おてもとさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

おてもと

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転校生(1982年製作の映画)

4.0

【今日観た映画「転校生」】

WOWOWで放送されていたのを録画していました。
まずは主演二人の演技が素晴らしい。
当時高校生の小林聡美の脱ぎっぷりが凄くて驚きました。
また大林監督独特の演出は今作で
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ベガスの恋に勝つルール(2008年製作の映画)

3.0

【昨日観た映画「ベガスの恋に勝つゲーム」】

WOWOWで放送されていたのを録画していました。
現代は「What Happens in Vegas」イマイチな邦題だなあ。

好きなキャメロン・ディアス
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.5


タイトルは「コスパボール」の方が内容に則してると思えます。正しい英語表現ではなさそうですが。

「ヤバい経済学」でも触れられているような統計学に基づいた戦力評価と戦術が扱われており、興味深く鑑賞しま
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

【この間観た映画「SPRIT」】

またまたシャマラン作品です。
女子3人が解離性同一性障害の敵役に監禁され、そこから脱出を図るお話。

序盤から敵役の症状が明らかにされているので、作品の見所としては
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激怒(2022年製作の映画)

3.5

【今日観た映画「激怒」】

ラジオの映画評を聞いて観たくなり、わざわざ新宿武蔵野館まで足を運んで観てきました。

久しぶりに訪れた武蔵野館は落ち着いた雰囲気、清潔感ともに健在でした。上映作品に関連した
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

【今日観た映画「竜とそばかすの姫】

先日地上波で放送が予定されており観る気満々で予約録画までしていたのに、何か事件の煽りを受けて延期されてしまい、その後すっかり存在を忘れてしまっていたのですが、偶然
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.5

【昨日観た映画「The Holiday」】

ケイトウインスレットとキャメロンディアス主演の純度100%の恋愛映画です。
何故か視聴リストに登録していたのでAmazon primeで鑑賞。

たまには
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オールド(2021年製作の映画)

2.5

【さっき観た映画「OLD」】

くっだらねー。
シャマラン作品の中でも与太話度はかなり高い方じゃないだろうか。

ネタ一発で何の深みも無いストーリー。

インタビューでは「時間の大切さ」云々と語ってい
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

とんでもない作品でした。

近年稀に見るというかここまであらゆる点に優れた映画はちょっと思い浮かばない。

もちろんテーマやストーリー、演出、俳優の演技などに秀でた作品は多く、そういった作品には5点満
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星の子(2020年製作の映画)

3.5

【芦田愛菜先生】

明確に宗教に否定的なスタンスでありながら、作品のトーンは宗教二世の立場から見た景色を描いており、ドキュメンタリーとは異なるアプローチで描かれた良作。

宗教の非合理性が明らかでも両
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

2.5

高揚感を持って高評価をされてる方が多いけど、自分は明確に否定しておきたいですね。

作中で体制批判を暗喩したかのような真相が明かされるもののそれは方便であって、本質は残酷なシーンの展覧会つまりポルノな
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

【今日見た映画「コーダ愛の歌」】

家族4人中3人がろう者で、唯一健常者である娘が主人公の一家の物語です。

ハンディキャップを背負っているので当然経済的に恵まれた家庭ではありませんが、その分家族の結
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

シャマラン作品の中ではテンポが良く上手くまとまっており、エンターテイメントとして成功しているのではないでしょうか。

他の方のレビューをみても酷評はほとんどなく楽しんで見られているようです。

私も1
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

5.0

タローンの脚本家としての才能が最大限に発揮された作品だと思う。

主人公サイドのみならず、ドラゴ親子を救済する展開は見事という他はない。

復讐に燃えるドラゴが、最後は勝利を捨てて息子の為にタオルを投
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呪怨(1999年製作の映画)

3.0

映画といっても、今回見たのはVシネマのほう。最近(?)流行りの心霊ホラーのお手本と言われるのも納得の見事な演出。でも虐待を受けている子供や女性を霊にしているのは酷いと思った。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

世間で評価されているほど傑作とは思えない。上映時間が長いわりに、肝心なところが描写されておらず、物語の展開についていけず置いてけぼり感を抱いてしまった(俺の頭が悪いだけ?)

戦場でワルツを(2008年製作の映画)

4.0

先ほど見てきました。「おくりびと」とアカデミー外国映画賞を争ったイスラエルのアニメ作品。レバノン内戦のなか起こった「サブラ・シャティーラの虐殺」について語られています。

ある事実を、観客にいかに衝撃
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.5

時間超にも及ぶ大作。長けりゃいいってもんじゃありませんが、この上映時間も納得のエンターテイメント性の高い傑作です。インチキ宗教団体を舞台にしているところも個人的にはそそられました。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー(2011年製作の映画)

3.0

人生で初めて我が子を連れて映画を観にいってきました。

トイザラスで親子ペア券を購入。高いんだか安いんだかよく分からない価格設定ですが、まあ観てよかったですよ。

物語自体は出来損ないのタイムトラベル
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モテキ(2011年製作の映画)

1.5

薬にも毒にもならん映画だったな。長澤まさみが魅力的だったのと、エンドロールのセンスの良さには見るべきところがあったけど。何だか薄っぺらさだけが強く印象に残りました。

全男子必見の名作『500日のサマ
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映画ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜(2012年製作の映画)

2.5

結論から言えば面白みの少ないどうでもいい映画だった。せっかく絶滅種が生息する島を舞台にしているのに、それらの動物が活躍する場面が少なかったのが残念。

でも一番悪だと思うのは親受けを気にしすぎていると
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映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!(2014年製作の映画)

2.5

久々た見た劇場映画がこれだとは(苦笑)

感想?子供が喜んでいたのでいいのでは。今年のクレヨンしんちゃんの映画には遠く及ばないが。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.5

面白さの質にもいろいろあるだろが、ジブリ作品の中でも際立って面白かった。

生の充足感について描かれた普遍的な内容なので、特に抑圧された経験のある人には感情移入できるのではないだろうか。

おそらくキ
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カルト(2012年製作の映画)

5.0

これは本当に素晴らしい。

俺が考える映画の理想形のひとつ。心霊現象を追跡する安っぽいドキュメンタリー風から始まって、後半のカルト教壇との超能力バトルまで至る過程が楽し過ぎます

こんなことが起こった
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

5.0

評価 5億点

頭脳明晰なスタッフが、十分な資金と制作期間をもって、何度も推敲を繰り返し、妥協なき完成度を追求すると、これだけの物が生まれるんだなあ。

人生における体験と記憶、それに伴う人格形成と感
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

1.0

物語の中心である、のび太の成長を無にするラストのどんでん返しが凄い。

連載漫画とは違うと思うんだけど?

あと何であんな変なCGアニメにしたのだろうか。

劇場版 弱虫ペダル(2015年製作の映画)

4.0

ほぼ空席のない劇場で見たのは久しぶり。というか、記憶にない。前から2列目と良くない席だったが、公開されて二週目なのにこの盛況はファンとしては嬉しいなー。可愛い女の子が多かったのも印象的。

「おてもと
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.0

たいした話じゃないけど、エンドロールを含めて丁寧に作られてるなぁと思いました。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.5

007をきちんと見るのは初めてかも。レビューを読むとシリーズの中では異色作で、シリーズ継続のために仕切り直しの意味も込めて作られたのだそうだ。それだけにボンドの苦悩が描かれ、シリーズに対してぼんやりと>>続きを読む

俺たちニュースキャスター(2004年製作の映画)

3.5

”俺たちの”ウィル・フェレル主演のコメディー映画。

出世作となった作品と聞いていたので楽しみにしていたのですが・・・。あまりにも低俗でドぎついアメリカンギャグのオンパレードに、コメディー映画好きの俺
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

5.0

今度はアポロの隠し子が主人公、と聞いた時は、「ロッキーザファイナル」で流した涙を返せ!と言いたくなった(笑)が、いやいや大傑作でしたね。

自分たちと同じくロッキーやアポロに憧れた主人公が、たった一度
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ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

5億点。

これを見ると他の映画を見るのに時間や金を費やす意味があるのか、そんなことを考えてしまうほど比類なき(同じディズニー作品を除く)完成度です。

アニメーションの完成度、バディムービーとしての
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

2.5

0.5刻みにそれほど意味はありませんが(笑)。

なんつーか、日本映画史における本作の位置付けは結構高い印象があります(キネマ旬報でも1位だし)が、それほどでもなかった。

ところどころでメタ的な演出
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FAKE(2016年製作の映画)

4.0

佐村河内を追ったドキュメンタリー。共感力が一切ない(個人的な印象)森達也監督らしく、ラストでは残酷なシーンを見ることになります。ペテン師はやはりペテン師だったか。