ポップと水玉さんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

ポップと水玉

ポップと水玉

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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.7

カットをあまり割っておらず、構図へのこだわりが感じられる。カワイイモンスターの話かと思いきや、カワイイモンスターの皮をかぶった不器用な女の子の話であった。
作中には2種のかわいさが出てくる。武装したか
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夜よ、こんにちは(2003年製作の映画)

5.0

現実と妄想(願望)が同じ資格で存在できるのが映画のいいところだ。ベロッキオは女性の泣きアップが実に美しい。音楽もいいねぇ。
革命戦士でも炊事洗濯は女がやるのだね。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

大通りや浜辺での印象的な横移動と、階段を上る主人公を見上げるようなパンで捉える最後のショット。普通に良いが白黒にしちゃ明るすぎる。

マクナイーマ(1969年製作の映画)

5.0

ホドロフスキーといい南米のカルトムービーは頭イカれてんなーw
立体駐車場のシーン素晴らしいんだけど全体で見ると妙に浮いてない?

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

5.0

横移動ダッシュからのラストも良いが、護送車で運ばれるところも泣ける。その前の警察署地下のシーンも素晴らしい。檻越しに娼婦を見るショットなんか最高。アントワーヌの主観ショットなんだよねぇ。

蝶の眠り(2017年製作の映画)

4.0

いやぁいい。いい塩梅だ。最後の中山美穂が美しいですね。あとチョン・ジェウンはノースリーブ好きなのかw

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.7

NYアッパークラスの心温まるお話。この温かさは、経済的に恵まれていることもかなり影響していそう。友人との悪ノリで思ってもいないことを口走ってしまったり、予期せず聞いてしまった話を真実だと思い込んだり、>>続きを読む

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.7

んーーーーーーーーーーーーーーーーーーあざとい。

似たような毎日だが同じ日はなく、繰り返すごとに確実に衰弱していく。すごい風だなー

侠女/俠女 第二部:最後の法力(1971年製作の映画)

4.5

剣戟よりも肉弾戦の完成度が高いと思った。林の戦闘シーンいいねぇ。武侠映画は扉の開閉が画面の運動を活気づけているよねぇ。最後はよくわかんねぇけど(笑)

侠女/俠女 第一部:チンルー砦の戦い(1971年製作の映画)

4.5

美術がいいよねぇ。スモークと日光を上手く使ってさぁ。竹林きれいだねぇ。ススキだらけの廃墟も素晴らしい。武侠映画の原点だなぁ。

風の向こうへ(2018年製作の映画)

3.7

話がさっぱり分からなかった。ウェルズの映画としてみると余計に違和感。ニューシネマっぽいものを作ろうとしてたのか。

恐怖分子(1986年製作の映画)

5.0

いたずら電話から悲劇が起きた、みたいな話でもない。電話関係なく夫婦関係は破綻していたわけだし。とはいえ、偶然の邂逅が思わぬ波紋を広げたことは確かだ。人物各々にドラマがあるから、余計深く複雑に見える。ス>>続きを読む

ハリウッド・ブルバード(1976年製作の映画)

4.5

面白すぎて最高だった。オチまでB級。最後まで笑い通し。

日本春歌考(1967年製作の映画)

4.5

ムズーーーー!!!

軍歌とベトナム反戦歌と猥歌の三角関係。政治的なものと政治的でないもの、戦前的なものと戦後的なもの、天皇と民衆……そのあたりがテーマでしょうか。大島渚は日の丸が好きやな。乳房と乳首
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太陽の墓場(1960年製作の映画)

5.0

鮮烈な情緒。なのにジメジメしていない。ゴミ溜めのような街並と、そこに暮らす人々の捨て鉢な活気。そしてオレンジの夕陽。夕陽は炎となってついに家を燃やしてしまう。すごいエネルギー。すごい映画。