みなみ会館にて、監督の舞台挨拶あり。嫌悪感を覚える人もいるかもしれないがヒップでホップで大好物。もっと垂れ流しかつ爆音でもよかった。瞬間を切り取って継ぎ接いだ結果現れた"世界意思"とも言えかねないよう>>続きを読む
最初のシーンから画と音にうっとりするも、物語が進むにつれ目を伏せたくなる。主役を演じた子の後の人生にも大きな影を落とすんじゃないかと心配になる程。これが史実に基くと考えると尚辛い。
官能的…突き詰め過ぎて観念的!岸田森、草野大悟らキャストはハマり過ぎ。極端なアングルの構図はキマり過ぎ。思想はよくわかる。
ドライヴインシアターはこうあるべきなのかもしれない。痛々しい青春の翳り、輝かしき友情の轍に胸が軋む。OPとEDに配されたStevie Wonderによる主題歌STAY GOLDがまた胸を打つ。
初のドライヴインシアターにて鑑賞。音響面での不満等はあれどテンポよく楽しめた。マーク・ボランの歌声で回るコインランドリーのシーンが好い。全体的にカッコつけすぎな所が個人的にはこそばゆかった。
ガーリーと言えなくもないけれど特に見どころも見いだせなかった女の子映画。
偏執的カメラワークで魅せる仏教感強め・変態度高めの愛憎劇。独自の無常観が唐突に現れるラストには仰け反った。
全く期待せずに見たが、思った以上に楽しめなかった。全てがことごとく裏目に出ているような残念な印象。
娘と吹替で見た。声が変わってたので違和感あり。キャストを知り字幕でもう一度見直したいと思う。内容は気になる点もあるが細かい所を気にしなければ楽しめる。
見ていて辛いが見てよかった。トンネルの夜は美しいが、あれだけポスターとか貼ってモリッシーに心酔しているような人がデビッド・ボウイわからんのかよ!?「ボウイ、ボラン、ディヴォートそして俺」と言ったのはモ>>続きを読む
何の疑いもなかった自らの幼少期から両親の衰えていく姿、そして今はまだ小さな自分の娘のこれから先の未来にまで及ぶ想い…。軽い気持ちで見始め、絵のタッチが好みでは無く入り込めないと思っていたのも束の間、気>>続きを読む
なんとも青臭い酒と泪と男と女、青春の汗滲む友情の轍。全員愛おしい。
佐伯日菜子は初夏のイメージがよく似合う。静かな生活しかり、竹下宏太郎とのシーンにハラハラさせられる健全な危うさ。時代も相まって世代的にたまらない空気感。
タイトルの通り音楽以上に音響の面にスポットを当てた映画。自分はことごとくエポックメイキングな作品を見ていない事に改めて気付かされた。
ゆるい。おもしろいのかどうかさえもよくわからないくらい。しかしキュートで愛さずにはいられない。ペドロの顔、存在感が好い。
フィンランド版"ロックよ、静かに流れよ"とも言えそうなバンド物王道の流れ。最後は倒れた棺桶から飛び出た死体をクラウド・サーフしてほしかったかな。
社会的マイノリティとしてのゾンビが受け入れるべき現実をファンタジーにポップにしていてチアタスティック!わかりやすく楽しめた。
先の読める展開ではあるが見せ方で楽しめる。観了後の思いは男女で違いが出るのかもしれない。随所に中国、しかし音楽はシタールにタブラ。
何もなさが怖かった。テレクラでドリンクだけ飲んで帰るラストも秀逸。繰り返し使われる印象的なテーマ曲がエンドロールの途中で終わるのも怖かった。
比較的長尺でありながらも全くそう感じさせず、逆に駆け足感は否めなかったが充分に響いた。先ず兄弟二人の顔が好い。全体的にコミカルでありながらも深く重たいテーマを孕み、人生とはなんぞやと問うかのようなラス>>続きを読む
パートナーとの関係性において自らを責める二人を主軸に置きリアルな性を幻想的に映し愛を問う映画と感じた。ヨ・ラ・テンゴと出演もしているスコット・マシューによる音楽も好い。
配色と構図の妙。音楽もかっこいい。ダフト・パンクの映画を思い出したけど、温度がある分こちらの方がよりニヒリスティック。
泣かせにかかるかと思えばとぼけて濁すの繰り返し、死から葬儀までの形式ばった流れを滑稽に映す。本当の涙はふとした瞬間に甦る何気ない日常の風景によって流れるのは万国共通と思わせるラスト、にくい。
原作はパラパラと立ち読みした程度、西野氏は某TV番組における「VS劇団ひとり」の印象しか無いほどではあったが、娘が興味を持ったので二人で元日に見た。…泣いた。予定調和ではあったがしっかり泣いた。隣を見>>続きを読む
バッド・チューニングを思い出したが、同じ監督だったので納得。新入生も先輩も受け入れるのに時間を要さない感じはある意味羨ましい。大学が始まり狂騒の三日間が終わる気怠いラストが好い。
キルギス映画。多くは語らずとも世界共通の思春期男子の成長譚。色がついたり消えたり不安定な画も心の移ろいとして悶える材料。自転車ふたり乗り、好きだったな。でも、道路交通法は守りましょう。
精神科医とその患者、依存を生みやすい関係の中で距離のとり方は難しいとは思うが、お互いの立場においてこれが失敗例か成功例かはなんとも言えないところ。
ホラー要素はほぼ無く脇役陣にコメディ要素さえ配したサスペンスといった趣。お洒落なイカした音楽はエンニオ・モリコーネ。
シンプルでテンポよくストレート。まんまと何度か涙ぐんだ。劇場で観てよかった。最初気がつかなかったけれどトレイシー・ウルマンの場面もっとほしかった。