トム・クルーズが送る現代の活劇。
タイトルがバーンっと出ると気分がアガる。
トム、本当に有難う!! これぞエンタメ。ハリウッド映画。
1回目 IMAX
2回目 4DXSCREENX
トム・クルーズが>>続きを読む
営利優先で安全を疎かにすると、、、
午前十時の映画祭
テレビでしか観たことがなかったので、楽しみにしていました。
CGではない臨場感。やはり迫力が違います。鑑賞後は自分もグラスタワーにいたかのように>>続きを読む
余りにも哀しいSelf sacrifice…
愛する夫のためだけに生きた純真な女性の究極の愛の形。
イエス・キリストは自己を犠牲にされ、それは愛と称される。
教会から追放されることは死と同じなんだろ>>続きを読む
2016年に実際に行われた裁判をベースに、架空の人物(傍聴する作家)が裁判を通して自身の問題を考えるストーリー。
被告人が置かれた状況については、人種や男性の無理解などの問題が含まれ、
また作家の背>>続きを読む
bravo!
虚である映画の中にその世界の虚と実がある入れ子構造で、最後は我々も観客と同じ立場になり、特にラスト30分くらいは舞台関係者と共に気を揉みハラハラし、怒涛と歓喜のフィナーレに向かう。
お>>続きを読む
誰と、どんな風に、親しくしようとも揶揄されることのない世界を…
多くは語らず、しかし映像はとても美しくそして雄弁な素晴らしい作品。
周囲にからかわれて素っ気ない態度を取ったり、近しい関係ゆえの煩わ>>続きを読む
原作がバロウズということもあり、クリーチャーたちがたくさん登場するにも関わらず文学的で鑑賞後はまるで一冊の本を読んだ気分になる。
害虫駆除剤(ドラッグ)により倒錯した世界を旅するビル(ピーター・ウェ>>続きを読む
愛は流れるものか、止まるものか。
愛を抱きながらも制御し切れずに持て余してしまう…何が欠けた姉と弟。
家族とは何か、愛と狂気の物語。
こちらもカサヴェテス監督のご自宅にて
顔、顔、顔。
とにかくスクリーンには顔が映る。
倦怠期中年夫婦の話なのだけど、女性を下僕扱いで頭が固くなった中年と思考が柔らかで女性に優しい若者の対比も見どころなのかもしれぬ。
ジーナ・ローランズ>>続きを読む
自由とは何ぞや
と思わず考えさせられる静かな作品。
マッチの灯火はホフマンの決して諦めない希望の灯。
ドイツ刑法§175によって人生に枷をはめられた男の生き様と
彼が刑務所で育んだ真の友情に見る純>>続きを読む
人種の坩堝、アメリカはニューヨーク。
無自覚に、いや反射的に反応してしまう深層に潜む人種差別と1950年代アメリカの底辺にいるゴロツキ。
まさにアメリカの影。
即興的演出によるカサヴェテス監督の初>>続きを読む
人間の脳は強い刺激によりエクスタシーを感じると更なる強い刺激を欲するようになり、それはエスカレートしていく。
その中毒性と人間に及ぼす影響や頭ではわかっていても抑えきれないムクムクと湧き起こる危険な欲>>続きを読む
人間とは不可思議な生き物。
ジーナ・ローランズが本当に素晴らしい。
原題「A Woman Under the Influence」とあるし、夫ニックの高圧的な態度がメイベルを追い詰め病状を悪化させて>>続きを読む
フィルムノワール。
暗がりはもちろん光も含めて撮影が素晴らしい。
場末のストリップ劇場オーナーであるコズモにとってなによりも大切なのはこの劇場。
ショーの内容からして芸術性が高いとは言えないのだが>>続きを読む
インディアナ・ジョーンズよ、永遠なれ。
この映画を世に送り出し、ハリウッドを支えた功労者である
スピルバーグ、ルーカス、ジョン・ウィリアムズそしてハリソン・フォードが今なお現役でご活躍されていること>>続きを読む
シャガールで幕。
やりたい事に出会ったら突き進もうメッセージ映画。
欲を言えばもう少し歌の場面があると良かったか。
MB14の歌唱力凄い!と思いながらも(比較すること自体が野暮ですが)
ロベルト・>>続きを読む
苦い涙、ファスビンダー監督のオリジナルを鑑賞。
セリフ、人物の配置がリメイクより演劇的。ドイツ語ということで感じる硬質さ。
恋愛と嫉妬は当事者には苦しいが、他者からすると滑稽でしかない悲劇。
女性>>続きを読む
アンドレア・ライズボローの痛々しいやさぐれ具合が素晴らしい。
ラストは少し上手く行きすぎな感じがしてしまったが、周りに理解者がいれば人生やり直すことは出来る、立ち直ることは可能という希望を込めたメッ>>続きを読む
あと何回満月を眺めるか? せいぜい20回だろう。人は無限の機会があると思い込んでいる。
byポール・ボウルズ(原作者)
「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」by坂本龍一
教授追悼
オノセイゲン氏音>>続きを読む
時に静物画かと見紛うような端正な画に
ゆったりとした癒される調べ。
ユーモラスに戦前戦後のイタリアの混乱を描く。
退屈はしない。
ただ映画にエンタメや物語を求める人には不向きな作品。
個人的には癒さ>>続きを読む
感想一言で言うなら…
んー、で?
音の演出は良かったです。
ジュリア・ガーナーも素晴らしい。
が、アシスタントの想像の域を出ない告発とか、題材としてかなり弱いし、流行りに乗っかっただけ感否めず。>>続きを読む
12か月のシネマリレー
人物と人物の空間で映画は作られる
物語はあるようでない。
人間ってこんな生き物だよなぁという思いと、
光と影のバランスに各所バチバチに決まりきった構図。
ショットが美しくて>>続きを読む
鑑賞後10日以上経過しているため、手元のメモのみ。
予告を劇場で観た以上の前情報一切入れずに鑑賞。
女性は教育を受けられず文盲。乗り物は馬車。
神や赦しなどを執拗に語る信心深い人々で、ヘアスタイル>>続きを読む
実際の内戦(銃声や爆撃の映像)も映画に取り込んでいるのに牧歌的なメルヘンファンタジー。
東洋の女は男に従うのが当然という社会で、自分の意思で生きるミナ。
俯瞰で映されるラストが素敵。
ロープウェイ>>続きを読む
男になりたいわけではない。
男の聖域と見做される場所で女だから出来ないとは思われたくないだけなのだ。
性別ではなくひとりのバイク好きと認めてもらいたい、、、硬質な世界に憧れるジュリア。
男に支配され>>続きを読む
ファスビンダーのオリジナルは再来週上映+鑑賞予定のため後日レビュー書き換えるかも。
恋に振り回され流す涙は苦い。
ドイツが舞台なのにドイツ語話すのはハンナ・シグラのみなのはご愛嬌で。
ドゥニ・メノ>>続きを読む
機関車の躍動感。
年が離れた兄弟のロードムービー。
デブチンことアザマット役の少年の表情が実に良い。
土を食べる少年の父もまた土を食らうのだ。逆らえない血の繋がり。
と思ったら後から中央アジアの一部>>続きを読む
国が揺れている時代のお伽噺
アクロバティックでスペクタルな撮影。
特に馬の疾走場面は撮影大変だったのではと想像してしまう。(迫力あり)
中央アジアの風景、古いしきたりを垣間見ながら
様々な乗り物が>>続きを読む
目に見えていることはすべてではない。
他人を理解、いやわかりたいと思っていてもそれはとても難しい。
大人たちを演じた名優達もさることながら、瑞々しい子どもたちが表情豊かで良い。
そして旋律と鍵盤>>続きを読む
冒頭からはラストの展開がまったく読めない…
閉ざされた世界の狂気と絶望のエンド。
サンデイ・デニスの所在なげな幸薄感が素晴らしい。
ロバート・アルトマン傑作選
女性が自立して生きようとする時に立ちはだかる壁。
家父長制意識が強く、女は男に従え的な男(その家族)と自立志向が強い女の物語。
ラストは突如ドキュメンタリーになり、タイトルはここからなのだと理解す>>続きを読む
フィリップ・マーロウ私立探偵。
原作との違いで賛否わかれるようですが、
猫の名演技にどこでもマッチの摩り方が良き。
ジョン・ウィリアムズ音楽
ロバート・アルトマン傑作選
自己像幻視で錯乱するキャサリンが見る世界。
鏡、カメラ、光るオブジェ、ガラス、水が効果的に使われて、キャサリンの視点のままに観客も現実と幻覚の境を失う。
スリリングなサイコホラーで
ジョン・ウィリアム>>続きを読む
そこにあるのにない。
ないのにあるように見せる。
形のない水のように人の心も様々な形で流れさざなみ、波紋を起こす。
自己解放の映画なのか。
曲者俳優だらけで怪演の嵐と毒々しさ。
中でも内に毒をたん>>続きを読む
もう会うことが叶わない大好きなあなたに会いたい。
ある夏の想い出と、大人になって振り返るその記憶の断片。
そしてそこに顔を出す、今だから伝わる父のぼんやりとした苦悩。
記録として残るビデオ>>続きを読む
時代の十字架を背負ったアルド・モーロ。
ifとfact
真実いや真相は闇の中
赤い旅団によるモーロ事件をifの世界線も入れて描く。
今からちょうど45年前。
政敵が関与したとも言われる政治の闇の世>>続きを読む