ramca999さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

天才ピアニストのシュピルマンの演奏から始まり、ナチスドイツの暴力と破壊が段階的に加速度的に壮絶さを増していき、瞬く間にポーランドが地獄と化しました。

その殺戮に意味を見出せないまま、家族と奮闘したり
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

フォー・シーズンズは名前聞いたことあるくらいだったけど、聴き馴染みのある曲も多くて、この名曲!とファンでなくても楽しめた。

登場人物が語りで予兆・進行をしていくのも作品に合っていた。
音楽と時代の雰
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.2

めっちゃ笑った!
飯って大事やなあ。

個性派俳優たちのミックスが最高。
いい感じに話繋いでくれるからリズム良き!

南極で頑張ってる人たちが報われて良かった。
何でもないテリヤキうま!ってことはやっ
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

全体を通して、音楽・ダンスでの感情表現に心踊るので、そういう意味ではミュージカルな演出感もあって好きだった。

ストーリー・映像表現のおかげで、明瞭に伝わってきた。
親に従うことが当たり前とされていた
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

百聞は一見に如かず、百見は一触に如かず。
どんなフィルターで物事を見れるか。
大人になると、フィルターは濁っちゃうんだろうな。

これはこの登場人物たちに想いを寄せすぎかもしれないけど、、、事実を凌駕
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.6

エミリー・ブラウニングの声が素敵。
編集演出が素敵。
ファッションが素敵。
スコットランドが素敵。

音楽に少女が救われる話。
雰囲気映画だけど、その雰囲気は心地良い。
サントラほしいね!

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ビートルズ最強。まじで世界中のみんなが知ってると思う。

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.0

いつもウディ・アレン的な役柄(皮肉屋)がいるんだけど、いつもほどな人物はいなかったかな。
でもストーリー自体はやっぱウディ・アレンっぽくて好きだった。

ケイト・ウィンスレットがさすがすぎて脱帽。
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

ヒッチコックということで、サスペンスはもちろんコメディなシーンもたくさんあって、楽しめた。
主人公以外の登場人物たちも個性的で印象に残るのも観やすい要素かも。
あんま深く考えずに展開を楽しむサスペンス
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは国だけでなく、国民への問題提起だとも思った。

これをフィクションとして見てはいけない気がして、マイノリティが虐げられた世界がリアルにもある。
国や役人(のほとんどは)は動かない。
マイノリティ
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バースデーカード(2016年製作の映画)

3.9

ストーリーも演出・構成も、とってもきれいなお話でした。
自分にとっての母ちゃん、子供な自分、父親になったらな自分を考えて、泣き笑いました。
ええ家族。

男にとって初めてバイクの後ろに乗せるってめちゃ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

柔らかな日常を柔らかな言葉と音楽で綴る、パターソンの生活。

規則正しい田舎の大柄なバス運転手と柔らかく言葉を操る詩人の顔を合わせ持つパターソンがとても魅力的で、人柄に魅かれました。

1週間のルーテ
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイのラブストーリー。

パーキンソン病という病にも焦点を当てながら、基本的にはラブコメっぽく展開していくけれど、鑑賞後はしっかりめのラブストーリーに感じるような作
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ドンピシャで好きな作品きました。
“interesting!!” なんて言ったら怒られちゃいますね(笑)

純粋でパワフルな家族愛を軸に心揺さぶられまくりました。
何が正しいんだろう、正しさってなんだ
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.8

夫婦について、キラーワードが詰まってたなあ。
夫婦って良いなあ。
自分にとっての"夫婦っていうのは"を見つけたいものです。

ちょっと中だるみはあったけど、楽しみつつ、そうかそうかと勉強になる場面もあ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

超科学×部族主義という、科学技術の先進性と政治的には古き部族主義の逆説的な組み合わせがおもしかった。

宇宙艇レベルの飛行船が出てきたかと思えば、古くからの武器が科学技術で超強化されてたりとベースは民
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.4

鑑賞後、ジュゼッペ・トルナトーレ作品だと知る。。。

フラットに観た印象はエディンバラの情景やロマンチックな詩的表現の美しさはあるものの、丁寧に描きすぎた違和感は気持ち良く観れなかった要因かも、、、。
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

原作途中まで読んでました。
主人公は大泉洋っぽく演出されてましたが、大泉洋好きなので良かったです。

原作はファミレス辞める手前までしか読めてなかったのでその後はわからないけど、ストーリーは原作通りに
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.8

よかった〜映像技術が伴ったディズニー強いな
ディズナーじゃないから観てなかったけど、アラジンも観てみたい。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

日本ではマックやマクドとして親しまれている”McDonald”
こんな過程で形成されてったんですね。

マイケル・キートンがめちゃハマってて、強欲・執念のビジネスマンを見事に演じてました。
超商業主義
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.4

愛に溢れたお話でした。
1日1日を大切に生きようと、こんな時期だからこそより思えたのかもしれません。

The Time Traveler’s Wife なレイチェル・マクアダムスでしたねw
中学生の
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暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)

3.1

こちらもアニメだなやっぱ
頑張った感はあるけど、殺し屋の雰囲気とか実写で出すの難しかったな

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.2

原作を知ってるからこそ残念なパターンであり、
原作を知ってるからこそ補完しながら観れて幾分かはマシだった気もする。

アニメは泣けるのでおすすめ。

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

3.8

テンポの良いセリフ回しでリズム感良き!
良い意味でわかりやすいストーリー展開でラブコメとして◎
無駄にカッコいいショーンとノリの良い15歳たちと疾走するシーンはナイスな笑えるポイント。

サイモン・ペ
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

黒人街でピザ屋を経営しているサル。
理解のできないバギン・アウトとラジオ・ラヒームの物言いにサルは暴力と否定で対抗しちゃって、さらに行きすぎた暴力で警官がラヒームを殺してしまう。
最終的にその跳ね返り
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

これで知った気になっては決していけないけれど、絶対に観て識るべき。

正義もモラルも教養も何もない、
理不尽が蔓延している世界で、ユダヤ人の希望となったオスカー・シンドラーというドイツ人の話です。
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

異文化だし、こんな生き方してないけど、どこか青春時代を思い出しちゃう。
大人になろうとする子どものリアルがある作品だなあと思った。

親になったときの未来をちょっと考えちゃうようなところもあり。
ママ
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

親子の絆ってたぶんそれぞれにあって、この2人には物語がそれ。
エドワードからウィルへの「人生楽しく生きようぜ!」っていう生き様が込められた物語のプレゼントだったのかなとも思う。
実際、物語シーンは観て
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

この万引き家族はお金とか安全とか「生きる」を最優先にしている人たち。
それぞれがそれぞれの寂しさを埋めるために、一緒に生活していたんだと思った。
母性愛・父性愛・家族愛・孤独死・親の欠乏に対して。
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.7

福田ワールドもしっかりありながらで、おもしかった!
全開じゃないから逆に見やすい人も多いかも。

長澤まさみはエグいなあ。魅力的すぎる笑顔。

透明人間(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

世界観と重力もなくなる設定が好きだった。消化器そいことね。
おじいさんは田中泯さんでゲキシブ。
ジャムパンいいね。