お湯さんの映画レビュー・感想・評価

お湯

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正欲(2023年製作の映画)

5.0

人は文化的な生活を送る高尚な生き物っていう考えが強くて動物的な部分は外に出さないと思う。
今の多様性の受け入れって想像しうる範囲でのみ展開されてるけど、性欲みたいな動物的な部分ってあんま外に出さないか
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

こんなに今のかけがえのなさとか煌めきを思い出させてくれるものって他にないから、胸が苦しくなって2年に1回くらいのペースでしか見られないんだよねー、とか言って前観た時から8年経ったけど。最近亡くなった友>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

幸せは決められた普遍的なものじゃない
感じたままに自分が幸せだと思うことが幸せなんだし

みんなさ、物事のイメージが決まったらそれしか見えなくなる、先入観とか固定観念の塊

これこそが怪物っていう想像
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

マリコを生きているうちに救えなかった後悔による呪縛、マリコに見えた女子高生を救って救われたのかな、マリコの遺骨を投げ飛ばしてマリコから解き放たれるかのような感じだったし

最後の手紙を読む部分、手紙の
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Arc アーク(2021年製作の映画)

3.0

死があるから実感を持って今を生きられる。死は生の対極ではなく、生と共にあるもの。メメントモリ。

さがす(2022年製作の映画)

4.0

人は落ち始めたらとことん落ちるし、それでもどこかで人間として捨てきれない感情があるのかも。悪は悪なのに何だこの腑に落ちない感じ、、、完全な悪って、、、?
考えを巡らすポイントが散りばめられてて良い映画
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

4.0

人の人格とか意識って何だろうなとつくづく、、科学的には脳みそで作り上げたものなのかもしれないけど、、、、体に染み付く何かなのか(記憶転移とかあるしさ)、、、それとも理屈では言えない、自分らの理解の及ば>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

世の中たくさん生きにくいことはあるけど、私はお前のために死んでやらないし、私のためにお前を殺すな、ってか

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

内容にしてはちょっと長いかも。
ホラーだけど怖くなくて見やすかったのは良かった。
あーこの子は邪悪、ね

原作が小説ならかなり面白くなりそう。湊かなえの話にありそうな感じ。

赦し(2022年製作の映画)

2.5

映画を観てる最中に思ったこと。
→MEGUMIのおっぱい良い
→藤森の演技結構好き
→MEGUMIの泣きをその一瞬に入れる??

監督が日本人じゃないからなのか映画の作り的にすっと入らない部分は多々あ
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湯道(2023年製作の映画)

4.0

ボイラー室、薪割り、お風呂が沸いてることの有り難さ、安心して眠れることの有り難さ、美味しくて泣いたけんちん汁。
小さい事でもかけがえのない存在になる。
生きていける自信がなかった頃、安全基地となった場
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

ただ山本さんから家族への愛が届いただけではない。
道義を重んじ、愛と希望を持ち続けることの偉大さが山本さんからみんなへ伝播したことで、山本さんを慕うみんなの愛も込められている。

実話を元にしたこの話
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

シュメール神話のアヌンナキの話思い出した。
モデルにしてるのかな。

ある男(2022年製作の映画)

4.0

映画を観てる最中に思ったこと。
→うな重の並っていいもん食ってんな。
→妻夫木って役で全く印象違うな。
→演技なのにしかも脇役なのに柄本明に飲まれる。


自分も他人からしたら名前とか性別とか国籍とか
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.5

言葉に言い表せない苦しさがあった。
人間みんなどこかしらに持ってるけど"普通"に沿うために塞いでる部分、誰かに分かって欲しいけど分かってほしくない人間的な汚い部分とかさ、塞ぎきれずどうしようもない時あ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

5.0

好きに勝るものなし。

さかなクンがさかなクンとして生きられるように支えてくれた人達に対する、さかなクンからの感謝の気持ちを感じた。

ヤンキー達の怖いシーンが無い、むしろただただ全員可愛いだけなんて
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

自分の居場所はちゃんとある。
ご飯のシーンがすごく好き。

戦争系の映画は戦争を全面に押し出した作品が多い印象だけど、これは日常に戦争が溶け込んでる感じ。より戦争をリアルに感じられる、だからこそ怖い。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

5.0

久しぶりにワクワクした。
人生ってどう転んでも結局おもれぇじゃん的な。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

いろんな愛があると思った。
愛されてるのかどうかは受け取り次第だけど、思ってるようにいかずすれ違うこともある。編み物が愛情のメタファー的存在だけど、あからさま過ぎるからもう少しさりげなかったらもっと良
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

周りの人物の主人公擁護側にいくエピソードが弱くて感情移入しきれなかった。あと気球の場面のCG感が否めなくて一瞬冷めてしまったのが残念。でも、全体的にいい話だった。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

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分かりやすい格差社会の縮図。
上は富を分け与えず下は生きるために何でもする。
最下層にいた、社会の中で助けがないと生きられない存在の子供に手を差し伸べることで格差社会の崩壊を図る。
共産主義的だから現
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

5.0

ご都合主義満載だけど、映画ってこういうものだと思う、ご都合主義の映画の中でも心温まる素敵な作品、大好きな作品になった。

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