おざわさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

2036:ネクサス・ドーン(2017年製作の映画)

3.8

「ブレードランナー2049」でウォレス社が製造を禁止されていたレプリカントを作るようになる流れを描いたショートトーリー。
監督はリドリースコットの息子さんだとか。

観なくても問題はなかったけど、観て
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ブレードランナー ブラックアウト 2022(2017年製作の映画)

3.8

今更ながらこんな短編があったことを知りました。
すでに「ブレードランナー2049」何回も観てるけど、また観直したくなりましたよ。

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

4.0

虹彩が個人を特定するだけじゃなく、個性をも特定できるとしたら?大学で分子生物学を研究するイアンが出会い、その後不慮の事故により別れることになったソフィ。
そんな2人とイアンとの共同研究から人生を共にし
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.4

久し振りに映画館での鑑賞はFilmarksさんの上映会で、満席の映画館なんて何年ぶりだろう?笑

ミッドサマーの元ネタという触れ込みながら、そもそもミッドサマーを観ていないってどうなんだろう?と思いな
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8

タイムトラベルを使って人類を救え!って「ターミネーター」か、「テネット」っぽい設定からの「スターシップトルーパー」っぽいバグズが襲ってきて、「エイリアン」のような女王蟻?と戦うクリス・プラット親子の物>>続きを読む

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.1

これまで観たいなとは思いながら、何故だか観なかった当作。
それは性善説としての施しが世界を回るというとても仏教的な考えなのに、映像にしてしまうと偽善的になってしまいそうだったから。

でも実際に観て感
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.9

普段ほとんど邦画は観ないけど、『男はつらいよ』シリーズは子供の頃から何度となく観ていました。
でも子供の頃は良い加減で滑稽なオトナとしての寅さんを笑っていただけで、今回観た50周年記念の今作ほど心から
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人生のコンマ(2016年製作の映画)

3.6

まだ殆ど感想も評価もなくてビックリ!

『ジョアンジルベルトを捜して』以来のブラジル映画は、ある意味成功した父親2人の物語。
自分なりの成功を家族に強いてきた2人は、子供たちの心の痛みを知ることで自ら
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.8

ウィル・スミスにこの役やらせたらテッパンというストーリー。

愛する我が子を難病で亡くしたカリスマ経営者が潰してしまいそうな会社を救うため、一緒に切り盛りしてきた仲間が画策したのは彼を心身喪失状態と認
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アトラクション -制圧-(2017年製作の映画)

3.3

初めて見るロシア初のSF作品。
流石に出てくる飛行機も最新のミグだったりするけど、ヒロインのお父さんがロシア軍の将校だったりと設定はまあありきたり。
でも侵略されるストーリーかと思えば、基本的には同じ
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ダンシング・クイーンズ(2021年製作の映画)

4.0

あまり期待もなく何となく観たスウェーデン映画だったけど、サイコーじゃん!
よく知らなかったけど、「ドラァグクイーン」って、派手な女装姿でステージパフォーマンスする事を言うんですね。


作品名が「ダン
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.8

ドニー・イェン版イップマン完結編。
どこまでリアリティがあるのかは別として、ドラマ的にはかなり盛り上がりました。
ブルース・リーのドラゴンシリーズに匹敵するくらい、最後の闘いでは身体が動いてしまうー。

ファヒム パリが見た奇跡(2019年製作の映画)

3.8

チェスは天才的な子供の実話を元にした作品が多いですね!
どこでも必ず出てくるボビー・フィッシャーの伝記的映画を始め、ジョッシュ・ウェイツキン君の「INNOCENT MOVES」もそうだし、勝負ごとはや
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.7

生まれつきIQが高く18歳でハーバード大を卒業したキャリーが、NYで一人暮らししつつ父の友人のセラピストの助言通りに6つの課題をクリアしていく中で出会う人たち。
それまで自分を理解してくれる人は無く、
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セルジオ テロに死す -イラク復興を託された男-(2009年製作の映画)

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「セルジオ〜世界を救った男(2019年)」視聴後に、同じ監督が10年前に撮ったドキュメンタリーがあると知って鑑賞。

ほぼ内容や構成は同じながら、インドネシアで東ティモール独立に尽力した現場の様子と、
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セルジオ: 世界を救うために戦った男(2019年製作の映画)

3.8

バグダット国連事務所テロ事件のバックで、どんな人たちがどんな想いで働いていたのか?を描いた当作。
これ観ると平和貢献活動として出向いている筈の職員たちが必ずしも歓迎されず、治安活動している多国籍軍から
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奇跡が降る街(1991年製作の映画)

3.5


フランクが何気に買った宝くじで620万ドルを獲得するものの、何故かそれを恨めしく思って教会のガラスを割るシーンから始まる物語。
そこからフランク自身が生い立ちから振り返ってその理由を説明するんだけど
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.4

ハリウッド製作のGODZILLAは何作目なのか知りませんが、これまで観た中では最も旧作を踏襲していたのではないでしょうか?
モスラがキーとなっている事とテーマ曲まで使われているところには、旧作へのリス
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

【初めは通常の感想、途中からネタバレます】

物語冒頭でどこの夫婦にでもありそうな、車に乗りながらの軽い言い争いの途中に起こる事故から、いきなり妻を失ってしまうデイヴィス。
何故か皆が望むような「悲し
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とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.5

甘ずっぱあああああああああああ!笑

オトコのコはこうして大人の階段を登るのです。
きっと女の子にとっては最低限の及第点でしょうが。

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.8

年金受給前2週間のエロカッコ良いおっさんの物語。
暗殺者の派遣会社という設定にも笑うけど、さらに年金制度も充実してるって画期的笑。

でもどんな世界にもどうしようもない経営者はいて、普通なら組合巻き込
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.7

ゲシュタルト心理学の「ルビンの壺」の様に、どちらかが見えたり見えなかったりすることをブラインドスポッティング=盲点と名づけたコリン。
そんなコリンと幼馴染みのマイルズはいつも「ブラインドスポッティング
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

正直言ってネット配信されるまで観なくても良いかな?と思っていたんだけど、さすが今年のアカデミー三冠獲っただけの作品。
スクリーンで観て良かった!


何より目を惹くのはアメリカの厳しくも美しい大自然と
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.7

チャドウィック・ボーズマンを最後にスクリーンで観ておきたくて、最終上映に滑り込みました。

ニューヨークで起こった些細な強盗事件だった筈が、誰も想像していない形で警官8人が殺される殺人事件になり、チャ
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ベルリン・アレクサンダープラッツ(2020年製作の映画)

3.8

Filmarksさんのオンライン試写会にて視聴。
いつも貴重な機会をありがとうございます!


さて。
本作はドイツ国内でのテレビシリーズとして作られた「ベルリン アレクサンダー広場」という作品がリメ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

ボクらの時代で言うなら「アメリカングラフィティー」か「アウトサイダー」な感じ(笑)なんだけど、話題のA 24が描くとこうなるのかなあって。
そしてこれまで俳優として幾つもの作品を経験しているジョナ・ヒ
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マイ・スパイ(2020年製作の映画)

3.9

スパイアクションかと思えば、ほぼほぼハートフルコメディーってー!

設定としてはまったくあり得ないけど、そんな事はほっといて楽しみたいストーリー。
こりゃ、続編もありそうだわ。

ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実(2018年製作の映画)

4.0

これは映画の枠で良いのか?って笑笑
まあドキュメンタリー作品ということにしときましょう。

それにしてもこの内容には驚いた。
動物性タンパク質から摂る栄養はそもそも植物からのものだとか、炭水化物から摂
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.3

何にも考えずに流して観られるコメディ。
なんだか今風じゃないストーリーだけど、IT長者から騙し取ろうとしたりお金渡すのがビットコインだったりっていうあたりは、そういうこともあるのかな?と思わせます。
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.1

まさかまさか!
普段ほとんど見ない邦画にここまで泣かされるとは!
舘ひろし演じるオヤジを見てると渡哲也の面影しか感じなかったし、綾野剛の好演ぶりが際立ってヤバい!

時代に翻弄されつつ凌ぐヤクザたちの
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チャドウィック・ボーズマン: あるひとりの表現者(2021年製作の映画)

4.2

最後の時までただ「一人の表現者」として生き抜いた俳優の物語。
スコアは5.0あげたいくらいですが、彼の初めての長編作に準じて。

進行性の癌に蝕まれながらもそれまでと変わらず、一切妥協せず役になり切っ
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