高校生のキラッキラな感じと、クリームソーダのキラッキラな感じ。
お店、どれも素敵!
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蚕の比喩で、少女であることの残酷さを描く。振り返ってみると、この映画の主人公は、繭のように閉じ込められ、痛みを感じないかのように虐げられてきた紬だった。
中身が空っぽだって、露悪的な言葉を吐く紬を見>>続きを読む
かっこいい映画!空虚さを描くのに東京の街はぴったりだった。ねじ曲がった奇妙な街にみえる。
伝わらないこと、解消できないズレ、翻訳し得ないもの。アノミー。
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小説の内容を思い出したいな〜というくらいで観たけれど、面白かった!
メモ
出自や階級で運命が決まってしまう社会
結婚後も魂はヒースクリフと共にあると思っているヒロイン。
最後キャシーの亡霊がリアルに出>>続きを読む
豊洲の無機質なマンションや、絵のようにきれいにこぼれるココア
整備された性
登場人物のセリフすべてが主人公の内面吐露に聞こえた。
物語として、台詞として、どんなに破綻していても進み続けるから、ものすご>>続きを読む
光と陰の圧倒的な美しさ
聖性を失っていくこと、境界線、手繰り寄せる赤い毛糸、南へ行くということは境界を越えるということであり、ひとりの他者である父を知ろうとすること
病気にならなかったら、南へ行くこと>>続きを読む
不思議なもの、目に見えないものを信じるレッスン。蛇口全開にして生きよう。全体的にふざけすぎてて笑った
ずっとひとりで逡巡する感じがリアルで気持ち悪くなった
泣きながら笑う趣里ちゃんめちゃくちゃ可愛かったし、菅田将暉はまじかってくらい光と影が似合う…
山戸監督にとって映画を撮ることは世界への漸近線を描くこと、そしてそれは産むことと同義
神さまの姿をそっくりそのまま捉えることができない、それは、映画は現実そのものではないということ
最後に全部もって>>続きを読む
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原作のエッセンスと今の時代感を、監督の手腕でうまくまとめたなという感じがした。原作はチワワちゃんの本当の姿が掴めない不穏な感じが強いけれど、映画のチワワちゃんはひたすらに寂しい子に見えた。
インタビュ>>続きを読む
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山戸結希監督の持つ、言語とイメージへのまなざし。現実と心象風景を行き来しているような。かなり好きだった。
最後のシーン、映画の中では神さまに会えるんだな
少女漫画的な物語の構図と、そこからはみ出す美し>>続きを読む
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(SPECのネタバレもします)
SPECから入ったのだけど、この前作ありきの結だと思えば納得がいく。ずっと人類補完しようとしてる…。大げさに言えば、(平行)世界中のさまざまなレイヤーでガイアの意思的>>続きを読む
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イメージの映画。MVみたいな映像で最後まで目が離せなかった。
過去-現在-未来の軸があることが示され、夢か現か、はたまたすべてアキの妄想か病気かすら分からないまま、物語は最後まで進んでいく。
テレビ番>>続きを読む
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インターネット内の小ネタが多くて楽しい。
「他の世界に憧れるけど、やっぱり元いた場所が一番」というありがちな結末にならず、自分が選んだ場所に行くことが意外だったし、時代を反映していてよかった。
ほぼ全員セリフ棒読みだけど、蒼波純ちゃんの「れんげちゃん」って呼びかけになぜかぐっと来てしまった、、
ワンダフルワールドエンドもう1回見たいなー
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兄弟対決で海に泳ぎに行ったの笑っちゃった 平和かよ
そして近未来的な映像が美しかった
光と影と直線と曲線
追記:ロケ地はフランク・ロイド・ライト設計のシビックセンター(カリフォルニア)