nofmさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

恋愛や夫婦生活だけでなく「自分はこれでいいのかしら」と悩んでいるときに見返したくなる作品だった。

ルーク・カービーとの逢瀬が終わるたびに罪悪感からなのか愛を確かめるためなのか、セス・ローゲンにちょっ
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私はモスクワを歩く(1964年製作の映画)

4.3

めっちゃヌーヴェル・ヴァーグ。
冒頭の空港シーンから素晴らしい。
いいところが多すぎる最高の青春映画なのでまた観たい。

巴里の女性(1923年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これまたラストが美しい。
それにしてもカール・ミラーがダメ男すぎた。

流浪の月(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

いやなげーわ。
広瀬すずが松坂桃李に懺悔するの2回も要らないと思うし、風景のインサート多いし、湖の描写もくどいし…。

あと折角よい階段(喫茶店)が出てくるのに、使わないの勿体ないと思った。階段といえ
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怒りのキューバ(1964年製作の映画)

4.1

要再見。撮影がすごすぎる。
特に大葬列のシーン。一体どうやって撮っているのか…。

春婦傳/春婦伝(1965年製作の映画)

3.8

清順やっぱりちょっと合わないなとは思うものの、さすがに凄まじかった。
特に戦場を走り抜けるところ、最高に美しい。

峠を渡る若い風(1961年製作の映画)

3.5

喧嘩で使われるシロップ。とてもよいなと思った。
あとは出てくる橋がいずれもよい。

ただ、さすがに時代とはいえドン引きする描写があるのはいただけなかった。

ルナ・パパ 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

最高。
関係ないところでも動物や人が忙しなく動き、画面がとにかく停滞しない。
最後の馬とか本当にすごい。

ただ、どうしようもないクソ男に銃を構えるところはさすがにもたっとしてたかな…。

想い出の夏休み(1975年製作の映画)

3.3

やりたいことは分かるけど、エピソードの羅列ではっとする瞬間が少ないように感じた。
視線の扱いもどこかワンパターンな感じだったし…。
とはいえギプスのくだりは笑った。サーシャめっちゃいいやつ。

国境の町(1933年製作の映画)

3.9

たしかにモンタージュ(特に靴と戦場の)がすごいが、ちとくどい気もした。

(1943年製作の映画)

4.3

大傑作であった。いや今となってはどうなのさというプロパガンダ映画ではあるものの。
あと欲を言えば、終盤駆け足過ぎるかなとは思った。

画面の設計がいちいち素晴らしいので、観ていて飽きない。

馬に乗っ
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青い青い海(1935年製作の映画)

4.0

舟と波がとても美しい。
真珠とスローモーションのところも印象深い。
要再見。

幸福(1934年製作の映画)

2.8

いいところはあるけどさすがにとっ散らかってて…。

よかったなあと思うところとしては、2度建物が動く(歩く)ところ。1度目は馬によって、2度目はこそ泥連中によって建物が動かされる(チャップリンみたい)
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バービー(2023年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

説明過多でかなりイマイチ。

特に気になったのは、洗脳を解くシークエンス。面白くなりそうなところがほとんど説明(的な画面)で済まされていてズッコケた。また同シークエンスのラストに来るアメリカ・フェレー
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戦火を越えて(1965年製作の映画)

3.7

たしかにめっちゃうまい(特に音・歌の使い方)のだが、少しばかり湿っぽいのが気になった。

ルカじいさんと苗木(1973年製作の映画)

4.5

大傑作。
おもちゃが転がることから始まるバスのくだりが最高だった。
ほかにも、途中駅のホームに(勝手に)梨を植えるところ、井戸水を(勝手に)飲むところ、片想いの相手と再会するところ…印象的なシーンが数
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.4

破綻しそうな話をなぜこんなに面白くできるのか…。
色々と見落としている(特に序盤は人物の判別に苦労した)ところもあると思うので要再見。

エル(1952年製作の映画)

3.6

女性のことを正視できないおっさんの話(見誤って赤の他人を殺そうとすらする)。
ちょっと期待が大きかったのか、そこまでノリきれなかった。面白いっちゃ面白いけど。

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

3.6

最初にバーに入った時のいやーな雰囲気はとてもよいのだけど、結婚してからの周囲の反応はさすがに類型的だと思った(反応の仕方も似通ってるし)。
とはいえ総じて面白かった。

天使の影(1976年製作の映画)

3.6

ちょっと理屈っぽいけれど、かっこいい画が沢山観られて満足。
娼婦たちを横移動で捉えるシーンが印象的。

ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

4.0

メロドラマの傑作でした。
女優撮るのがうますぎる。
そしてラストの邂逅の波ざっぱーん最高。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

2.9

うーむ、結構微妙。
空港のシークエンスを頂点にあとは基本低調。
立ち回り以外のアクションがぼんやりしてるし、なにより「女性がやばくなる」→「イーサンが助けに来る」を何回やるんすか…。

あとマクガフィ
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子供たちは見ている(1942年製作の映画)

4.4

死の香りのする子供映画。
扉の開閉(特に開けっ放しにしてあげる家政婦の優しさ)が印象的。
そしてラストのシークエンスの美しさ。要再見。

アモーレ(1948年製作の映画)

4.0

第一部はちょっとノレなかった(とはいえアンナ・マニャーニはすごい)のだけど、第二部が衝撃的であった。出産の神々しさと奇跡。もう一度観たい。