lessthanzeroさんの映画レビュー・感想・評価

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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

劇場鑑賞作品としては一応合格だが、配信ドラマ後の世界が舞台でドラマ未見の身としては知らない主要キャラが何人かいて物語世界に入り込み辛かった。事件の黒幕が自首する必然性が感じられなかったのも残念なところ>>続きを読む

Broken Rage(2024年製作の映画)

2.6

前半のシリアスパートを前振りにして後半のスピンオフと称するギャグパートがメインのバイオレンスコメディだが、グレードダウンした『裸の銃を持つ男』という感じでほとんど笑えず。
唯一、ラストでMの名前の由来
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キラーズ・ゲーム(2024年製作の映画)

3.4

余命宣告を受けた殺し屋が恋人に財産を残すため自分をターゲットにして殺しを依頼するが、その直後に診断が誤診と判明したため、次々と襲いくる殺し屋達と戦う羽目に陥るバイオレンスアクションコメディ。
殺し屋達
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アドヴィタム(2025年製作の映画)

3.3

過去エピソードは長すぎる感があり、そこで少しダレました。

テトリス(2023年製作の映画)

4.0

これは掘り出し物!
崩壊が近いゴルバチョフ政権下のソ連を主な舞台として、テトリスの権利獲得を巡るスパイ映画テイストも含まれた実話ベースだが実にスリリングな物語。
テトリスがブロックパズルゲームであるの
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.8

UHD鑑賞。
1979年作品なので画質面であまり期待していなかったが、フィルムの粒子を残しつつ予想以上の高画質。
音声がオリジナルのオーストラリア英語なのも嬉しいところ。

セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.7

クリスマスイブのロサンゼルス国際空港で、保安検査担当者がほぼ一人でテロリストと対決するというダイハード2的なアクション映画。
前半はテロリストに協力を強制されて手荷物検査を如何にスルーさせるかという知
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.3

いい意味で実に下らなくて愛すべきバカ映画。
大統領独裁国家のスイスで、チーズ密売の罪により恋人のペーターを殺され収容所送りにされたハイジが脱走して復讐する物語にしてクララ、おんじ、ロッテンマイヤーさん
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ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

3.9

UHD鑑賞。
適度なフィルムグレインでフィルム撮影感が残った高画質。
JFKを守れなかった老境の警護官フランクが約30年後に起こった大統領暗殺計画から大統領を守ろうとする物語だが、影の主役は暗殺者ミッ
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クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アフリカでライオンに襲われ心停止に陥るも、謎の秘薬の力で生き返り、体内にライオンの血が混入した事でライオンの嗅覚やらスピードやらを身につけ、密猟者等の悪党どもをハントする気楽に楽しめるダークヒーロー物>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.1

UHD鑑賞。徹底的にフィルムグレインを除去しており、まるでデジタル撮影したかのように鮮明な映像で、旧盤に比べて画質は大幅に向上しており大満足。HDRの効果で爆発の炎の迫力満点なり。同梱Blu-rayも>>続きを読む

Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

3.5

気楽に楽しめるエンタメ映画。
観る前は原題がWolvesじゃなくてWolfsなのはなんでや?と思ったが、一匹狼が複数いるという意味だったか。

2012(2009年製作の映画)

3.7

2024/12/01 Netflixで再鑑賞。
好き好き大好きエメリッヒ先生による荒唐無稽災害映画。
前半のリムジンと双発機での危機一髪連続避難シーンは抜群に面白い。
しかし158分は長すぎで、中盤以
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.9

年老いたカウボーイが依頼されて牧場主の息子をメキシコからアメリカまで連れてくる過程を描いたロード・ムービーであり、孤独と思われる老人が最終的に居場所を見つける物語でもあり、地味な話だが染みる。
劇場鑑
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フリークスアウト(2021年製作の映画)

3.6

第二次大戦中にサーカスで働くちょっとした特殊能力を持つフリークス4人が体に不具合があるゲリラ達と共にナチスドイツと戦うことになるというX-MEN+オズの魔法使い+イングロリアス・バスターズ的物語。
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.4

ポストプロダクション(編集)に焦点を置いたところは斬新。
ただポンポさんが若すぎて(年齢不詳だが)、プロデューサーである説得力に欠けるかな。

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.5

911の通報室内のみで話が進み、ほぼ電話による会話劇であるため台詞のニュアンスが伝わる吹替版で観て正解でした。

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.6

冒頭のアフリカでの海戦、中盤のコロシアムに海水を注入し鮫を放っての良い意味でバカバカしい鮫デスマッチなど映像面では十分に観る価値あり。
だがストーリーはほぼ前作を踏襲しており既視感を覚え魅力に欠ける。
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.5

クリスマス・イブ前夜に誘拐されたサンタを救出するというファンタジー系アクション映画。
サンタがJKシモンズでクズ人間の天才ハッカージャックがクリス・エヴァンスという攻めた配役。
驚く要素は全くないが気
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

原作既読だが、動きと色と音が加わったことで傑作度増大。
あっという間の58分間でした。
原作では聞こえてこないキャラクターの声が、藤野は標準語だけど京山のアクセントやイントネーションが東北地方のそれで
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ファイナル・ジャッジメント(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

スーパーナチュラル物と見せかけて、実はそうじゃないと思わせて、やっぱりスーパーナチュラル物だったという展開と最後のちょっとしたどんでん返しは良いです。
だがケイトリンが見たダグラスの幽霊(?)は幻覚な
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.5

エンタメとして楽しめたけど、3部作完結編としては終わり方があっさりし過ぎていて物足りなかった。
戦う敵は戦闘スペックは高いようだが、ボスキャラの手先にすぎないし、爬虫類的な造形がいかにも雑魚キャラとい
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タイムカット(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

納屋で見つけたタイムマシンによって2024年から2003年にタイムスリップした高校生が、ちょうどその日がシリアルキラーによる殺人が起こった日と気づき、姉を含めた被害者達を助けようとするBTTF的物語で>>続きを読む

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

2.9

前作同様にひたすらにゴア描写を見せつけるホラーだが、そのゴア描写は前作ほどの衝撃を感じるものではなかったです。
あまりにも簡単に人体が壊れてる感じがする。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

幕末、会津藩士が現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、ひょんなことから時代劇の切られ役となり活躍していく時代劇愛に溢れたコメディ。
分かりやすくベタな展開だが、単純に面白くて笑えるポイント多し。笑いす
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.8

久方ぶりの再鑑賞。
細かい部分はすっかり忘れていて新鮮な気分で楽しめた。
主人公は不慮の事故で死者となったアダムとバーバラなので、ビートルジュースやリディアの出番は意外と少ない。
リディアは社会(学校
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.8

Amazonプライム配信終了前に滑り込み鑑賞。ヒーロー映画の撮影途中で自動車事故にあった主人公が記憶を失い、自分を本当のヒーローと思い込んで事件に巻き込まれたり事件を巻き起こしたりしていくパロディ満載>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

孤島にある予約の取れないレストランを訪れた人々が奇妙なメニューを食しているうちに酷い目に遭わされるサスペンス・ホラー?
シェフであるジュリアンの動機は明らかにされるものの、彼の異常な行動に無条件に従う
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

音楽は最高で映像も美しい。だが舞台がほぼ閉鎖病棟と法廷に限られ、物語に起伏が乏しい感あり。
嫌いではないが全面的に肯定はできない。
途中までにジョーカーが登場するのはミュージカル仕立てのアーサーの妄想
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

2分間経過すると時間が巻き戻る設定が絶妙。
その原因がビューティフル的なアレかと思わせておいて裏切るところまでは良い良い。
だが、終盤になって明らかにされたその原因とループからの脱出方法が、SF的にあ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

政府軍vsテキサス+カリフォルニア連合他の分離独立派が内戦状態にあるアメリカが舞台。
ジャーナリスト+戦場カメラマン達が敗北寸前の大統領を取材しようとNYからワシントンD.C.まで旅する途中に遭遇する
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

実話ベースで実に見ごたえのある物語。
収容所の粗末な食事を摂り続けたことでガリガリに痩せ衰えプッシュアップが1回もできなくなるシーンには戦慄を覚えた。