Kissyさんの映画レビュー・感想・評価

Kissy

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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

ヤクザの社会復帰の難しさ...
犯罪者の肩書きに更に反社というステータスが乗っかる訳で
そもそも反社のしのぎは時代と共に衰退してるんだもんね...

見終わってからYouTubeでこのテーマを未漁って
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

童話を読む感覚に近いのかな

入れ子構造が幾重に重なるから、現実感が薄れてメルヘンになってたんだね〜

三人称と固定視点も相まって箱庭を覗いてる感覚

会話が淡々としてたり、感情表現が薄かったりがかえ
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.6

2分間の黙祷に始まり、家族と別れて亡命するという行為に収束していく訳だが、、
学生だからこその思い切りの良さがあって、大人にはできない選択をしてしまえるんだよね

割とドラマ調だったが、
意思決定がど
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.5

タツキ作品がまんま映像になった...!
って感想

いま自分がデザイナーと密接な職に身を置いているのも相まって、
彼等ひとりひとりにこんなストーリーがあるのかなと思い耽てみたり。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

前段が少し冗長だけれども、じわじわと没入

ラストの表情がなんとも。
覚悟なのか諦念なのか

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.7

4人分の人生を見届けたんですね
後悔と追憶は違うと

偶然の振れ幅で人格もパートナーも変わりうる

よく妄想に浸っちゃう事があるのでめちゃくちゃ自分に重ねたな〜
好きでした

他の人生にシームレスに切
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.6

メタいな

カタルシスは感じられなかったけど、前作の系譜を恐ろしい程に忠実に踏んだ続編になっていた
監督の天邪鬼さを感じつつもw

アーサー・フレックにはカリスマ性なんて皆無で無能な訳で。
道化になり
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.0

社会的スタンスで見ると、高校生ながらにユウタとコウは全くの別モノにカテゴライズされる。
彼等の共通言語は音楽だった訳だけど、それも社会的/文化的背景の上では薄まってしまう。結局、音楽や友情は万能の答え
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

一部屋しか映ってないのに、こんなにも視覚的に脳内補完されるものなのね

実際ここまで献身的なオペレーターはいるのかしら

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

見た後に何も残らないこのゆるさ好きww
あえて梯子外したユーモア

追体験しているかのような三人称と白もや加工の幻想感

ヨーロッパ企画の他作品見てみたくなりました。

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.4

なんというか薄味なシークエンスだったけれども、アクションの質高くて満足

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

法廷劇なんだが法廷劇じゃない

証拠がない以上、いかに理想的な真実を創り上げるかの場となっていて。
真実=観客の望む展開

ダニエルの選択は、単なる個人的な選択に留まらず、永遠に心に残る重荷となるんだ
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

想像の斜め上の酷さ
これがフィクションでよかった。

ホロコーストを皮肉ろうとしたらこんな作品が出来上がってしまうのか

ルドルフ・フェルディナント・ヘス
組織の最高指導者以外で、100万規模の人命を
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.9

レオ様とマット・デイモンがジャック・ニコルソンに喰われてた(笑)
ラストの突散らかし具合好きよ

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

life goes on brah...

確かにビートルズのいない世界は耐えられない

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.6

またしても凄く現代的な作り

1とストーリーラインの大枠は一緒なのだけど、中身が全く違っていてなかなか刺激的な映像体験だった

毎度毎度、あの伏線がここに繋がるんだぞ、見てみろこの展開は驚くだろってダ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.4

終盤の畳み掛けが期待値以上の展開でした!!
PC上で話が進む斬新な表現技法のおかげか、パパと同じ目線で劇中を追体験できるのがすごいと思いました。

葬儀会社の申込完了画面の女と、ライブチャットでコメン
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

"結婚=嫁ぐ"っていうバイアスへのアンチテーゼ
"結婚のあるべき形"
の2軸あったと思っていて。

前者)結婚=経済とした前提での家族社会の描写
後者)常に"結婚"が先行してるから違和感なんだよね
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.9

ブラピが爆イケ...

緊迫度は薄かったけど、各部門のエキスパートらが淡々と任務を遂行するのが見てて飽きない
犯罪集団ってやっぱ唆るよなぁ

ワルなドン・チードル初めて見た

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.4

えらい突散らかして終わった(笑)
めちゃくちゃな作風は好きだよ

最後まで行ってたね

もうちょっとシリアス色強めだったらより没入できてたかも

セッション(2014年製作の映画)

4.0

バイオレンス
ジャズってこんなにドラムの存在感出るっけ...?

おじいちゃんと若者が密室で必死に練習する作品がなんでこんな評価高いんだろうと思ってました(※ポスターからの安直な想像)

悔しさは最も
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

良かった

扱ってる題材重くてびっくり

コンビが和解するシーン感涙でした
ニック好き、2たのしみ

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

軽快なコメディでいい気持ち🎙️

ひとカラに行きたくなりました

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.4

MARVELの思い出の深さに依る作品だったな〜
かなり人を選ぶ内容ではあったと思うが、自分は結構見てきた方なので最高でした。

「20世紀FOXの清算」をディズニーが自ら謳うのはなんともな皮肉ではあっ
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

心が洗われる、、

カナシミとヨロコビは表裏一体なんだね

フォロウィング(1998年製作の映画)

3.7

全てが不確かに進む中で、終始脳内補完をしていく感覚
やっぱ癖になる
他作品で修行してたからか、まだ物語に追いつけてた

ノーラン作品の主人公たちは例に漏れず皆愚かだね、、

現実と虚構の境目を曖昧にす
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.3

期待とは裏腹に地に足着いたストーリーだった
1作目の勢いからキック・アスみたいのを想像してたから残念
シャザムに求めてるのは破天荒なんだがな〜

個人的に、作品内容と画面の色味があまりに乖離起こしてる
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