合唱部の中学生と歌が上手くなりたいヤクザの友情物語。昨今のコンプライアンスなどの問題で反社組織をカッコよく描くのは如何なものかという風潮に逆らい、ヤクザ屋さんを比較的いい人として描いている。法律遵守の>>続きを読む
胎児の脳を移植された女の成長物語。身体は大人で頭は子供なんだからやる事といったら…そりゃR18指定多めな展開なのだが、生きるとは人間とはを問いかける名作。旅とは人生であり人生とは旅であるという言葉がマ>>続きを読む
北朝鮮からの脱出を図る人々とそれを支援する韓国人牧師についての米国製作のドキュメンタリー。
脱北といっても38度線をバンザイしながら越えて行くような容易いものではなく、常に生命の危険が伴うものとなる。>>続きを読む
言わずと知れた超名作を21世紀に高画質にリマスターされた大画面で。アバンからのオープニングだけでもうお腹いっぱい。会話劇としても構図も含め最高です
人間関係苦手なのにお笑いの構成作家になりたい社会不適合な人の笑えないとてもつらーいお話。実在の人物がモデルらしいが仲野太賀と板橋駿谷が演じてた漫才コンビは一体誰なのだろう?板橋君が春日っぽかったからオ>>続きを読む
地震なんだか強風なんだか訳がわからん規模の大災害(その辺がよく分からないのもいい)の中で1棟だけ倒壊しなかったマンション。周辺住民が被災者となる中で、新しい秩序を作るために住民たちが起こした行動とは…>>続きを読む
一昨年の秋に浅草の平成中村座で演った演目。ライブで観た時はほぼ最後列の席だったのでよく見えてないとこがあったけど、シネマバージョンになったおかげでよく分かった。
落語の唐茄子屋政談をベースに不思議の国>>続きを読む
今年最後の新作は非常宣言に始まりパニックもアクションもドラマもエンタメもそれぞれとんでもなく素晴らしかった韓国映画にしました。韓国の国境警備隊が拾った57億ウォンの当選ロトが風に乗って38度線を越えて>>続きを読む
震災から12年、東北の島で借金に追われカップ麺だけを食べて暮らす漁師の兄とその弟の元に家を売ってくれと青い髪の女が札束持参でやってきて色々と起こるお話。閉鎖的なコミュニティに劇薬キャラ投入みたいなもの>>続きを読む
トイレ清掃員役所広司の日常。寡黙な役所広司が表情だけで演技し続ける。最高です。これトミーリーがやったら缶コーヒーのCMだよな。代々木八幡宮とかよく知ったご近所が沢山出てくる。一瞬映る端役のみなさんも結>>続きを読む
ラジオのニュースでは近隣国の戦火の様子が報じられる現在のヘルシンキ、賞味期限切れの商品持って帰ろうとしてスーパーをクビになった女と仕事中も酒を手放せない男の中年恋愛物語。よくあるすれ違いなど非常に単純>>続きを読む
タイトル通りナポレオン一代記をホアキンの役者バカ魂でお届け。いきなり首飛ぶとこから始まるし確かに「首」に似ているところはある。
始まってすぐみんなフランス人のくせに英語ペラペラじゃねぇかというどうでも>>続きを読む
犬神家の一族とかミッドサマーのような設定にトリックのようなバディものとして妖怪要素を入れたようなお話。要するにキ◯ガイ村のキチ◯イ因習にまつわるうんちゃらかんちゃら。何事も長く権威にしがみつくのは良く>>続きを読む
プロポーズを受けた翌日に失踪した女の謎を探るお話。あれ?あれ?あれ?となって最終的にうわーそういう事かーってなる。年末にとんでもない秀作がきたよ。杉咲花ちゃん優勝です。かわいくそして狂っている女は美し>>続きを読む
不倫疑惑で謹慎した女優の復帰ドキュメンタリーを故郷で撮るというお話。我が父の故郷荒尾が舞台のため聴き馴染みのある方言に終始ニヤついとったばい。特に三倉茉奈さんは親戚のお姉ちゃんみたいやった。
蓮佛美沙>>続きを読む
終戦直後焼け残ったあばら屋でいわゆる体を売る方が主たる目的の飲食店を営む女のもとに居ついた戦災孤児のお話。比較しちゃ申し訳ないが最近やってる某ご都合主義お涙頂戴怪獣映画と擬似家族を構成する設定などが非>>続きを読む
たけしの秀吉って大丈夫だろうかと観る前は不安だったが、これたけしじゃなきゃ面白くならない奴だったよバカヤロー!
アウトレイジとか御法度とか似てる作品の名前が上がってるけど、これはほぼ風雲たけし城だと思>>続きを読む
元になってる事件を知っているし、悲しいお話なのが分かっているからと遠ざけていたのだが、なんだか賞レース(あんまり信頼してない方の賞だけど)に名前上がってるしそろそろ終わっちゃうし、観てないと文句の一つ>>続きを読む
選挙ライター畠山理仁の取材の様子を追いかけたドキュメンタリー。いわゆる泡沫候補を含む全候補者を取材しなければ記事にしない主義といういい意味のキチガイ。確かに供託金が没収されてしまうのにそれでも強い意思>>続きを読む
自分の嗜好が世の中で言うところの「正常」と異なることで苦しむ人たちのフェティシズムと多様性のお話。
世の中には想像を超える嗜好が存在する事を改めて認識する。
一般的にストレートという言葉がいわゆるノ>>続きを読む
二人の男が語り合う過去に付き合ったというか同棲してたいい女が同一人物だったという現実であったらちょっと背筋凍りそうなお話。これは最初から分かってる前提で進んで行くので特段ネタバレではないです。
R18>>続きを読む
元々の期待値は低かったからこんなものかと。序盤こんな役を神木君にやらせて大丈夫なのか?と思ったけど神木君の演技力じゃないと無理な役でした。しかし脚本の説得力が非常に乏しい。すごく残念。
あとゴジラ退治>>続きを読む
夜逃げをする親子、ギャンブル好きのヒモと女の秘密、妻に先立たれた親子のドライブ、何かあって実家に帰った男が謎の女に導かれる、4つのお話が平行して進むが交わることが全く無い。
あんまり貶したくは無いの>>続きを読む
1941年12月、日米開戦直前の上海租界に舞台公演のために訪れた大スター女優の真の目的は、日本海軍将校から暗号を盗み取るというスパイもの。
淡々とした物語から突然始まる派手なドンパチが凄まじい。
当時>>続きを読む
コロナ禍の中、一旗上げたい映画監督とその家族と監督にイナズマに撃たれたように恋をした男のお話。
人は常に何かを演じているという演技の本質みたいなものを問うたいい作品。
茉優ちゃん、窪田君、浩市さん、池>>続きを読む
約100年前のアメリカ、先住民族が掘り当てた石油により得た巨万の富を巡る骨肉の争いの物語。3時間半は長いけどそれほど感じさせることもないし、多分切りようもなし、面白いから全然大丈夫だった。観る前に長い>>続きを読む
春画を巡る愛憎コメディ。カメレオン俳優内野聖陽、きのう何食べた?からの振れ幅に戸惑うほど上手いが、北香那さんのカメレオン女優っぷりも大したものでした。そして柄本佑のブーメラン!
インターナショナルって某信用詐欺師の映画版みたいに豪華海外ロケかと思ったら大間違い。でもすごくインターナショナルだったしダイバーシティなお話だった。30代半ばになったゆとり世代も相変わらずやったとかや>>続きを読む
若年性認知症の母親を介護するヤングケアラーの女子高生のお話。色々としんどくて大変だけど全く希望が無いわけではないのでいいお話だと思う。中井友望さん満を持しての初主演作。らんまんでプチブレイクした山脇君>>続きを読む
森君が再加入しオリジナルメンバー3人で制作した先週発売のアルバム「感覚は道標」のレコーディングを中心としたドキュメンタリー。曲作りの過程がよく分かるし、拾得でのライブも3曲フルで聴ける。
各人のインタ>>続きを読む
テアトル系の劇場でアホほど予告流れてたので観ざるを得ず。
バブル期の銀座のクラブのピアニストのお話。
池松君2役なのに、あれ?演技下手なの?おかしいぞこれと思いながら進んでいき(最終的に全然下手ではな>>続きを読む
今泉監督、劇伴細野晴臣でこの座組って観ない理由が全く無い。夫に失踪されてしまった銭湯を営む女性のお話。他人を理解するとはどういう事か、生きていく上での虚と実などヒトの本質を突いた良作。怪優リリーさんの>>続きを読む
最高の素材を残念に料理してしまった感は否めない。ドラマパートはまさに猪木に魅了された自分と同世代のお話だったので共感した。ドキュメンタリーパートは伯山師匠、顕ちゃん、有田とマジなファンは熱くて非常に良>>続きを読む
半島南北バディものの第2弾。竹内涼真にしか見えないヒョンビンとジモンさんっぽいユヘジンの凸凹コンビに今回はFBIのイケメンまで加わってパワーアップ。アクションもコメディもあってエンタメ作品としては上質>>続きを読む
80年代初頭の軍事政権下の韓国、重要機密が北に筒抜けのため、国家安全企画部の国内班と海外班の両次長が内部にいるであろうスパイを探り合うというお話。緊張感に継ぐ緊張感とスケールの大きさがヤバい。日本のシ>>続きを読む
原題はMon chat et moiなのでそのままネコと飼い主の子供の成長物語。ネコなどの動物たちは特に演技はしてないんだろうけど演技してるみたいに撮ってて上手い。最後は納得いかない人もいると思うけど>>続きを読む