cさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ばるぼら(2019年製作の映画)

1.0

すべてにリアリティがなく本当に酷い
漫画原作映画は原作から映像を想像する力がない人でも映画にできるから酷いものができるのか、もしくは絵がそのイメージを停止させてしまうのか

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

大変上質なB級ホラー
好みの内容というわけでなくても見てよかったと思える程担保されているエンターテイメントとしてのクオリティ

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0

悪いピエールかっこいい
テンポ良くて面白いのだけど漫画的すぎる
わざとらしさ、嘘っぽさ
映画的な見せ方ってもっとあると思う
邦画や韓国映画を見るとよく感じることだけど、それが人によっては見易さや面白さ
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.9

原作の邦題「おれの墓で踊れ」
に惹かれて鑑賞
フランソワオゾンの映像すき
海辺の町に住む少年の一夏の恋と体当たりな「死」への向き合い方の話
恥ずかしくなるくらいの青春だけど登場人物が魅力的で彼らのコミ
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ゴジラ(1954年製作の映画)

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ゴジラ、ミサイルちょいちょいしてて猫ちゃんみたいでかわいかった
眼帯の人でてきたり生物学者があんま活躍しなかったりで萎🥵

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.1

自らのデザイン性に溺れたナルシスティックな映画と感じた
空間デザインはかっこいいけどリアリティがなくメカニックデザインとしてはこダサい
先に本作を見ていたら他のキューブリック作品を見逃しただろうと思う
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東京物語(1953年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

本音を語らない孤独で古風な日本人に備わる独特な気品を目一杯感じられた
常に静かな画面で構成されている
定点視点に語りかける不気味な間合いもそれに似合っている
あらすじや当時のポスターを見ると2人だけを
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.2

日本の郊外風景とヤンキーとロリータという平成初期的歪なファッションビジュアルをアイコニックに描けておりテンポがよく序盤は楽しめたが、後半にかけ陳腐でスペクタクルなシーンが多く完全に現実とかけ離れ、俳優>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

老人の痴呆に対する恐怖を起点にホラーを作るのは面白くなりそうなのに結局「精神障害者」が殺人鬼と化したことに対する恐怖にすり替わっていて残念な内容だった
綺麗にまとまった風な構成も度々挟まれるお笑いがサ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.7

顔がユニークなキャスティング
淡々としていて一つの町のコミュニケーションを見られる好きな感じのコメディ

エスター(2009年製作の映画)

2.0

なんだろう 映像の撮り方が好みじゃ無さすぎて雑に流し見
ジャケットから期待するシャイニングの双子のような非人間的な存在を期待してしまったがめちゃくちゃ人間的な欲の話だった

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


サウンドやカメラワーク等好みだった。
古い編集技術ならではの悪夢のトリップ表現、すき。(トレインスポッティングやデヴィットリンチ作品に類似するような)
カルトがテーマではあるがビックリ、グロ要素は少
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映画 としまえん(2019年製作の映画)

1.0

偶像怪奇否定派ワイ、怖いシーンを撮るのは大変だから撮らない方がいいと思っている

女性上位時代(1968年製作の映画)

3.4

ヒューマントラストシネマ渋谷のカトリーヌスパーク企画にて鑑賞
エンディングの音楽とカメラワークが好みだった
コメディとしては説明的すぎるので性的倒錯の描写が雑だとコメディアンらによる変態の真似という印
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禁じられた抱擁(1963年製作の映画)

3.4

モノクロ映画時代の音声のキンキンした感じが苦手だが映像はカラーより情報が想像に担保されていいなという時がありこれもそう
内容は説明や笑いという作り手のサービスもあまりなく本当にくだらない話で良かった
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.1

スクリーン上の表示のみで構成されたミステリー
現代において欠かせないインターネット上の(snsでの)人間関係を描く作品は増え続けているものの映画の中で活かすことはなかなか難しいと感じられる中、今作は「
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.7

リリーとゲルダ、それぞれの葛藤が共感できてせつね〜話
かなり感傷的だったがこのような苦労の延長にあらゆる方法を気楽に選択できるようになった現代があると思うと感謝
エディの独特な表情は繊細でクセになる、
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.2

基礎のキャラデザが既に死者寄りなので生者との対比がなく、死後世界のデザインが際立たない
想像の5倍くらい小規模な話でNBCと比べると世界観の豊かさや音楽、キャラクター、全てが劣ってしもた
物語は現代に
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

具象画家や写真家のようなモチーフ、構図の選び方がされていると感じ、映画としてはシーンの転換や台詞が短絡的で固い印象もあったが、人物からセットまで素材の質感を大事に扱っているのが好印象で、画家である主人>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.4

エヴァというコンテンツのお葬式のようで、今まで出してきた物からその派生や二次創作などに脚色されまくったイメージをそのまま公式が再提出したような印象を受けた
そういった白々しさがありその二次創作を逆輸入
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.4

ちょいちょいギャグが古くさぶかったがよくできたコメディだった

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.8

内容も映像も攻めてて邦画で見れてよかった。
映像や音響などの持つ質感もユーモアがあり美しい。
チープでベタなところと、予測できない部分があってバランスよかった。
バブリーで色々とありえないし演技もくさ
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.8

コメディ、最早コント
上質な舞台(ロケーション/シュチュエーション)と設定だけがあるコントの頭のような映像が並ぶ。
観る前の想像よりフィクション性が強いエンターテイメントだった。
バナナマンとかかもめ
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

北欧のコメディってこういう感じなのかな
皮肉っぽくて面白い
それを現代アート、美術館というテーマでその裏側の嫌な感じのリアルさとフィクション(エンターテインメント)のバランスがよかった
猿のシーンなど
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回路(2000年製作の映画)

2.6

黒沢清の幽霊表現はジョーダンピールの作品にも見受けられるような不気味で明確にならない存在が自分にとって数少ない「怖い」と感じられるホラーであったが今回はその像をはっきりさせすぎていたり、音の使い方が安>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

2.4

可愛い主演2人と教材の如く正しい予定調和のストーリー
特殊で現実味のない主人公2人とモブという道具でしかない従順なその他人物たちの御伽噺 瞬きしない人間より恐怖を感じる
なんだサヨナラて

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

ノーランの作品は映像(撮影)という形式に重点があり実験的でありながらそれを押し出さずベタなエンターテイメントとして成立させていてすごい
でも年々ストーリーは壮大になり今回もセカイ系のような内容でついて
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

閉鎖的な場所、限定的な時間による縁の友人は本当に良い
圧倒的に子供の時に得られる関係で懐かしくて羨ましい、なので終わり方が共感できて切ない
短いのにこれ以上の情報は要らないと思える人間やエピソードの描
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禁じられた二人(2017年製作の映画)

3.4

放題やコピー決めた人作品みとんのか
見てよかったとは思わないが評価が低すぎてビックリ-
主人公たちがあまり魅力的じゃないからかな
でもお陰で「官能的〜!」ってより若い人の恋愛の葛藤として現実的に感じ
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.2

終始夫婦の破滅的な喧嘩等があり疲れる作品だった
安っぽいbgmが嫌
映像の終わり方好き
デカプリオの男の癇癪演技がすきい

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.0

サイコスリラーものかと思ってたけど人間離れしたサイコパスというよりは誰しもがこのような心理に至ってもおかしくないかもと思われるアメリカ上流社会の風刺的作品
モーニングルーティンのシーンがキモカッコよく
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ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

3.2

ジャケットやタイトルから期待するものとは違った
陰鬱さと性的で静かな映像、細部に映る少年の軽薄さとの兼ね合いが良かったが、はあ、カッコいいんじゃないすか‥となるようなサムさも感じる
映像は美しいのだけ
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