とてつもない残酷映画がある、と評判だったタイ産土着ホラーの1作目。
まだエンジンかかりきってない感はあったけど、口内熱湯注ぎみたいな想像できる嫌さの暴力が良い。
前半の雲を見下ろす山の風景がアート映画として抜群に美しい。
密林が舞台になる中盤以降は単調でウトウト。
立ちションからいきなり銃撃に入るような暴力の切れ味は良い。
見た目が全くの別人になってしまう、という思考実験的な題材がめっちゃ好みで観に行ったんだけど、ここを描けば面白くなる、というポイントがことごとく外して描かれていて困惑。
予想を裏切りまくって展開する濱口節炸裂の会話劇で、フィルメックスの会場が大爆笑に包まれていた。
1本目終盤のギョッとするようなズームがインパクト大。
田園風景とテクノロジーが自然に融合した未来観が良い。
内容には関係ないんだけど、隣の客が騒音立てまくってポップコーン食った挙句、中盤のちょっと核心ついた台詞のシーンで「なるほどなぁ…」とか本質ぶって>>続きを読む
徹底して牛と同じ目線に立つカメラ。
出産の喜び、環境への戸惑い、全てが管理され人間のために生きるしかない悲哀が伝わる。
一般的なネイチャードキュメンタリーとは一線を画すような作品。
やたら低評価だが、嫌いではない。
オリジンとしてどうなのって展開とか、やたら安定しないカメラワークとか色々ケチはつくけど、これはこれでアリ。予告が良すぎた感は否めないけど。
エンドロールがエンター・>>続きを読む
前作以上に大胆なコブラの破壊工作が素晴らしい。
肉体派スキンヘッドの共演、高山忍者アクションもアツいよ。
公開時に劇場で観て以来だったけど、今になってもちゃんと楽しい映画。
簡潔なストーリー、ハイテク装備で疾走感のあるアクション、これでいいい。
ライムスター宇多丸が年間ベストに挙げていたのは知っていて、10周年のリバイバルで鑑賞。
正直そこまでよく分からないというか、一部長くてウトウトしちゃった部分もある。
長い時間をかけて変わりゆく日々を>>続きを読む
タイトルだけは聞いたことあって、「ひらいて」を観てまだ未見だったことを思い出して即座に鑑賞。
あまりに予測不能な結末にビックリ。
普段こういうお利口なドキュメンタリー系は興味ないんだけど、ポスターの銀世界に赤い怪物というビジュアルが妙に気になって鑑賞。
日本の最北、極寒の地の中に”熱”を感じさせる赤のコントラスト。
刺さりまくり〜
ミスミソウで山田杏奈を知り、そして本作の暗黒JK演技で完全に持ってかれた。さすがにえっちすぎる。
百合と思わせておいて百合じゃない、と思わせておいてやっぱり百合でしょうこれは!!!!
前半は、お互い気を遣いつつ牽制し合う、ある種日本人的なやりとりが良かったが、中盤以降妙に湿っぽくなってキツい。
怒りと連動する照明、精神攻撃トラップなどの空間と感情の結びつきはオリジナル要素として面白>>続きを読む
いやいや、これはないでしょ。
明らか毛色の違う2作目を無かったことにするのはまあいいとしても、外の世界を示したことで1作目の寓話性も神秘性も完全に消え失せた。
これ、めっちゃ好きです。
物理攻撃だけでなく、時間経過や重力変動、さらにマルチバース要素まで組み込んだ多彩なトラップ。
前作とは完全に別物なので好き嫌いは分かれると思うけど、SF好きには勧められる。
“発想の勝利”という言葉に尽きる。
連結した部屋とトラップという題材はもちろん、舞台のデザインがめちゃくちゃオシャレ。
水ダウであのちゃん活躍した直後に見てみた(元々アイドルだったのは知ってたけど、あまりにも独特だったので)
全体的にはザ・アイドル映画なゆるい感じだけど、時々入ってくる死体ブラックユーモアがスパイスに>>続きを読む
勢いスゲー、唖然とする。
「鉄男」しかり、こういうテイストの作品って国内外問わず一定の支持層はいるだろうし、もっとこの路線でいっぱい見てみたかったな。
今はもう引退しちゃったのかな?
すげー繊細。
画面の中でちゃんと生きてる人たちがいるのが今泉力哉作の好きなところ。
サンカヨウって初めて知ったけど、めっちゃ綺麗ね。
たった一言の電話で革命が巻き起こる豪快な脚本とラストの高揚感。これが遺作なのはカッコ良すぎる。
イリーナがエッチでした(小並)
黒人芸術家の社会派アーティスティックホラー。
再開発で高級住宅街になった舞台や、前作の出来事が一部姿を変えて語り継がれてるのが、都市伝説モチーフのホラーとして機能してて良い。
黒人低所得者層を描いた社会派スラッシャー。
これは現代にリブートされるのも納得できる。
IMAXで観たからすげーってなった。
家で見たら分かんない。でもリンチ版よりだいぶ整理されて分かりやすくなってる。
パート2で大化けする可能性に期待。(スパイスの認知拡大で「メッセージ」的な時空超越>>続きを読む
実現したらすごかったんだろうなと思うけど、実現しなかったからこそ伝説でいられてる訳だから、ある意味幸運かもね。
後の多くの作品にエッセンスが受け継がれてるのも含め。
まぁこれは失敗作と言われても仕方ない...
とにかく分かりにくくてテンポも悪く、見辛い。
登場する怪異たちは確かにリンチ感あった。
あと特殊効果は時代を感じる暖かみがある。
リドスコ、元気だなぁ〜
こういうフェミニズム的なトレンドの価値観を、説教臭いだけじゃないちゃんと面白いエンタメに仕上げてくる。
尺少ないけど戦闘シーンの音響がすごく良かった。
すげー腹立ったわ。(老人いじめの胸糞悪さではなく、施しを求め続けるジジイの態度に)
エピローグの語りで、こういう老人にはならないようにしようと思った。
そこまで全否定するようなもんでもないというか...
スベりまくってたけど、ビジュアル的な見所は間違いなくあったと思うよ。
中屋柚香、エロいけどあんまブレイクしないね。
ガイ・リッチーにしては地味だし、長い。
スコット・イーストウッドの悪役っぷりは良かった。
とにかく男憎しでアクセルする展開がだいぶ強引なんだけど、ここまでハッタリ効きまくった演出で押し切られるとさすがにこっちもブチ上がる。
極彩色のブッ飛び合法映像麻薬。
こんなことを当時やってたTwit>>続きを読む
淡々としてるからこそ、役者“東出昌大”の繊細な演技を味わえる作品。
こんなことを当時やってたTwitterの映画垢でツイートしたら、「不倫した奴が繊細な演技できる訳ないだろ」って引リツされて草生えた>>続きを読む
カメラアングルとか正直フェイクドキュメンタリーの体裁からは外れてる部分はあるものの、面白ければまあいいよね。
タイトル出るタイミングがクールすぎ。
2021年は阪元裕吾イヤーだったよね。
“世間”に>>続きを読む
首藤凛脚本だから観た。
色々とこじらせてていいね。俺も架乃ゆらちゃんにひとくち頂かれたいですね。
全体的にはあんま覚えてないけど、UFOを見せずに存在感を生むドローン撮影は良かった。
なんかクズ野郎がうやむやなまま許された気になっててクソ腹立った記憶はある。