たくさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

4.0

映画が好きで良かった。
こういうエンターテイメントを全力で作っている人の話を聞いて喜べるなんて、変態だよなぁ。。。
監督について語る監督たちの変態ぶりが、とてもとても好ましい

ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)

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初めて聞いた時、あまりにも力強い歌声に男性なのか女性なのかわからなかった。
何故、美しく力強い声を持つのに、そんなに叫び必死に歌うんだろうと思っていた。

心を引き出したい。

ニーナシモンという体の
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.7

ディズニー攻め、、
あんな狂気的な使用方法があるなんて笑

考えたことはあったけど、
ヒロイックな精神を植え付けるならマーベルかななんて。

シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

3.3

全方位忖度型作品

彼女は北京へ医者になるために、本当に行きたかったのだろうか?

進路を書き換えた親への反発から、医者になって見返すことのみが動機だったのかなと思うほど。彼女自身限界が見えたのではな
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あのこと(2021年製作の映画)

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キャラクターの整合性や合理性なんて生身で生きている人間には相当しない。
彼女を体験するということは、否応無しに彼女としてこの数十分を生き抜くこと。
暴力的で不寛容に作られたものだからこそ、観た人が深く
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

しっかり面白い。
子供の視点で大人の世界を見るとなんと滑稽なことか笑

その為かエンタメ度は高いしso cute!!

長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.0

72分の上手な使い方に感心…
そして、チャーミング。

この時代の背景を考えると子どもと大人の距離って、同じ傷ついた心を共有していたのかも。

人は誰もひとりでは生きられないし、だからって誰かと結ばれ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

鍵ひとつで閉じられる過去の重みや痛みこれ如何に。

なぜわざわざこの題材なんだろう。
と思うくらい思想がウネウネ迷走してるように見えた、気がした。
この題材は、真正面からぶつかって欲しかったから新海誠
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.6

ずっっと微笑ましい!笑
娘への愛が2人の唯一の共通点!

昔のロマコメがツボにハマった時期があった私には完全に物足りなかったものの、現代を良く分析して作ってるんだろうなと思い、映画っておもしろ!となり
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私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

3.1

「私の知ったことじゃない(吹替)」という台詞。そして、その台詞を言わせた監督の「女性たちのために」に違和感を感じてしまった…あの出演側に配慮のかけらもない監督にその台詞を言わせることによって自分で書く>>続きを読む

天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

3.6

売らなきゃって考えた時の邦題が良くないことってある。

誰も、あの日の彼を咎められない。
戦争は多くの人の人生を蝕み腐敗させる。

彼が今、大切な人たちを大切にできているのであれば、
大切な人でさえ傷
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江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

4.0

すきー
奥さんも江分利もチャーミングだし。
役者さんの表情や動きが豊か!!
白黒だけど、鮮やか!

アニメーションもストップモーションもなんと私のツボをこうも押してくるのか。
伊丹十三かっこいい。。
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

前半は終始ノリノリノリな展開。
まず、何であんな特等席にいる?この関係性と距離感の根拠の無さはどうして?と考えてしまった私は向いて無かったけど、歌が始まってどうでも良いんだわぁ〜。と理解した風で全乗っ
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本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

3.0

あぁ、だから私は大きく面でしか捉えられていない「男はこう」「女はこう」な思想の声が大きい作品はしらけて観ちゃうんだ。だって誰の心情にも共感できない…然もありなんとでも言いたげだけれど。
更に、キャラク
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呪詛(2022年製作の映画)

3.2

前評判でハードルを上げ過ぎだからか、
もっと刺激が欲しかった!!

静かなふたり(2017年製作の映画)

3.6

歳の差を客観視して牽制し合う2人の、どこか稚拙な愛の語らいが心地いい。

昔見た時は印象に残らず、でも今はフランス人のジュテームで一掃しちゃう比喩的な話より、対人での優しく豊かな作品が気分だったので丁
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.9

優しい映像と人々、優しいギミック。

疲れた日の最後に観ると心洗われる…

映画館を出たらすぐに叩きのめされるから、ずっと映画館に居たいなぁー、

もう一回観に行ってもいいかもしれない…

パリの家族たち(2018年製作の映画)

3.9

観ていて、ちゃんとストーリーがありハッピーエンドへの着地。
これだけの登場人物を抱えて良くまぁ破綻せずに綺麗に描かれている。

一つの事象でも、見え方は様々。相手への配慮度返しで正義や特権を振り翳せば
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GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

3.0

楽しめなかったのは、ひとえにターゲットじゃなかったとして無理矢理色々納得することにしましたー

でも、本当、ドキドキわくわくを忘れたおじさんおばさんが作っちゃダメ。ごにょごにょ…
台詞で説明するなら心
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疑惑(1982年製作の映画)

3.5

松本清張のサスペンスは美しく丁寧で好き

桃井かおり見てて楽しい
笑ったり、苛立ったり、激昂したり、憔悴したり、吐きそうだったり、泣いたり。

岩下志麻見ててスッキリする
強く勇ましく、優しく語りかけ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

ほんと、ヤギさんなんなん。
声質必死過ぎて、笑っちゃう。

其々の生き方がかっこ良くって、
自由なのがすばらすぃ❤︎
権力持ってる神の方が雁字搦めで生きづらそぅ。
乱痴気?しか目下の議題が見当たらずに
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パビリオン山椒魚(2006年製作の映画)

3.4

異議なーし!笑
無理くり過ぎて終始ぽかぁ〜んと観てました。

こういう映画、考えるな感じろの精神で観るための映画は、尖れば尖るほどワクワクする。下手すればクセになる。
願わくば、若い人ももっともっと尖
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.4

画力!装飾が好み。
退屈した貴族たちのお戯れ。

暇だとそうなる。
放課後、恋愛話しかしてなかった気がする。
恋愛ドラマとしては、その初々しさが素敵。他の人にはチヤホヤされてるマドンナが、なんだか食え
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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

3.5

とても好奇心が加速して観られました。

力作だし奇妙奇天烈!
もう、話題が盛り沢山で撮影場所もリッチでよくぞこんな脚本を⁉︎と悶絶。
特撮無しとの触れ込みでしたが、特撮ismは随所に…感じました。そし
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