キャプテンパニックさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

すべてをあなたに(1996年製作の映画)

3.6

成功までがトントン拍子なロックバンドはしかし崩壊もあっという間。ついつい疑って見てしまうが結局悪い人は誰一人出てこずにみんなが幸せなハッピーエンドでスッキリ爽快ニッコニコ。音楽も好い。

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.8

会った事も無い山奥の田舎に住むおばあちゃんの家にひとりしばらく滞在する事になった都会育ちの少年が主人公。設定を知るだけでオチまで予測出来そうなシンプルなストーリーだがラストはまんまと泣いた。

WALKING MAN(2019年製作の映画)

2.8

ヒップホップ映画として期待すると肩透かし。中途半端で浅い印象。でも嫌いじゃない。石橋蓮司氏が別格で好い。

8 Mile(2002年製作の映画)

3.6

公開当時は毛嫌いしてたくせに最近突然ヒップホップに傾倒しだしたので見てみた。…EMINEMも聴いてみようと思えた。

ドキ死(2018年製作の映画)

3.4

曇天街DVDの特典。展開はすぐに読めるが気軽に楽しめた。その後を匂わすラストもニヤリ。

ドンテンタウン(2019年製作の映画)

2.8

現実と虚構の境目が曖昧過ぎてラストも晴れずに曇天模様。進行にそこまで絡まない割に台詞量の多いマスターがなにより浮いていて一番嘘くさい。失笑。

ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.8

終始ヒリヒリとした感触で見ていて辛くもあったが、流石のレオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロ、何度も顔歪めながら手に力も入る程に見応えあった。

美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

2.2

しんどかった…。こういう映画を楽しんで見れる人はどんな人なのかって事に興味は湧いた。

軍中楽園(2014年製作の映画)

4.2

軍の娼館を舞台にしながらも政治的な色合いはあまり無く、淡く儚い想いと印象的で美しい場面が映される。ギターのシーンと月下美人のシーンは特に印象的で胸が軋んだ。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.4

ミニマルマキシマスとでも言おうか…。「序」で期待「破」でがっかり「Q」で再度期待したが故にちょっと残念だったかな…。音楽がことごとくミスマッチ、というか単純にダサく感じた。エンドロールが一番好かった。

うつせみ(2004年製作の映画)

3.6

不自由な様を表現する自由。静かに狂っている不穏な美しさ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.4

破で気持ちが萎え、見限りそうになったが最期まで見届けようと思えたのでよかった。次はやっと劇場で。

サムシング・ワイルド(1986年製作の映画)

2.8

特にドラマを感じられなかった。車屋にジョン・ウォーターズ!音楽はジョン・ケイル!しかし、うーん…。

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.0

登場人物はほぼ二人だけ。その二人の台詞回しが妙に説明臭く感じて入り込めなかった。下田逸郎氏による音楽は好かった。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.4

あまり好意的な印象を持たずに人にすすめられるがままに見た。が、めちゃくゃ泣いた。しかしラストはあんまりだ。

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.8

中学二年の三学期、クラス全員を追ったドキュメンタリー…よくこんなの撮れたなぁ。めちゃくちゃおもしろかった。二時間では物足りない。もっと見ていたい。ただ、クリープハイプというバンドの音楽はやっぱり苦手。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.4

エンタメ性は高いがなんかちょっと媚びた印象。サービスカット多いし。劇中歌もあざとく感じた。EDの宇多田ヒカルの曲はバンドアレンジでも好い。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.6

おや?と思う点がいくつか…。宇多田ヒカルのED曲が好い。

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.4

XTCのcomplicated gameがこんな不穏な曲だったっけ?とハマり具合にエンディングで驚いた。Drums and Wires全編がサウンドトラックでもよかったんじゃないかと今改めて聴きながら>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.4

一言で言うと辛気臭い。何を見せられているのか疑問に感じながらも、同人誌でありそうなぶっ飛んだ描写も多くてテレビ版ラストよりは楽しめた。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

先ず凄まじい労力に感服。圧倒された。グロテスクな面もあるがコミカルでポップな王道的展開。言語、発音があまり耳障りのいいものではなかったのが少し気になって残念。パンフレット買った。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.2

どんどん女性に成っていく様に引き込まれ、哀しくも美しいラストに涙。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

4.0

ナチュラルボーンキラーズ、マイプライベートアイダホ、レオンのポスター。青臭く痛々しいLOVE。

聖なる狂気(1995年製作の映画)

3.8

巧い邦題。ずっと妙。とりわけ銀の靴…。ヒロインの名前がキャリーだったが、シシー・スペイセクのキャリーに通じるものを感じた。

TOKYO TELEPATH 2020(2020年製作の映画)

3.6

音がかっこいい。でもイキきれない感じ。祭太鼓+ノイズ、好きだなぁ。

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.8

レコーディングのシーンもっと見ていたかった。エンディングが好い。ビーチ・ボーイズ初期から聴きなおそうと思う。ヴァン・ダイク・パークスも。

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.6

好みの青み。解消されないモヤモヤが残る結末ではあるがそれもまたよしと思わせる質感。

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.6

ゆるゆるな展開もちゃちな造形も細かい事全て吹き飛ばすソウルパワー!二十数年前"ボアダムスが好きなら避けては通れない"と書かれたレビューを見てサン・ラのCDを買いに走った当時の自分を褒めてやりたい。

天使/L’ANGE デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

4.0

退廃的な空気で視点を変え繰り返される事象と折り重なり反復する音。動く絵画とも言えそうな光と影のラビリンス。とても好みであったが後半さすがにちょっと飽きた。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

モリッシーの歌声が聴こえた瞬間に腰砕け。好すぎて。レイ、カッコいい。フォースグレイド、ニクい。

哥(うた)(1972年製作の映画)

3.6

モノクロの光と影をヴィヴァルディの四季が彩る。コミカルで笑える部分もあり「無常」「曼陀羅」と順に見たが比較的見やすいように感じた。弟がとにかく下衆い。