rayconteさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

無双の鉄拳(2018年製作の映画)

5.0

おいチンピラ、どこ目つけとんねん。
マドンソクやぞ。
明らかにタダもんちゃうやろ。

天気の子(2019年製作の映画)

1.0

僕は「ほしのこえ」以降、新海氏のファンだ。だからこそ言いたい。

どんな映画にも必ず、合う/合わないがあることは理解しているが、この映画の問題はそれ以前にある。
本当に何もかもが予定調和とご都合主義で
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

5.0

漫画原作、日テレ制作...どうせまたクソなんやろ?あーん??
しかしファンというのはDVを受けても別れない女性と同じで、どんな最悪な予感がしても期待せずにいられない。
今度はどんな暴力を受けるのかと怯
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

5.0

こいつはすげえ!弩級名作のアジアアクション映画。

まず素晴らしいのはストーリーだ。この手のアクション映画はシナリオがお飾りになりがちだが、この作品は違う。
潜入捜査過程で薬物中毒になった刑事、難病の
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エブリシング(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「タイヨウのうた」に似た映画かと思いきや、とんでもサイコ映画だった。

たとえ18年間幽閉されたとしても、奪われた人生の問題全然解決してなくても、イケメンとキスすれば全部帳消しハッピーエンドなのである
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海獣の子供(2018年製作の映画)

5.0

地球上の海の面積は71%で、人が住む場所は3割ほど。
人類は世界のほとんどを理解していないと言える。知らないことばかりの世界を、僕らは生きている。

物語は少女ルカが、ジュゴンに育てられ、海洋生物と似
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

5.0

熱意のある作品だったと思う。
ただ、画の美しさにこだわるあまり物語が散文的にまとまりを欠いていて、重要な事件が唐突に起こってしまう感が否めなかった。
そこまで密度の高い作品ではないのでプロセスを描く余
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プロメア(2019年製作の映画)

5.0

お前はグレンラガンで観たぞ!
その話はキルラキルで聞いたぞ!
澤野、お前の曲はいつも同じだぞ!

だからなんだ!うるせえ!
バトルありSFありメカあり合体ありラブコメありバディあり敵が仲間になるくだ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

5.0

両親を失い祖母の経営する旅館の手伝いを始めた少女の成長と再生を、巡る四季とともに描いた秀作。

両親を失うことになった事故シーンもかなり生々しく描かれており、主人公が持つトラウマを正面から描く実直さが
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ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

5.0

何回観てもダサくてイモくてガキくさいキューザックとその仲間たち。
まるで自分のことのようで、何回も観ちゃうね。

希望の灯り(2018年製作の映画)

5.0

行き詰まった生活、未来を感じない毎日、埋まらない孤独。
多くの庶民にとって痛々しいほどの現実を描く作品だが、その目線は楽観的でも悲観的でもなく、極めて冷静なものだ。
人生の問題はいつまでも解決の目処が
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未来のミライ(2018年製作の映画)

5.0

「サマーウォーズ」以降、「家族全体が主人公」という形態で作られてきた細田守作品だが、本作でもそれは変わらない。

今作は「子供が過去や未来の家族に出会い、誰にも歴史があり、どんな事にも理由があるという
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

5.0

リンクレイター映画はいつも人生に起こる悲劇も喜劇も安寧も堕落も、同じ温度で描く。
今作では戦争の空虚さ、喪失の悲しみ、体制への憤りと、ダウナーでシリアスなテーマが盛り込まれているが、それらは旧友たちの
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

ピカチュウよりカラカラが可愛かったし、カラカラよりライアンレイノルズが可愛かった

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

5.0

売れないバンドマンとその彼女とその元彼の話…という前情報しかなかったため、よくあるサブカルクソ映画かと思って見たところ、よい意味で期待を裏切られた。

まあ平成終わっても下北沢あたりを漂流してるサブカ
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キングダム(2019年製作の映画)

1.0

大陸的スケール感と、ふんだんに盛り込まれたアクションシーンで、邦画最高級の贅沢な作品となるはずだった今作。
だがその実、上記の良さを帳消しにしてさらにマイナスが出る出来栄えになってしまった。

脚本・
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

1.0

この映画がヒドい!大賞、殿堂入り作品がこちら

blank13(2017年製作の映画)

5.0

是非この映画は単なる「タレントが撮った映画」というバイアス抜きで観てほしい。

父との思い出に宿る悲しさ、怒り、幸福をひとつの画面でしっかり収めながらも、説明を排除し、感動を強要することなくドライに仕
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

5.0

「罪」というタイトルの本作。
特異な設定から娯楽性の強いスリラーを想像しがちだが、北欧映画の特徴とも言える重苦しさと、人間の根源的な葛藤が主題となっている映画だ。

主人公のアスガーはある罪を抱えてい
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

トニーは粗暴で無学な差別主義者で、ドクターシャーリーは世間知らずの男だ。黒人であるとかの以前に、孤独なのだ。
白人と黒人、無学者と文化人、家族意識や生活習慣。まるで水と油の二人だが、旅が彼らを変える。
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