lessthanzeroさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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非常宣言(2020年製作の映画)

3.3

大昔に観たカサンドラクロスを彷彿させる閉鎖空間パンデミック物。犯人の動機が謎のままなのにモヤモヤ。

ドミノ(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

超能力物が好物の私には当たり。
94分という短い尺に、ファイアスターター、殺戮のチェスゲーム、インセプション的SF要素が詰め込まれた良作でした。
中盤に炸裂したどんでん返しには驚かされたが、エンドクレ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大当たり。水分を控えての挑戦必須の超長尺だが無駄なシーンは無く納得の206分。
平気で人殺しをするクズ男が多数登場するが、中でもアーネストはクズの上にダメ男で、多分デカプー史上最低のキャラだが、自ら希
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.2

吹替版鑑賞。
ベトナム戦争を思わせる展開にSW、ブレードランナー、チャッピーなどの要素が加わったど直球SF映画で大当たり。
シリーズ化など微塵も考えず見事に完結させたのはエライぞ。
アルフィーをテイラ
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.3

ジェームス・ガン+ザック・スナイダーによるゾンビリメイク。オリジナルよりか登場人物が多いので死ぬ見せ所多し。ゾンビ物としてはかなりの良作。噛まれてから発症するまでの時間の個体差がかなりあるのはなぜなん>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

原作既読。ほぼ原作に沿ったストーリー。事件の真相についての推理に絶対的な根拠がなくて、ミステリーとしては弱い。飯尾が予想外の好演。

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.5

これは当たり!
35年前の連続殺人鬼が再び現れ、主人公ジェイミーの母親を殺した後にジェイミーも襲う。ジェイミーが逃げ込んだ場所は友人が作った未完成のタイムマシン。偶然に犯人のナイフが刺さった事で作動し
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.8

UHDで再鑑賞。フィルム傷由来と思われるノイズが若干見られるがBlu-rayから画質は大幅に向上。一箇所、菊千代が早口でまくしたてるシーンの台詞が聞き取れなかったが、他の台詞は明瞭。
207分の大作だ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.3

デス・ウィッシュの系譜に連なる悪党成敗物だが、前2作でマッコールの無敵ぶりを承知しているので完全に安心して成敗を楽しめる。
人質を取られたマッコールが敵ボスの前に姿を現すところが最大のピンチで、おそら
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

富豪だが金に執着し勝つためにはイカサマも厭わないヘンリー・シュガーが、偶然に知人の書庫で「イムダット・カーン 眼を使わずにみる男」というノートを見つけ、集中力を極限まで高める訓練により特殊能力を身につ>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.1

ゴア描写強めの北欧復讐物語。
ベースとなるアムレート伝説の知識はゼロのため、世界観を消化しづらかった。
父の仇に攫われた母を救おうとしたところで母から明かされる事実が悲しすぎる。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

169分とかなり長尺だか大半は殺し合いシーンなので退屈無し。
前作の馬のような斬新な武器の登場が無いのはちょっぴり残念。
シャロン退場シーンは現実とリンクして胸が痛かった。
盲目のケインは中長距離の戦
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

吹替版鑑賞。テロップ等も日本語化されている。
予告編を観た時点では興味を惹かれなかったが、ブロムカンプ監督という事で観てみたら当たりでした。
実話ベースだが、レーサーを目指す主人公が各国のグランツーリ
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前の2作と異なり原作未読につき犯人探しを純粋に楽しみました。
旧知の作家の誘いで交霊会に参加したポアロは霊媒師のトリックを暴くが、その直後に霊媒師は殺される。
捜査中、怪奇現象が襲いかかり、霊も魂も神
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

UHDで再鑑賞。
高校生時代にリバイバル上映で鑑賞して以来、LD、Blu-ray、そしてUHDで年に1回は鑑賞し続けている痛快娯楽時代劇。
前作の用心棒同様に、敵組織に侵入して敵を混乱させる→捕まる→
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.2

豪華キャストによる群像劇。マーゴット・ロビーなんかはほんの一瞬の出番のみという贅沢な使い方。
モノクロ、スタンダードサイズの画角で始まる冒頭で、主たる物語パートは架空の町を舞台とする演劇であることが明
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

UHDで再鑑賞。Blu-rayより画質大幅向上で大満足ですじゃ。
ジャクソンが若い!
コカインをきめていたミアがビンセントの純度の高いヘロインをコカインと間違えて吸ってしまったことで心臓に過度の負担が
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.3

吹替版鑑賞。
巨大ザメの暴れっぷりを満喫したかったのだが、前半は海底資源を狙う組織vsステイサムのシーンが多くて欲求不満気味。
後半にお約束のMEGリゾート地襲撃からのステイサムvs MEGの構図とな
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

吹替版鑑賞。
設定にツッコミどころはチラホラあるが(特にエンティティ関連)、高密度で繰り出されるアクションシーンに魅入られて鑑賞中は全く気にならなかった。中でも終盤の絶体絶命が連続する状況に拍手。
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

Xの前日譚にして怪物誕生の物語。
舞台は1918年、第一次大戦末期でスペイン風邪流行中。
冒頭の殺したガチョウをワニ(名前までつけとる)に食わせるシーンで、パールの異常性が生来のものである事と死体処理
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.4

吹替版鑑賞。
冒頭、若き日のインディがナチスからロンギヌスの槍を奪い返そうとするお馴染みの活劇シーンから1969年に飛んで、定年退職直後のインディが元ナチスとアンティキティラのダイヤル争奪戦を繰り広げ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

吹替版鑑賞。
各世界毎に異なる技法で描かれた映像に見惚れ、
マイルス、グウェン、ピーター、ホービー他、無数に登場するスパイダーマンたちのバリエーションにも感嘆する。
しかし、全てのスパイダーマンは悲劇
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ビースト(2022年製作の映画)

3.0

ライオンの襲撃シーンはかなり迫力あり。しかし、主人公があれだけライオンに襲われたのにも関わらず致命傷を負わなかったところに冷めてしまった。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

劇場鑑賞する予定はなかったが、スティーブン・キングとトム・クルーズ絶賛の情報に釣られて行ってみて大正解。バリーが過去を変えた事により歴史が変わり、BTTFはエリック・ストルツが主演し、カル・エルは地球>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.3

ユーザであるケイディを守るためAIロボットが犬とかいじめっ子とかを殺すホラーだがゴア描写はほぼない軽めのホラー。ロボコップ、ターミネーターなどのオマージュがあちこちで見受けられる。ミーガンにロボット三>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.2

配役は実に豪華。実話ベースの陰謀物だが、何か分かりづらい。殺人容疑をかけられていた主人公達が終盤にあっさり容疑を解かれるところは説明不足で理解に苦しんだですよ。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.4

原作既読。尺の都合で榛村と母親との関係はばっさりカットされているが、榛村の胸くそ悪いサイコパスぶりは見事に表現されている。ラストが陳腐で残念。