虫さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ガタカ(1997年製作の映画)

2.5

要所要所でまだ考える余地がありますが、「メッセージしかない作品」という評価はブレないと思います。また夢至上主義なところは、後世から見るとはっきりと「時代の刻印」として映るでしょう。そういう意味では、遺>>続きを読む

NTLive『フリーバッグ』(2019年製作の映画)

4.0

単なる観客断罪とかではないし、笑えるのに評するのが難しい作品だった。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.5

安易な理解を拒絶する作りなのに、容易に理解を示す観客に迎え入れられる映画。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

タイトルが「現場vs上層部」でない理由を考えると面白い。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

家族映画あふれる昨今の時代的文脈において考えるとなお良い。

天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

3.5

どれだけシニカルでも、天安門を扱うだけでアウトなんだって。

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

2.5

この発想の強さを上回る脚本のダメさ加減。発想だけでなく、ポールというキャラクターの存在自体、またそこから見えてくるメッセージ*も、共にかなり変化球になっていて、その点の面白さもあったはずだった。だが、>>続きを読む

王になろうとした男(1975年製作の映画)

3.0

 単なる山師以上ではなく、夢みる人たちといった要素が感じられない二人の男が、まるで知りもしない国の王になろうと言い出して契約書なんて持ち出してくるものだから、あらすじを知っていたにも関わらず、はじめは>>続きを読む

危険な情事(1987年製作の映画)

3.5

1回目:2019/10/13(Tsutaya TV)
2回目:2020/10/02(U-NEXT)

「二度目の夫婦共同作業でございます」で終わるの、すごいな。

エイリアン(1979年製作の映画)

3.5

一度目:2019/10/12
二度目:2020/09/04
クリーチャーデザインの大勝利。ラスト追い込みのメタモルフォーゼは完璧。やや間延び気味に思えるシーンも、劇場で見たら美術をじっくり見ることにな
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

我らがジョーカー〜超過激なる炎上芸人の誕生〜

ザ・クラフト(1996年製作の映画)

3.0

ラストが謎脚本ながらも、この雰囲気はたまらない。

犬神の悪霊(たたり)(1977年製作の映画)

3.5

たたり(遍照金剛悪霊退散)+村八分+公害+マッドマックス2(+大和田伸也の顔芸)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

IMAX。ラストの改変はタランティーノによるひとつの潔い宣言と取りました。