fujibackさんの映画レビュー・感想・評価

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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

原作大好きで中学生のころよく読んでました。原作のテイストをよく残して映像化出来ていて満足度の高い映画だった。

役作りに定評のある鈴木亮平の演技もとても良く、シリアスさと軟派さの切り替えは冴羽獠だった
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彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.9

アマプラで「ほしのこえ」の前半5分になぜかこの作品が入っていて、意図せず視聴したあと、合計3回視聴した。

モノクロであるので背景の美しさみたいな新海誠らしさはないものの、モノローグの良さとか、間の取
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天気の子(2019年製作の映画)

4.4

2024/04/09
金曜ロードショーですずめの戸締りを見た後、ほしのこえから新海誠作品を全部見ていて、これが最後の作品。

直訳になっていないWeathering with Youという英題が本当に
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

4.4

アンサンブルコンテスト自体は描かれないので、どちらかというとこれまでフォーカスが当たってなかったキャラクターや、キャラクター間の関係性を描いた補完的な作品だった。動いている久美子たちが見れるだけでもう>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.6

数年ぶりの視聴。朝から見てしまった。新海誠の良さにエンタメ色がいい具合に加わっていてとても良かった。

三葉の胸を触るシーンは個人的にはまぁ気にせず見れるけど、ヒットしたとは言えやっぱ人を選ぶとは思う
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.6

とても良かった。

連続で新海誠の作品を見てきたけど、言の葉の庭の前までは試行錯誤というか実験的な部分が感じられたけど、この作品は完成しているように思う。特に1作前の「星を追う子ども」は作風が違ったの
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

3.5

「秒速5センチメートル」でSF色を抑えて、今作ではさらに繊細な心理描写や、都内のリアルな描写など新海誠の強みを抑えて一般向けというか普通の冒険活劇に挑戦した作品という印象。

全体的なエモさみたいなの
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.7

1話の桜花抄は特に良かった。この作品はこれまでの作品と違ってSF色がなく、人間関係だけを描いているためか、見ている側とキャラクターの距離がぐっと近づいたように思い、これまでの作品よりも世界観の内側にい>>続きを読む

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.6

良かった。

2014年に一度GYAOで見ていたっぽいのだけど、完全に忘れいていたのでアマプラでもう一度見ました。2014年に見たこと自体完全に忘れていたんだけど、「この廃駅見たことある…」という印象
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.6

人物の作画はかなり力不足な一方で、それ以外の背景や心理描写やら演出が既に新海誠になっていて、そのアンバランスさも面白い。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.8

見たのは2024/4/5の金曜ロードショーで3回目。

冒頭のドアを見つけたときに靴を濡らしてでも進んだシーンとか、ツッコみを入れられる場所はあるのだけれど、そういうのはどうでもよいぐらいに良いと思う
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

アマプラで視聴。時間の逆行のために分かりづらさはありつつ、初見でもおよその流れは理解できる程度ではあったと思う。

多少のそういう複雑さはあったとして、そのうえで、この物語は面白いのかというと物足りな
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.2

惑星アラドナが最高だった。「彼、バイリンガルなの」もツボ。
字幕で見た後に奈々さんの歌唱を見るために吹き替えも見た。良き。

お話自体は興味深いけどちょっと粗は目立つな~という気はしつつ、それでもテン
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.9

王道なハイファンタジー。生贄としての洞窟1週目は悲劇に見舞われたヒロインだったけれど、2週目は急にリプリーやララ・クラフトのような力強い女性として描かれていて、さながら妹を助ける勇者という感じだった。>>続きを読む

陰陽師: とこしえの夢(2020年製作の映画)

3.8

2001年の野村萬斎主演の陰陽師が大好きで、ちょっと不安になりながら視聴してみたんだけど、粗があるなと感じつつもとても楽しめた。

陰陽師が元ネタでありつつも、中華なファンタジーに仕上がっていて、開始
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

部分部分好きなシーンはあるけど全体的にはうーん、という感じだった。
とはいえ、とりあえず続編が出たら見ようとは思う。

- 序盤でコラが村娘を救うために帝国兵を圧倒するシーンは良かった。こういう戦闘能
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

過去に多分2回くらいは見ていて、今日も何気なく金曜ロードショーで見たのだけど、自分が36歳にもなったからなのか、過去に見た時と違う印象を受けたのでfilmarksに感想を残しとく。

正直、過去に千と
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

ゼンクの「本心ではないかもしれないが、私は信じる」という言葉がとても刺さりました。

硬派なファンタジーを想像したけど実際にはコミカルな要素もあり、そういったところを知っていて見るかどうかでも印象が変
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

少し想像はしていたけどユーフォ本編とは異なって繊細な物語で、アニメーション映画って感じだった。

作風・雰囲気からしてもはや別作品で、レビューを見てみると本編との期待値とのギャップから低めの評価をして
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Little DJ 小さな恋の物語(2007年製作の映画)

3.6

神木隆之介若いなぁ。テレビ神奈川で放送していたので見ました。良い映画でした。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

ウルフとデイナが出会ったあたりの居心地の悪さや、その後の微妙な感情の表現が絶妙で良かった。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.5

風刺的な描写が多いなと思いつつ、前作はギリシャ神話に絡めた敵だったので、今作でもドリームストーンの神話的な由来をもう少し深堀りしてほしかったなぁ、と。

取ってつけた感じがあったけど飛行機での浪漫飛行
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.6

セミッシラ島のファンタジーっぽさや、ギリシャ神話と絡めた設定というのが個人的には興味を惹く内容だった。アマゾネスとアレスは敵対するんだっけとか、アマゾネスとゼウスの間に子供がいる話はあったっけとか、神>>続きを読む

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

巨人といつか戦う日が来ることに備えて日々鍛錬を積み重ねていた主人公のクラスに転校生がやってきた。実はその転校生が巨人が住む異世界の人で、巨人に苦しめられているから救ってほしいと主人公に助けを求めにやっ>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.0

SFがメインというよりは父と子の話を描く上でSF設定を入れたという感じ。面白い設定やシーンは多くあるけど、ちょっと設定や展開の合理性が足りないところが気になってしまう感じだったかも。

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.8

子供の頃にエジソンもテスラも伝記を読んだことがあって「そうそう〜」って思いながら見れて楽しめた。

個人的にはエジソンの天才性はベネディクト・カンバーバッチのイメージとはまた違くて、どっちかというとテ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

楽しめたけど、期待しすぎた。面白い作品なのは確か。

前半のパラサイトしていくところまではここからどういうオチに持っていくのかと期待が膨らんだ。が、突然地下の住民が出てきて計画が崩れていく展開は、それ
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.9

テンポよくて、面白いSFだった。マトリックス好きなら楽しめるかもしれない。

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