あーさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

あー

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秘花 〜スジョンの愛〜/オー!スジョン(2000年製作の映画)

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久しぶりに初期作観たけど相変わらず男がクズだな〜
『羅生門』みたいに人によって見方や感じ方が変わる構成が上手い
これをブラッシュアップしたような『正しい日 間違えた日』が私的ベストだけどこの作品は冗長
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ストーリー・オブ・フィルム エピソード4. 音の出現(2011年製作の映画)

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ついにトーキー時代
映画に音が生まれたことで表現の幅が広がってさまざまなジャンルが生まれた
ヒッチコックの『三十九夜』観たくなった

何も変えてはならない(2009年製作の映画)

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初ペドロ・コスタ
予想してた通り映画館で観る映画だわ、、、
たぶん映画館で観ても好きではないけど
こういう系眠くなるからな〜

「何も変えてはならない。全てを変えるために。」

天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

4.3

サーク7本目で初めてのカラー
ファスビンダーがこの作品を元ネタに映画を作るほど惚れ込んだ傑作
カラフルな画面への衝撃が小津のカラーを始めて観た時と同レベル
ベタ塗りみたいな青空とか全ての色が半端なく美
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ストーリー・オブ・フィルム エピソード3. 世界中に現れた巨匠たち(2011年製作の映画)

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ルビッチ、ラング、エイゼンシュテインよりも尺をとって紹介される日本映画
この時は世界でもトップレベルだったのかと思うと現在のガラパゴス化してる日本映画業界が悲しくなる
小津と溝口の凄さが改めてわかる
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

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『リバー・オブ・グラス』の源流と聞いてハードル上げすぎてた
似た作品なのにここまで評価が別れるのは自分から行動しようとしてできないのと自分で行動しようとしないからできないの違いかも
後半は惹きつけられ
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デトロイト(2017年製作の映画)

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記録つけ忘れ
尋問するシーンがめちゃ長くて胸糞だった記憶がある

ストーリー・オブ・フィルム エピソード2. アメリカ映画の功績、そして反抗(2011年製作の映画)

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チャップリンとキートンから始まってドライヤーまで出てきた10〜20年代編
アメリカは派手さを求めて欧州は簡素化を求める過程が面白かった
所々小津とか日本映画出てきてるのも嬉しい

ストーリー・オブ・フィルム エピソード1. 映画の誕生(2011年製作の映画)

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グリフィス中心の映画創世記編
グリフィスが一から映画文法を作ったと思ったけど色々な人の発見を元にして作られたのが知れてよかった
『イントレランス』観たくなった、、、

映画はもう始まったか?(1951年製作の映画)

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ほぼ宗教ビデオ
チカチカの画面で映画じゃなくて神について語られてたらサブリミナル効果で洗脳されてたかもしれん
映画の枠組みを壊して可能性を模索するようなレトリスム作品だから別に面白くないけどヌーヴェル
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.3

何でもありな70年代LAの雰囲気最高!
15歳のマセガキと25歳の人生変えたい女の恋愛サクセス?ストーリー
PTAは基本的に苦手だけどこれはめちゃ好き
脱線していく面白さ・良さがここまで上手く纏まって
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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初アケルマン
まじでおもろくないし上手くもないでしょ
来週『ジャンヌ・ディエルマン』観ようと思ってたけど迷うレベル

女の秘めごと(1969年製作の映画)

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フルチ版『めまい』というレビューを観て気になって鑑賞
フルチにしてはしっかりしたミステリーだけどその中におっぱいとグロ死体がしっかり出てくるのは相変わらずで良い
省略できるところは沢山あるけどそれも味
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川沿いのホテル(2018年製作の映画)

4.3

最近のホン・サンスは昔から撮り続けてきた「男女関係」よりも「人間そのもの・人生」について撮ることが増えている
題材だけでなく映像も昔より一段階進化して達観した魅力が生まれている
相変わらずパンが気持ち
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オスロ、8月31日(2011年製作の映画)

4.3

同じだったはずなのに気づけば友達は幸せ(に見える)な生活をしていて自分はヤク中の負け犬
誰でも悩みはあるけど悩みのレベルが周りと違うことにまた凹む
こういう映画は歩くこと(放浪)が大事だと思ってるから
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あなた自身とあなたのこと(2016年製作の映画)

4.5

入れ子構造の妄想が現実まで広がったようなプロットでめちゃくちゃ面白い
ドッペルゲンガーファムファタールという設定が現実と妄想をシャッフルするのにもってこい
珍しくズームにちゃんと役割があった
キム・ミ
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BEGINNING/ビギニング(2020年製作の映画)

4.0

これがデビュー作は凄すぎる
FIXの長回しの中で決定的なシーンが完璧に写ってるからこその説得力がある
「エホバの証人」の指導者の妻である主人公は熱心な信者ではなく夫の出世の為に協会を手伝っている
神は
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

ゴア描写とブラックユーモアがキマってる
予想を裏切る展開も良かった
ラスボスの倒し方意味わかんなすぎて面白い
ピースメーカーめちゃ好きです

草の葉(2018年製作の映画)

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曲の音量も会話の内容も操れないカフェでの人間観察
ホン・サンスの中では凡作かな〜
老害キム・ミニもいいね!

血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

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題材は当時としては画期だったのかもしれないけど映画としてのクオリティはイマイチ
過大評価されてると思う

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

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「女優」ジーナローランズの怪演はすごいと思うけどやっぱ長く感じる
テーマは珍しいわけではないけど、老いを恐れる→幽霊を見るというプロットが類似作品と差をつけてて面白い
5本観たけど結局カサヴェテスハマ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

ホラーテイストのMCUは新鮮で面白かった
ワンダの暴走は相変わらずだし、終盤の展開は如何にもドクストって感じで良い
次元を超えていくアメリカが闇落ちしたらジョニィ・ジョースターでてきて欲しいな〜笑
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

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ジュラシックパーク1.2、ワールド1.2は観てるのにスピルバーグが関わってないから観てなかった今作を遂に鑑賞
ダラダラ観るのにちょうどいい〜

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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題名めちゃ好きだからずっと観たかった
濃かった日々をちょっと思い出すって無理で絶対溢れ出てくる
みんな言ってるけどめちゃジムジャームッシュ意識してる
それはそんな好きでもないけどどうせなら何回か出てく
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.7

湯浅政明の近年の作品からは想像できないデビュー作にして超絶ぶっ飛んでる大傑作
これほどまでにサイケデリックという言葉がぴったりの邦画はないと思う
冒頭とラストのモンタージュはほぼ同じなのに映画を通して
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アメリカの影(1959年製作の映画)

4.0

この高クオリティのホモソを即興で、しかもデビュー作でつくってしまうカサヴェテスのやばさ
映画界に与えた影響のデカさにも納得
個人的には『ハズバンズ』より好きかもしれない(ベッドシーンの撮り方とかは圧倒
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ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

4.3

艶のある上品なショットとエロティックなローレン・ハットンが超眼福
クロチルドのヘカテのような本性が垣間見えるたびにロシェルの内面と外見が乱れていく
「言葉は遅すぎるか早すぎる」

前半だけなら人生ベス
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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オンライン試写にて

主演の大沢一菜ちゃんがハマり役
これが全て演技なら上手すぎる
子供は純粋で素直で好きに生きてると思いがちだけど実は周りの目を気にしている
でもあみ子にはそれができない
だから悪気
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トスカの接吻(1984年製作の映画)

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初シュミット
本当は『デジャヴュ』とか観たいんだけど観る方法がないのでこの作品から
老齢の音楽家達が住むヴェルディの家のドキュメンタリー
杖や介護が必要なのに声量だけは落ちない元オペラ歌手たちがずっと
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

アメリカ娯楽映画の到達点
絶対映画館で観るべき
大ヒット作の続編という大きな壁を軽々しく飛び越えていく超絶大傑作

①2022/6/9
②2024/2/9

男の子の名前はみんなパトリックっていうの(1959年製作の映画)

4.3

ロメール脚本ゴダール監督の短編
どっちの良さも出てて大好き!!!
題名も観て意味がわかるともっと好きになる

獅子座(1959年製作の映画)

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ロメールらしくないデビュー作
最近初期の短編も観てるんだけどゴダールどの作品にもいるな

あとロメールで観てないのは『グレースと侯爵』と『我が至上の愛』だけなのに観る方法がない、、、買うしかないか、、

パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

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相変わらず不倫に対して自分は良くて相手はダメって考えの男の話
同じような設定で同じような恋愛映画を撮るということに関してはベルイマンを敬愛するウディアレンもそうだけど、ガレルはやっぱゴダールっぽい
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恋の秋(1998年製作の映画)

4.3

恋愛劇というより群像劇としての面白さ
いかにもロメール晩年の作品って感じ
マガリとジェラルドの2人が話すシーンでは第三者が関与した大きな秘密がある時には画面内に2人きりにならないように誰かが映り込むか
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