マルアさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

パンダコパンダ(1972年製作の映画)

3.0

何度目かの視聴。今回テレ玉で放送したものを録画視聴したが、なぜかやけに音声レベルが小さいのが気になった。

当時のパンダブームに乗った作品なのは確かだが、実は少し前に同じ制作陣で作者許諾が取れずキャン
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

2.6

コラボものではあるけれど、ストーリーはルパンが少女を助けてひと暴れ、というパターンのルパン方式。
なので必然的にキャッツ側は愛にフォーカスが当たる構成で、キャラデザも(泪はともかく)オリジナルに比べ幼
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.8

前作は個人的に肩透かし感があったが、今作はノリがピタリと合ってかなり楽しめた。

話の基本構造は相変わらずシンプルなものの、ピーターとエゴ、ガモーラとネビュラ、そしてピーターとヨンドゥなど、様々な家族
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帝都大戦(1989年製作の映画)

2.8

前作に比べオリジナル要素強めになった分、劇的に見やすくはなった。では面白くなったかというと⋯⋯拭い去ることのできないダメな方のB級感が。

肝心の加藤が出てくるたびに何だか笑えてしまうのはもうダメかも
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.0

2023/5/4再視聴(Disney+)

スターウォーズの日なので劇場公開ぶりにep1を観た。およそ24年ぶりだがやはりジャージャービンクスはウザかった。

ただバトルドロイドをはじめメカ周りは割
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

なんか随分とっ散らかった映画だな、というのが正直な感想。
とにかく物語の枠の外にいるヤツが多すぎるのよ。しかも全部別の枠の外。

個々の名優の演技は素晴らしいし、クスリと笑えるシーンはまぁ、この監督ら
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

総集編に新規映像ちょっと付けた完全版商法という感じ。

総集編の作り自体は嫌いじゃないけど、この映画のためにTV版ラストにクリフハンガー付けたんだろうなと考えると微妙。
正直「TV版のその後」が観たい
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ジャパン・ロボット(2019年製作の映画)

3.0

インド映画ではあるけれどいわゆるマサラ・ムービーではなく、テンポもゆったりめのローファイ映画。

基本的には頑固ジジイとゆるキャラヘルパーロボットのゆるふわ同居生活を中心に話は進むが、常に不穏さが見え
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

2.5

正直良く分からなかったので、サメ映画かゾンビ映画でリメイクしてほしい(暴言)

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

2.5

とりあえずDEATH(TRUE)2を観た。
総集編というか、名場面を切り抜いた長めのPV的な作り。
印象は薄い。

スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!(1984年製作の映画)

3.0

基本的に2の直接的続編なので、前作を観ていないと多分話が良く分からないと思う。

出航を禁じられたエンタープライズのクルーたちが集まってくるシークエンスは燃える。
逆に、前作から続投の新キャラの扱いに
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スター・トレック2/カーンの逆襲(1982年製作の映画)

3.5

エンタープライズの巨大さが感じられるのは劇場版ならではという感じで非常に良い。
エンタープライズvsリライアントの3次元艦船バトルは割と燃えた。スピード感はあまりないけど、それがかえって宇宙船らしい挙
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.0

題材としては非常に好みだがキャラ造形が苦手で刺さりきらなかった。個人的に惜しい。

アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.0

3mmくらいしか似せる気ないヒトラーと東條英機、最早似せる事を完全に放棄したゲーリング(黒人)とか、「雑ゥッ⁉︎」となる驚異の設定の数々はやはりインパクト大!

だがそれとは裏腹に、往年の香港カンフー
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

気取った長回しとか陳腐化したスロー再生とか、そういったムダな画が一切無い感じが好感度高い。
緩急の付け方が物凄く上手。

セリフが聞き取りづらい場面が何カ所かあったけど、大意は通じるのでそこまで問題に
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戦国魔神ゴーショーグン Goshogun IN 時の異邦人(エトランゼ)(1985年製作の映画)

2.8

小説版はこちらのノベライズ含めシリーズをリアルタイムで読んでいたが、映像版としての本作は初見。
当時のあやふやな記憶だと、元々はOVAだったような気がしてたが劇場公開してたのか。

内容はいかにも80
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戦国魔神ゴーショーグン(1982年製作の映画)

3.5

TV版を2話くっつけて新作カットで繋いだ強引な作りだが意外にいけた、と思ってしまったのは流石にひいき目か。

でもCM風になってる新作カット、面白くて笑えるんだよ……。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

とにかくマルチバース・カンフー・バカ映画・異文化マイノリティと好物全部載せの満漢全席みたいな映画なので、観る前から期待しかなかったが実際観たらその期待を軽く超えてきた。

マルチバースの設定も練り込ま
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銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

3.0

だいぶ前に「42」が気になって買ったは良いが積みっぱなしになってたのをようやく視聴。

冒頭のシュールなイルカのシーンから始まり、開始15分で地球が爆破されるテンポの良さ(笑)。
その後も予測不能な展
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

もうOPクレジットからエンドロールまでずっと画が格好良い。
11の短編はどれも特にオチもなく、益体もない会話を続けていくだけなのに延々とリピートして観ていられる。
基本は2人(または3人)の会話劇なの
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HIP HOP くるみ割り人形(2022年製作の映画)

3.0

予告編観た感じで悪ノリ一発ネタのバカ映画枠かと思いきや、本編は意外にも原典を真面目にリスペクトしてHIPHOPやってみました、という感じでびっくり。
途中MCが入るのみで劇中セリフなし、全編ダンスで話
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

4.0

アマプラおすすめに出てきたので何となく観たら、めちゃくちゃ拾い物だった!
基本ちょいホラー味入ったバカ映画なのに、なぜこんなにもポップでおしゃれなのか。
もう出だしの5分観ただけで「……好き!」となっ
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トロール・ハンター(2010年製作の映画)

2.8

北欧版ブレアウイッチプロジェクトか本当にあった呪いのビデオか、そんな趣。
なんだろう、全編通して淡々と進みすぎな気が。
ノルウェーの景色はとても綺麗。

リターン・オブ・ザ・キラー・トマト(1988年製作の映画)

3.5

「意外とまとまってる!?」というのが第一印象。
前作の突飛さは幾分なりを含め、メインプロットはきちんと「お話」になっている。

もちろんメタネタや悪ノリはクドいくらいに入ってるけど、ヒロインも可愛いし
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

思ってたよりも全然良かった。

ぶっちゃけストーリー自体は「抜け忍もの」の変奏ではあるけど、安彦さんは子供を描かせると本当に生き生きするというか、1st(特にTV版)って確かに重要な要素として「子供」
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くるみ割り人形(1979年製作の映画)

3.0

何度目かの視聴だが、きちんと通しで観るのは多分初めて。

サンリオ製の、とても豪華で手の込んだストップモーションアニメ。
シュバンクマイエルのようなダークな雰囲気で話が進むと思いきや、唐突に入ってくる
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.5

当時の角川映画にありがちな「とにかくこのシーンが撮りたい」の連続で、正直ストーリーはオマケというか、有ってないようなもの(半村良の原作は短いながらも良くまとまってたけど)。
とはいえ戦国武将のバックに
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.5

高校生の頃、年越しでやってたシリーズ5作連続放送を観た記憶。
結局一作目が一番面白かった。

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

2.8

好きな人には刺さるだろうなと思いつつ、自分にはいまいちハマらなかった。
バイオレンスなシーンの長回しとか、いかにも邦画って箇所が多かった記憶。

松田龍平も大泉洋も好きなんだけどね。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.0

主人公のホリー役、当初のイメージ通りマリリン・モンローが演じていたらどうなってたか少し興味ある。同じ筋書きでも現在とまるで印象が変わってたんだろうなと。