マンメンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

3.6

ドラゴンと共生する人々を描いたシリーズの二作目。
続編になりますが、主人公のウザったさがなくなっていて個人的に見易くなった印象でした。
ドラゴンも単一ではなく、様々な性格、容姿、特技を持っており、愛着
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あしたのジョー 劇場版(1980年製作の映画)

3.6

ボクシングの名作漫画の編集版。
有名な力石徹戦までが本作で、真っ白な描写で有名な最終回は劇場版続編に収められています。
編集版ですがよく纏まっていてとにかく熱い作品でした。
「巨人の星」の梶原一騎が原
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.5

マジシャン同士の騙し合い。
二人のマジシャンが復讐のために対決し人生を狂わせるサスペンス作品。
「TENET」を観てからノーラン作品を観返したくなり、未鑑賞の本作から視聴しました。
段々エスカレートし
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

権威に立ち向かった女性キャスターの実話を基に制作された作品。
つい最近の出来事をすぐに作品にできるのは羨ましい国柄だと思いました。
コロナの影響で映画館での鑑賞は見送った作品で楽しみにしていましたが出
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楽園(2019年製作の映画)

3.4

実在した誘拐事件、殺人事件の二つの犯罪を基に織り交ぜ映画化された作品。
褒め言葉ですが、観ていて痛々しくなり胸にしこりが残りました。
結末も視聴者の解釈に委ねるもので私の好みでした。
俳優については綾
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荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて(2014年製作の映画)

3.2

「テッド」の監督による西部劇のコメディ作品。
くだらないけど面白い、明日には忘れてるけどやっぱり面白い。
そんな作品でした。
娼婦と付き合っているのにクリスチャンだから婚姻関係になるまで肉体関係を結ば
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ダンテズ・ピーク(1997年製作の映画)

3.4

休火山の調査隊を描いたパニック映画。
古い作品なので目を瞑る部分もありますが、しっかりハラハラドキドキものです。
火山の影響で酸性の水になり身体がドロドロに爛れるなんてあり得るのか分かりませんが、酸性
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.7

バカリズムがOLあるあるを演じるミニコント、ショートコントの連続のような作品。
無理に笑わせるのではなく、真面目に淡々と演じているのがシュールで面白かったです。
どうでも良い話を流れるままその場にいな
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

サッパリ分からず途中で理解する事を諦めましたがそれでも面白かったです。
映像の見せ方も素晴らしく、物語冒頭で「理解するより感じろ」というセリフがありましたが、まさにそんな楽しみ方をしました。
様々なシ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

映像美に不安を煽る演出。
映像の美しさ、グロテスクな描写共に強烈な印象を残し、そのアンバランスさが魅力な作品でした。
中盤にいきなりグロテスクな描写があったのには驚き、そこからストーリーが大きく動き出
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.6

ずっと観たかったけどコロナで観れなかった作品をやっと鑑賞できました。
マジンガーZの格納庫を本気で作ろうとする大人たちを描いた作品。
まさかの実話を基にした作品です。
おぎやはぎの小木が良い意味でその
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ウォー・マシーン:戦争は話術だ!(2017年製作の映画)

3.0

ブラピのランニングシーンがやけに印象的でした。
意識的に変なフォームにしたのでしょうか。
誰も望まない戦争の総司令官を主人公にした作品。
タイトル通り会話シーンがほとんどで戦争映画として観ると迫力不足
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.2

ハリーポッターは一作目しか観ておらず、本シリーズも初鑑賞ですがサブスクリプションにあったので何となく鑑賞しました。
魔法の表現力がすごいですね。
全体的に暗い画面が多くありましたが、雰囲気が出ていて好
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映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.3

テレビでやっていたので何となく観ていたら全部観ちゃいました。
みさえがかわいらしい作品でした。
みさえもひろしもお互いに家族として、個人として思いやっている描写が良かったです。
映画とは関係ありません
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サラエボ(2014年製作の映画)

2.6

第一次世界大戦の引き金となったオーストリアの皇太子が暗殺されたサラエボ事件。
教科書で読んだ位の知識しかなかったので興味から鑑賞しました。
サラエボ事件の尋問を描き、終始落ち着いた静かな作品でしたが静
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

ジュマンジというゲームの中に入り込んでしまった高校生4人のアドベンチャー。
ゲームに入り込み、ゲーム内のキャラクターになる設定と混乱っぷりが面白かったです。
第一作とは大分雰囲気が違うようにも感じまし
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太陽を掴め(2016年製作の映画)

2.9

岸井ゆきの目当てで鑑賞。
岸井ゆきのが岸井ゆきのらしいめんどくさい役を演じていましたが、好きなタイプの作品ではありませんでした。
薬物で寂しさを紛らわし、薬物に頼らなくても寂しい登場人物たち。
結局薬
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リグレッション(2015年製作の映画)

3.2

悪魔的儀式虐待を題材にした作品。
実話を基に着想を得て作られた作品ですが、テーマにイーサン・ホーク、エマ・ワトソンが出演しているという期待感もあって鑑賞しました。
ちょっと内容が難しくごちゃごちゃした
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

タイトルは知っていたけれど初鑑賞です。
お化け退治を題材にしたコメディ作品。
会話もノリも全てが軽くて丁度良い面白さでした。
科学者なのに完全にオカルトだし、チグハグさが面白かったです。
古い作品なの
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四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.3

原作者の「さよなら私のクラマー」という他の作品が好きなので、本作は未読ですが鑑賞しました。
北村匠海が出演している作品によくあるようなストーリー展開ですが、音楽も題材の一つになっていて私は好きでした。
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

順番が逆でしたが、本作でシリーズ全て鑑賞しました。
パソコンの画面や記憶媒体がフロッピーディスク、今観ると稚拙な合成など時代を感じましたがそれも含めて面白かったです。
続編と比べてアクションよりもスト
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U・ボート(1981年製作の映画)

3.7

リマスターディレクターズカット版を鑑賞しました。
潜水艦という密閉空間でのドラマを描いた作品。
計器を見ながら艦員が固唾を呑むシーンが何度もありますが、こちらも一緒になって力が入る程の緊張感に臨場感で
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日本の黒い夏 冤罪(2000年製作の映画)

3.8

松本サリン事件の冤罪を扱った作品。
メディアと警察の姿勢、無知な大衆を批判する視点で描かれています。
いい加減な理由で被害者を被疑者扱いし公表する警察、よく調べもしないでセンセーショナルに報道するマス
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シェーン(1953年製作の映画)

3.5

タイトルは知っていたけれど観たことがなかった作品です。
西部劇はこれまでほとんど観ませんでしたが、イーストウッドの「許されざる者」が面白かったので古典的名作とされている本作を観ました。
シンプルで分か
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.6

イーストウッド主演・監督の西部劇。
西部劇はほとんど観ませんが評価が高かったので鑑賞しました。
昔は凄腕ガンマンだったけれど、今ではすっかり錆び付いてしまった男が主人公。
久しぶりの出動で弾は当たらず
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.2

ある特殊な喫茶店を舞台にした連作短編のような作品。
コーヒーが冷めるまでの間だけ過去に戻れるけれど現在は変えられない設定。
起こった事は変えられないけれど、それぞれの人が自分の後悔を打ち消し気持ちの整
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嘘はフィクサーのはじまり(2016年製作の映画)

3.0

口から出まかせのお喋り男がひょんな事から後のイスラエル大統領と友情を感じる間柄になるけれど一波乱ある作品。
音楽はコメディっぽい音楽でしたが、割とシリアスにも感じる作品でした。
大物との関係を仄かし、
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.8

実話にフィクションを交えた作品。
誘拐、身代金を巡り様々な観点で楽しめました。
誘拐されたのは離婚し、別れた義理の娘に親権が渡った孫、祖父は世界一の大富豪。
大富豪の祖父はとにかくケチで身代金は払わな
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にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

3.4

大正七年から昭和35年まで時代が移り変わる中で懸命に生きる女性の性と溢れる生命力を描いた作品。
作中の女性は自分の力で自立して生きているようで結局は男に仕事も生活も影響され頼らざるを得ず、今よりもはる
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.3

憧れのパリへの移住を計画したウキウキな話かと思ったら、逃げ出すための口実で後ろ向きな作品でした。
自分たちは何者でもなかった事に気付き、再び自分達を取り戻そうとすれ違い壊れていく夫婦の話です。
自分を
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ぼくたちの奉仕活動(2008年製作の映画)

3.3

記憶に残らない映画かもしれませんが観ている間は楽しみました。
おっぱいの見方を子どもに伝授しているシーンが一番笑いました。
最後は何だかんだ良い方向に持っていくコメディです。
所々で下品なシーンを混ぜ
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クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

3.5

本作はギャグ多めで友情をメインテーマとした作品でした。
しんちゃんの映画でよくある疾走感のあるシーンや劇画調のシーンもあり面白かったです。
名前やキャラ設定も相変わらずバカバカしいですが、そのバカバカ
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.4

太平洋戦争での硫黄島の戦いを日本兵側の視点で作った作品が「硫黄島からの手紙」、こちらはアメリカ兵の視点から作られた作品です。
戦争の悲惨さだけでなく虚しさと悲しさがを訴えているように感じました。
本国
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聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

3.4

タイトルから「ハングオーバー」のような無茶苦茶な作品かと思いましたが、台詞が少なく落ち着いた作品でした。
ある晩に神様からお金をもらい、そのお金のおかげで職につけたり主人公のホームレスが少しずつ変わっ
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嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

3.0

オイラはドラマ〜♪で有名な作品。
そのシーンしか知りませんでしたがサブスク配信されていたので初めて観ました。
石原裕次郎は華やかでしたが、説明口調のセリフ読みやダサい音楽に踊りが最初は気になりました。
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.5

脱走不可能とされる海に囲まれた孤島の監獄からの脱走劇。
終わりが急に訪れる曖昧なものでしたが視聴者に想像させる終わり方で好みでした。
実話を基にしているので尚更良い終わり方だと思います。
だいぶ前の作
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