のむやん67さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

のむやん67

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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.7

可視化されたネットの世界が楽しい。シャンクのカッコ良さに惚れ惚れ。プリンセスたちの自虐ネタも、ディズニーの懐の深さを感じる。それにしても、ラルフが憎めないキャラをちょっと超えてて、残念。

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.8

正味2年の濃い過ぎる人生。辛くても、自分の選択ならば自分で落とし前を付ける、という漢気のあるメアリーに惚れ惚れ。タイトル=フランケンシュタインだったのかと。途中の冗長さも、E.ファニングの美しさで持つ>>続きを読む

ピアソラ 永遠のリベルタンゴ(2017年製作の映画)

3.0

ピアソラが好きで、これは観に行かなくちゃ!と思ったのだが。映画としてはどうなんだろう?ドキュメンタリー映画として心震えることはなかった。
ウチで好きなだけアルバム聴こう。

斬、(2018年製作の映画)

3.9

人を斬ったことのない浪人が、有事を前に「人を斬る」よう追い込まれた時、果たして。池松くんの無垢と狂気、蒼井優さんの艶と絶望。塚本監督(ご本人も出演)がまたシブい。圧倒されて、観終えてぐったり。

旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.4

猫好きなので、風景の中にいる猫を愛でる目的で鑑賞。しかし主人公の未来は予告篇でも想像できたが、過去は想像をはるかに超えていて、絶句。ナナを演じた猫の名前が、ウチの猫と同じで笑った。福士蒼汰くん、意外と>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

20世紀FOXのロゴバックのファンファーレがエレキで、掴みはOK!音楽にその時代に連れ戻され、ライブに圧倒され。涙なしでは観られない。(表現が陳腐でまた泣ける。ATMOSのありがたみもイマイチ分からず>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.8

そんなに可愛いと思えなかった(むしろ老けてる?)ベル・パウリーが、どんどんキュートで魅力的に見えてくる!ラストシーンの視線にやられた。彼女なしでは成り立たない作品。既視感上等、ちょっと前向きになれた、>>続きを読む

ムタフカズ(2016年製作の映画)

3.5

草なぎくんの気怠い吹替、アクションシーンのアングルとか、意外と好き。途中、脚本がヤバいことになってたわりには寝なかったし、エグくてグロいシーンが多いにも拘らず後味が悪くないのも意外。嫌いじゃない。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

原作既読。型から入ってある日突然、意味や合理性、美しさ等がハッとわかる、というのは日本のお稽古事には多いのかも。言われて気付くのではないそれは、とても貴重な経験だったとあらためて思う。黒木華さんの控え>>続きを読む

食べる女(2018年製作の映画)

3.6

食べることは、生きること。もう少しだけ丁寧に生きよう。そしてもう少しだけ自分も大事にして欲しい、うら若いお嬢さんたち。ラストの大勢のTKGシーンはいるのかな?姐御風びゅんびゅん吹かすキョンキョン、良か>>続きを読む

ポップ・アイ(2017年製作の映画)

3.7

ほのぼの、クスリ、時々しんみり。象の〝ポパイ″の賢くて可愛いこと!つい田口トモロヲを思い出してしまうおじさんも、いい味出してる。タイの田舎の長閑な風景を十分楽しむ。旅の終わりのせつない気分も。ラストは>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.8

コリン・ファース目当てで観に行ったのに、想定外の号泣、でもとても幸せな気分で帰宅。しばらくメドレー鼻唄歌ったりして。単純に映画観て幸せな気分て、なんか久々で、嬉しい。シェール最高。

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.7

原作を読み、アニメを一緒にみていた子供達はすっかり卒業したので、自分が見届け。総悟と万斉は完璧、局長の男気にええとこ持ってかれて、今回も小栗くん@銀さんは某賞にもかすらなそう苦笑

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

小4の屁理屈小僧に付き合ってくれる、巨乳のお姉さんの存在自体が妄想の塊。ペンギン、文句無く可愛い。夏の終わり、ジュブナイル、世界の果て。宇多田ヒカルの歌声で、余韻に浸る。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

全国拡大公開の恩恵を受けて、ようやく鑑賞。ホントに楽しかった!そして極力ネタバレのないよう配慮しつつ勧めてくれた、多くのレビュアーさんにも感謝。監督の映画愛がまっすぐ心に届きます。やっぱり映画っていい>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.3

『サマーウォーズ』を超える作品を期待してはガックリを繰り返す細田作品。お兄ちゃんの自覚を持つのは、現実世界でお願いしたい。にしてもくんちゃんの声、好きくない!ひいじいじにニヤリ。

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.7

ストラーロの撮る遊園地の美しさと、ケイト・ウィンスレットの怪演に尽きる。上がって下がって、すぐに降りることもできず、人生は観覧車のよう。監督の歳も歳だが、倫理的なあれやこれやで引退目前か。ワタシにとっ>>続きを読む

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.5

怖いもの見たさと、出演者の豪華なラインナップにそそのかされてつい鑑賞、そこそこ楽しむ。が、エンドロールで驚いた。えっ、パンクって、何なん…?ピストルズのアナーキー・イン・ザ・UK終わったら、帰ろか。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

「病気の弟を持つ、手のかからない姉」に、かつての自分を重ねて涙腺崩壊。弟が好奇の目に晒されるのを嫌う、フツーの姉だったワタシにはヴィアが眩し過ぎた。相当偏った視点で観たと思うが、子供たちは言うまでもな>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

名前の由来、チューイとバディを組むいきさつ、船を手に入れるくだりにニヤリ。列車絡みの強奪劇(ホンマ西部劇!)はまま楽しめるが、チープなシーンが痛すぎる。これからあのハン・ソロになってく若造だから、と目>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

あの家族は、あの時確かに、みんな心で繋がってた。ニセモノの絆だから脆かった、って簡単に片付けられるのか。産んだだけじゃ母になれないことも、産まなくったって母になれることも、いい歳の女ならみんな知ってる>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

格調高く美しく、エゴと愛と狂気の物語。ダニエル・デイ=ルイスの引退作品。セクシーさやエロスが垣間見えるギリギリのラインか。数年後ひょっこり復活とかナシで。カッコ悪いですもんね。

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.6

熊谷守一が好きで、山崎務さんと樹木希林さんを観にいくのが目的。お二方は文句なし。作品もちょろりとみられたから良し。お茶目なシーンだけは、ちと度が過ぎるよな気もしたがいかがなものか。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

痛々しくも愛すべきクリスティンは、いつかどこかで見た自分か。似た者同士で余計にぶつかってしまう母娘。大人気ない母にハラハラしつつ、青春映画を観てても、もう完全に母目線の自分を笑う。

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

3.3

何十年も「時代と共に走り続ける」鋤田さんの原動力が、ミーハーな好奇心とは!賛辞を寄せる錚々たる面々を眺めるだけで楽しい。写真の持つ力にはあらためて心が震えたが、映画としては「?」。音楽が中途半端で怒。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

字幕に音声に画面中の文字にと忙しいけど、それは日本人ならではの嬉しい悩み。ワンコたちが魅力的(豪華すぎる声優陣)。画が素敵で印象的なシーンがいくつも!戌の年に、日本愛に溢れた映画を届けてくれた監督に感>>続きを読む

サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.6

50年代のアメリカが舞台、30年前の脚本、それでも今のアメリカを揶揄しているかのよう。アメリカで評価が低すぎるのも納得。昨晩はホント大変だったよな、ってな子供達が救いか。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

北イタリアの美しい風景、乾いた空気も映り込むかのような素晴らしい映像美。80年代当時、薔薇族に市民権は無く、父親の言葉に涙。ラストのティモシー・シャラメの愁い顔は、萩尾望都氏の作品を思わせる美しさ。

やっさだるマン(2018年製作の映画)

5.0

王道の青春モノ。前半テンポが悪いとか、そんなのはもうどうでも良い。三原築城450年を機会に、故郷の映画を残してくれた監督をはじめ、関わってくださった多くの方々、そして日々頑張ってるやっさだるマンに感謝>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

3.3

原作未読。性嗜好は人により様々なもの、他人様の性行為は滑稽でしかないけれど、それを素で観ている自分も哀しい。2回目のテストだけは描写が陳腐で最悪。それでも松坂君の俳優魂に脱帽。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

懐かしい80年代ポップカルチャー!小ネタを相当楽しむ。版権の都合で出てないのは円谷プロの看板くらい、というから恐るべしスピルバーグ。彼自身の後悔や孤独を垣間見つつも、メッセージは直球。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.9

メキシコの死者の日は、日本の田舎のお盆に通じるものが。家族の繋がりを思って、大人にもジンワリ響いてくる素敵な映画。心と耳に残る歌が良い。フリーダ・カーロの登場がツボ。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

歌曲の勢い、ダンスのキレ。予告編のワクワク感をそのままに、一気に魅せる疾走感。振り返ったら物語はなかったけれど。それでも歌の力は素晴らしい!映画館でショーを見た、と思えば良し。

犬猿(2017年製作の映画)

3.9

痛くてエグい、生々しい兄弟姉妹あるある。役者さんが◎。ニッチェの江上さん、藤山直美ばり。オープニングで騙され、エンドロールの「ドン・ジョンソン」に驚かされ。そして不思議なくらいの、後味の良さ。

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.9

原題(3 generations)の方がしっくりくる、ちょっと入り組んでる家族の話。自己肯定感って、ホント大事。言い過ぎ関わり過ぎの祖母、世代の問題?どこでもそうかと苦笑。可愛いだけじゃないエル・ファ>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

2作目はちょい面白なくて当たり前、くらいに思っているので、もう上出来かと。あいかわらず、いろいろとエゲツないけど、爽快。ハリーはやっぱり、ビシっとカッコ良いのが好み。