奏良さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

5.0

爆音で宇多田ヒカルが聴けて嬉しい
キングダムはモブも良いから良い(語彙力)知らない奴が頑張ってる姿見てたら感覚麻痺しちゃってたけどそいつらにも家族がいるんだよなぁって、そいつらの家族の命も背負うのが将
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

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ウェスアンダーソン過去作の最後に観て良かった。3バカによる少しだけ前に進めるような、言ってしまえば本当になんでもない人生のハイライトを見た感覚。一つの目標があってそれに向かっていく面子のドタバタが楽し>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

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毛の一本までこだわってて凄い。りんご酒の倉庫番になったラットの役どころ好き。ラストかっこよかった。声がウィレムデフォーってのもまた神キャスティング。
顔が似てる似てないがやりやすい分ストップアニメーシ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

5.0

好き!インスピレーションとなった大友克洋の「童夢」や似た設定のある映画「クロニクル」が好きなら手放しでおすすめできるっていう感じでもないのは驚き。こんなおどろおどろしい団地最悪。画面から迫力ある空気が>>続きを読む

ディボース・ショウ(2003年製作の映画)

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バーンアフターリーディングに近いかな。結婚・不倫・離婚はセットなのか知らないけどめんどくさい仕事を上手くこなせるジョージクルーニーかっこよかった
手軽に観られるドハリウッド映画だった。

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

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四季のオペラ座の怪人好きだから似てるかなって鑑賞。想像以上に大胆なロックミュージカルだった。凄い熱狂。カルト的な人気も頷ける歪さだけど単純に面白い。ビーフとフェニックス、スワンって登場人物が魅力的なん>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

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アダムドライバーって狭い廊下ですれ違いたくない俳優だな〜って前から思ってたんですけど、実際にすれ違うシーンがあってめちゃくちゃデジャブ感じてる。この映画は初めて観たし予知夢かな?もう1人はベニチオデル>>続きを読む

ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

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ユルくシュール。ずっと何を観てるのかわからないけど選挙で一転。ダンス良い〜ってなるがそこだけ評価されすぎかな、そうなるのもわかるけど。ラストはドラマのカルテット思い出した。状況の好転に相応しい。
メモ
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

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割とよかった。おっさんと若い女の子のコンビは既視感あるけど良い関係だった。マットデイモンもなんだかんだ好き。凸凹すぎるけど。
穴に落ちてからは意外な展開だった。これもなんだかんだよかった。マティに罰が
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

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ずっと下手なゲーム実況観させられてる気分。描写も相まって本当に不快。計画の杜撰さを棚上げした犯行と供述?で何もよろしくない。ただ映画としては挑戦的な映像と音楽に合わせた感慨深い一連の犯行はかなり印象に>>続きを読む

レディ・キラーズ(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

vsおばあちゃんで邪魔され続けてむず痒いけどそれが面白いし最後の怒涛のすれ違いもサイコー!みんな滑稽でおっ死んでく。全部ハッピーエンドって言っても良いと思う。くだらなさの中で流れるカントリーミュージッ>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

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何の作品の系譜か考える作品。B級ホラーでもカルト系の異質な物でもなければ復讐劇でも無い。極めて本格的な家族とは何か問いかけてくるヒューマンドラマだと思った。少なくともジョンウィックの系譜ではないって事>>続きを読む

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

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今まで観た映画の中で最も銃声が多い。ノワールの雰囲気や会話が渋くて正直途中で理解に苦しむんだけど最後には良い映像が観られるだろうという安心感がある。
若ガブリエルバーンってイケメンってよりもハンサムっ
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THE POOL ザ・プール(2018年製作の映画)

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逆に大好き
こんな深いプールから這い上がれない時点で終わりなのにワニって。犬も可哀想だけどワニも同じ。

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

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コメディ色強めだけど破茶滅茶展開はコーエン兄弟ならではで素敵な誘拐劇だった。シリアスにもバカ話にもなる幅で纏められるの流石。
脱獄してきた所最初は汚いショーシャンクだ!とか思ったんだけど後から考えると
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アホカリプス(2018年製作の映画)

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何を楽しめってんだか。アクションもそれっぽく見せたい気持ちが微塵もなくて駄作たらしめてる。

ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

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聖書・宗教・誘拐・不条理・現実的はお馴染みの要素で見方がわかってると楽しめる映画だった。コーエン兄弟の作品だと光を神聖視してる描写多いね。
イエス役の人が足首痒そうにしてるみたいなちょっとしたユーモア
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パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

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バスティーユとフォブール・サ・ドニが1番好きかな。どれも違ったパリを写してるけど全てに儚さがあった。出会いと別れのエピソードが多め。全作に期待してたあまり若干物足りないのもあった気がするけど観てよかっ>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

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箱が落ちるかも!?の前後で違うスケールの展開になってて楽しい。低予算なりに随分派手。非現実的でヤバめの脚本はおまけ。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

5.0

4DXにシートベルト実装してほしい。これは痺れる。

「トムクルーズ」ってジャンルの映画。トムクルーズがシニア料金対象とは思えないくらい走る跳ぶ。カーチェイスや機関車、バイク、アクション全てにおいて最
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ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ当たりでした!誰も信頼できなくてシュールな空気感が漂っていた序盤を経ると展開が三転四転して予想できずに盛り上がっていくし、最後まで凄い作品だった。オカルト大好き保護観察官の頼りなさがここぞ>>続きを読む

オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

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ずぶ濡れボーイズのずっこけ珍道中。滑稽で呆れるけど頑張ってる姿がお茶目で楽しかった。ちょっと仲違いしたかと思えば一致団結しちゃうのも可愛い。

ジョングッドマンこれにも出てるんだ。眼帯大男で横柄。握り
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

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ずっと苦虫噛み潰し顔で観てた。台湾レベル高すぎる。俺が日本でも観たいホラーってこれなんだってわかった。あとは演技指導だけだと思う。他は誇ってほしい、詳しいことは知らんけど。眼窩の発想出てきた時点で感染>>続きを読む

ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

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浮気が全ての元凶。勘違いを上手く複雑な関係にしたな〜ってみんな思う感想しか出てこない。あまり好きでは無いけどデビューでこれはあまりにもセンス良すぎて買われるのも納得。ただノットフォーミーなだけでした。>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

5.0

怒涛の面白悪魔祓い映画だった。テンポが良すぎてB級とは呼ぶに呼べないホラーでした。「この2人に祓えない悪魔はいない!」みたいな少年漫画みあって好き。

序盤トマースがじゃあ見てくるつって部屋入って瞬殺
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シリアスマン(2009年製作の映画)

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歯に文字って掘れるんだ

自分たちのユダヤ人ルーツを描いた今作は不条理極まりない味がするけどその節々で不条理も良いもんだと教えてくれた気がする。この世って大したもんじゃねぇーみたいな荒いマインドを持っ
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クラッシュ(2004年製作の映画)

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透明マントでの安心のさせ方良いな、使わせていただきます。唯一あの女の子が善性のみで行動してたし1番感動した場面だった。冒頭の箱から少しずつ全てが繋がっているの最高〜

差別も改心も連鎖する。良くも悪く
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

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コーエン兄弟が「作品を書かせても制作させないこと」を生き地獄と表現するの、制作への強い信念の根っこが見えた気がした。

魂売って(契約して)悪魔の手先になるって考察、めちゃくちゃしっくりきちゃって脳汁
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

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犬が吠えた時に「ワン!」って字幕が出てて嬉しかった。

ウィノナライダー(18)の強さ。続編で続投、ジェナオルテガと共演とかアツすぎる。

イカとクジラ(2005年製作の映画)

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み〜んなアホ!親の歪んだ常識でバラバラになる家族。カシューナッツでゲラゲラ笑った。他にあまり無い渇いた質感。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

5.0

ギプスは名前で埋まっても心にはぽっかりと穴が空いたまま

重……。2人の関係、感情、視線、結末全てにおいて重い。周りの人間が踏み込める問題じゃなかった。俺はずっと窓のこっち側で眺めるだけ。
レオの屈託
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

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たったワンシチュエーションを撮りたいがために作られた映画で、そのシーンが観たいがために観る映画。ジャケ写以上でも以下でもない。

結構ガッツリいってて素晴らしい。ストーリーもクソもあるか!(ゲロはある
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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エドワードヤン監督作品ひとつも知らなかったから観てみよ〜と思い視聴開始、2時間くらいして全然終わらないな〜って確認したら236分。236分?まだ半分?ってなってから確認しなかった自分に腹が立ってそのま>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

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この世はトラブルと欲望

雰囲気が好きなロードムービーではあるんだけど唐突のダンスで全部持ってかれた。あれはずるです。
アフターヤンとかパルプフィクションとか突然始まるダンスはよくあるけどこの映画では
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