりやすいストーリーによって伝えようとする意識の高さ
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

4.0

30年前に作られた前作は未見ですが、シリーズ初見でも十分楽しめました。

「77分後までに世界を救う曲を書け」いう任を受けて、少し未来の自分たちから曲をパクリにいくところから始まるタイムトラベル物のコ
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GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

1.0

ちいてんをはぢめる

1点/5点満点

1点は吉高。確かに可愛いですね。

GANTZ(2010年製作の映画)

3.5

ちいてんをはぢめる

3.5点/5点満点

怖いもの見たさで鑑賞しましたが、意外に頑張ってる。
通行手形としては及第点以上ではないでしょうか。

本作までは・・・。

次がなあ・・・。

ジェイク・ザ・スネークの復活(2015年製作の映画)

4.0

ビヨンドザマットでヤク中ある中の惨めな姿を晒して、レスラーのモデルにもなったジェイクロバーツのその後を描いた作品。

自暴自棄な生活を送るジェイク日常から始まるこの作品に、要所要所で涙が溢れました。
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.5

接見禁止を言い渡されている嫁との復縁を夢見ながら奮闘する双極性障害の男性が主人公のコメディ。

主人公とのベアでダンス大会に挑戦する未亡人をはじめ、どの登場人物も少しだけ精神的な問題を抱えており、物語
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ロッキー(1976年製作の映画)

5.0

今回は字幕付音声OFFにして、DOMMUNEのウォッチパーティーの音声を聞きながらの鑑賞でした。

10何年ぶりかの鑑賞ですが、記憶に残っている印象よりも遥かに内容の濃く、人物描写に優れた作品でした。
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

Netfrixで鑑賞。

何故か視聴予定リストに入っており、いまいち冴えないパッケージでしたが物は試しで観ることに。
内容は韓国の刑事モノのコメディでした。

うだつの上がらない麻薬捜査チームが同期の
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.5

Netflixで鑑賞。

主人公が隣人との間で起こった事件は現実社会でも本質的に似たようなことはあるはずで、映画とは違って自分の視点での情報しか得られないことから、不幸な結末になっている事がほとんどで
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

凄まじいの一言に尽きる。

高度な疑似体験が可能なところが映画の特性のひとつだが、それは戦争をテーマにした作品にこそ効果が現れると思う。此の作品を観ると、今享受している平和な状況がいかに尊いことか疑似
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忍びの国(2017年製作の映画)

1.0

ここまで退屈な映画は久々だった。このつまらなさを言語化できず、演出のセンスがないとしか表現できない自分が腹立たしい。

少なくともアクションシーンはカス過ぎて日本映画は終わってるんじゃないかと言うレベ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

パペットアニメの劇場作品を観るのは初めてかも。まあ、よくもこれだけ膨大なパターンの動きを撮ったなあと感心しました。

しかもこの監督の作風なのか、人間の動きは簡素なのに妙なところにこだわっていて、ちょ
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.0

鉄道撮影の帰りに、せっかく新宿まで来たという事で思い付きで息子と観賞。

期待値0で観たこともあるかも知れませんが、ほんとに良かった。

特に主演の熱演に感激しました。あれだけリアルに鼻水垂らしながら
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

これは面白かった。主人公が捕らえられるまでの中盤60分位までが特に良かったです。

この不穏な雰囲気を作り出した監督の手腕は大したものです。

ただ後半の、脳を移植して体を乗っ取るシーンが現実離れし過
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライムで。原作を所有しているので、完結編から見れば十分だと思って序章?は省きました。

まず肝のCGは光源処理が上手にできててなかなかの完成度でした。ちゃんとバトルを動きを伴って表現して
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

ゲップが出るくらいアクションシーンがてんこ盛りでしたが、スタントなしで挑むトムを悪くは言えない。

この作品が秀逸なのは、敵を単に懲らしめるだけでなく、もっとも屈辱的な方法で罠にはめるところ。頭がいい
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

2.5

ネットでの評価は、大多数がラストのライヴシーンの感動をもって絶賛し、一部が「史実とは違うから0点」と酷評している状況ですね。

自分の感想はそのどちらでもなく、凄く良かったけどそれは曲の素晴らしさによ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

2.5

金曜ロードショーで放映されてたので、また息子と見ました。
改めて見ると、意味合いの薄い見せ場のための見せ場が多すぎて辟易しました。よくありがちな落ちそうで落ちないシーンとか。ここをカットして90分位に
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

年末に録りためてあった中のひとつ。
今さらだけど映画特有の表現の幅広さを実感した。
極端に映像寄りに振れている作品で、これだけ絵的に印象に残るシーンの多い映画も珍しい。
テレビでも素晴らしさは十分伝わ
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.0

これを観てスカッとするほど現実の生活で鬱屈としてはいない

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

何だかんだ言ってスパイダーマンの映画はほとんど見ているような気がする。そんなに好きなわけではないのだが、外れがないという信頼感はある。

期末試験が終わって完全に休息モードの息子のリクエストは「翔んで
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.0

やはり先に各キャラクターの主演作を見るべきだったか。何の感動もなくボケーとヒーロー達のバトルを眺めていました。一言いうとキャラのパワーバランスがとれてなくて、自分が想像するアベンジャーズ感が足りなかっ>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.0

1にしてもそうだが敵役に「お前の言うことも一理ある」と感じてしまうので気持ちが高ぶらない。
あとウルトロンがギレンと同じことを考えていたのは笑ってしまった。

あんな大げさな仕掛けではなく、もっとひっ
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.5

スーパーヒーローは人間社会の管理下に置かれるべきかというテーマは興味深かったのですが、物語が進むにつれてウィンターソルジャーの濡れぎぬ問題がメインになっていったは残念でした。

首謀者はアベンジャーズ
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.0

7~8分遅れで劇場に到着したので若干の見逃しは覚悟していたのですが、ドアを開けるとお馴染みのワーナーのロゴが。どんだけCMと予告が多かったのだろうか。

今回何種類も登場した怪獣のフォルムは歴代最高の
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

漫画を含めてグルメ系の作品は好きなので地上波放映の際に観ました。期待値が低かったせいかも知れませんが、単にグルメ系の枠に収まらない優れた傑作でした。

まず料理に対して実に真摯な姿勢で描かれているのが
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.0

Amazonプライムで観賞。アサド政権を打倒した後にシリアに雪崩れ込んできたISに対し、ISの残酷非道ぶりを命をかけて世界に発信する市民ジャーナリスト集団のRBSS取り扱ったドキュメンタリー。
ISに
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.0

登場人物の大半がどこかイカれてるか、バカのどちらかで、皆好き勝手に生きている様が何とも言えないブラックユーモア感溢れるサスペンスでした。

いちおう物語の軸は自宅に押し入っていきたレイプ犯の正体暴きな
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

1.5

予備知識ゼロで見たら、あの「君の名は」の監督の過去作でした。

光源処理の技法が凄くて雨のシーンや水溜まりの表現は実写と見謝るほど。電車が行き交う新宿駅の描写も凄かった。

ただ、ストーリーは中高生男
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主人公は僕だった(2006年製作の映画)

4.0

極力出演作品を追っているウィル・フェレル主演作。

ストーリーを説明するのが非常に難しいのですが、ざっくり言うと、とある理由で自分の死を悟った主人公がそれまでの几帳面さが取り柄だけ生き方を改め心の赴く
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.5

黒人差別問題を考える上で教科書に相応しい傑作。
マルコムXとキング牧師の運動を主軸に、差別の真理を完璧に描いていました。

でも私が最も心を揺さぶられたのは、エンドロールで流れるケンドリック・ラマーの
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

外国映画でありながら、特に曲解することなく、極めて合理的に戦う日本軍人描いた作品は唯一無二ではないだろか。やっぱりイーストウッドは凄いなあ。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.5

シックスセンスの次に公開されたために期待値が大きすぎて、当時の評判はそれほど良くなかったようです。でも俺的にはシックスセンスとは違った質の面白さがあってむしろこちらの方が好きですね。シャマランにその気>>続きを読む