『マン・アップ!』でのコメディエンヌぶりが見事だったレイク・ベルが監督、脚本、製作を務めたということで、気になってエアチェック。
ナレーター業界にスポットを当てた、よくある「男社会の業界における女性ポ>>続きを読む
ビル・マーレイはお得意の口八丁手八丁キャラ全開で、ブルース・ウィリスも銃を持たせたら天下一品な役どころと、これ以上ないキャスティング。
…のはずなんだが、どちらも中途半端というかどうにも消化不良。あら>>続きを読む
尺も長くもなく短くもない適度な時間で観られて、何より登場人物全員味があってイイ。
ヒロインのレイク・ベルの、自覚のない下品ぶりが最高。サイモン・ペッグの友人トムとは、『ミッション・インポッシブル』シリ>>続きを読む
『ブレイキング・バッド』のB・クランストンを筆頭に、登場人物がとにかく実在人物になりきっている。
なかでもカーク・ダグラス役のディーン・オゴーマンが素振りから喋り方まで本人そっくり。ちょっと息子のマイ>>続きを読む
日本語吹き替え版を観たが、まぁデップーが喋ること喋ること。おしゃべりなスパイダーマンがおとなしく感じるうるささなので、タレント吹き替えにしなかったのはいろんな意味で正解。ただカップルで観ると少々気まず>>続きを読む
B・クーパーとしては若手時代に出演し、わずか1シーズンでキャンセルとなったシットコム『キッチンコンフィデンシャル』以来のシェフ役。
そのリベンジというわけでもないが、腕がありながらも癇癪持ちのシェフ役>>続きを読む
前作を未見状態で臨んだが、表立って不明瞭な点はなかった。
というかそれよりも、設定やらビジュアルが既視感アリアリで、目新しさに欠ける印象。要であるはずの恋愛要素も淡泊感が否めず、ラストの“意外な”展開>>続きを読む
すっかりデニーロ、クリスチャン・ベールに次ぐカメレオン俳優になったJ・ギレンホールの役者バカぶりがここでも発揮。努力・根性をメインとしない、理論的なボクシングファイトを見せる映画はこれが初めてでは。>>続きを読む
昔CXで放送していたクイズ番組『世界の常識・非常識!』を思い出させる内容で、今回取り上げていた「ある国」の制度についてもこの番組で見た記憶がある。
いま日本のテレビ界の流行りは「日本ってこんなにスゴイ>>続きを読む
日本人にはなじみが薄い宗教観ギャップと赤狩りが裏テーマにあるが、根本はなんだかんだで映画製作に情熱を注ぐ者のお話。
『ER』の医者役で世界的にシーザーカットを流行らせたジョージ・クルーニーが、シーザー>>続きを読む
世界崩壊の危機を自ら招いておいてヒーロー気取りで虫が良すぎ感が拭えなかった『ウルトロン』のツッコミどころを回収しつつ、飽和状態になったヒーロー達を取りあえず上手くまとまっていた。
色んな意味で一番目立>>続きを読む
ロケット発射やキューバ危機といった常に新しい情報を求めるあまり、次第に裁判への関心も減っていく…そんな世間の目をつなぎとめるための制作者側の葛藤は、消費度が早い今のマスメディアに十分通じるテーマ。
画>>続きを読む
「内容が地味すぎて…」といった感想を目にするけど、目標に向かって一丸となる熱いチームものとして観ればいいんじゃないかと。マーク・ラファロがハルクばりに走ったり叫んだりするので、余計アベンジャーズっぽい>>続きを読む
ベンアフのバットマンいいじゃん。『ダークナイト』トリロジーでは全然ダメだったアクションシーンが格段に良くなっているし、バットマンもスーパーマンも悩めるヒーローというのを全面的に推しだしていて、ライトな>>続きを読む
予告編から感じ取れる情報しか入れずに鑑賞したので、後半の展開は予想外だった。というか話の筋として二部構成のような作り。
劇中ほぼノーメイクで挑んだブリー・ラーソンのオスカー主演女優賞にケチをつけるわけ>>続きを読む
アダム・マッケイ作品にしては変に真面目なテーマだなと思っていたが、主要キャラがどこか普通じゃないのが、やっぱりマッケイ印。
トレーディングに関しては全く無知だが、要所要所で解説してくれるので大まかに把>>続きを読む
試写で観て以来、改めて観直したけど、やっぱりアシュトン・カッチャー版とセットで観た方がいいかも。それぞれ触れていない描写を互いに補い合っている感があるから。
要はどっちが良い悪いかといった優劣を付ける>>続きを読む
血が滴る戦闘あり歌ありと、かつてのショウ・ブラザーズ製の武侠物を思わせる作り。近年のジャッキー映画は悪役がイイという定説は今回も実証。エイドリアン・ブロディのナルシシスト&サディストぶりが最高。でも当>>続きを読む
イギリスらしい、ちょいブラックユーモアな作品(製作国が「アメリカ」となってるが、これイギリス&フランス資本の映画じゃないのか?)。
この手の映画は好きなので純粋に楽しめた。ベン・ウィショーの声は、当初>>続きを読む
R・スコットといえばコスチューム劇が得意だけど、今回はもう一つ得意な宇宙もの。しかも、こんなに笑えるR・スコット作品ってちょっと記憶になかったかも。
頭の切れる役がやたら多いM・デイモンは、この作品で>>続きを読む
これまで「老い」とは無縁の役どころばかりだったスタローンが、メガネをかけたり病に倒れたり、ついには階段を上るのがシンドくなるといった、実年齢(69歳)に相応した演技を披露しているのが新鮮でたまらない。>>続きを読む
思っていた以上にちゃんとスター・ウォーズしてた。
ぶっちゃけナメててごめんよJJ。
敵の大ボスのいで立ちがなんとなくサ〇スっぽかったのは(ついでに言うとカイロ・レンが〇キっぽい)、同じようにディズニー>>続きを読む
天才的だが身なりに気を配らない主人公が、将棋の羽生名人そっくりだなと思ったら、名人本人が推薦コメントを寄せていて笑ってしまった。
T・マグワイアの終始虚ろな表情だけで、「あ、こいつヤバイ」と思わせられ>>続きを読む
今年はスーツ男子映画が流行りなのか?
ガイ・リッチー作品は苦手だったが、これは当たり。
彼お得意のチャカチャカ編集は相変わらずだけど、今回は作風も相まって上手くハマっていたのでは。
テレビドラマの映画>>続きを読む
シーンの場面転換といいエンドクレジットといい、1950~60年代に作られた戦争映画を意識した作り。
従って『プライベート・ライアン』や『フューリー』のような刺激は薄いので、物足りなさを感じる人もいると>>続きを読む
吉沢秋絵の歌「なぜ?の嵐」じゃないが、観ていて終始、頭の中が「なぜ?」の嵐だった。
とにかくいろんな点でツッコミどころだらけ。
M・ジョヴォヴィッチが容疑者として追われる身なのに、マスクも帽子も着けず>>続きを読む
登場人物全員がクセ者だらけ。そういう連中とジョン・ウィックのシュールなやり取りが「モンティ・パイソン」のコントっぽくていちいち面白い。『キングスマン』とはまた一味違うエクストリームアクションは評判通り>>続きを読む
いろんな意味で「上手い」作品。
ユニークなヒーローの特技や、中堅コメディ俳優(P・ラッド)を主役に配した絶妙なキャスティングや、観て不快と取られがちなアリを可愛く見せる手腕など、何から何まで上手く出来>>続きを読む
『キング・オブ・コング』というドキュメンタリー映画がある。
1982年にドンキーコングでハイスコアを出して以来、チャンピオンの座にいる男と、その記録を破ろうと挑戦する男の物語。
はたから見れば、いい歳>>続きを読む
マシュー・ボーンって本当に007が好きなんだな、というのがよく分かる。『X-MEN/ファーストジェネレーション』もボンド調だったのが、今回はそのまんま。ここまで来たら本家007の監督を任せたらいいのに>>続きを読む
緊迫した状況下で生き残ろうとする家族の愛を描いている…はずが、当の家族がマヌケ過ぎて全く感情移入できず、時折挟まれる家族愛を確かめあうはずの会話シーンが苦痛でしょうがなかった。
全体的にテンポ感も悪く>>続きを読む
ダメダメな役のアル・パチーノってこれまであったか?っていうぐらいのダメっぷり。ブロードウェイ役者でもあるだけあって歌のパフォーマンスも堂に入っている。近々公開の『アントマン』でもいい味出してたけど、息>>続きを読む
超大作目白押しの夏映画、どれを観たらいいか迷う人は取り急ぎこれを観たらいいのでは。
何故ならアベンジャーズで暴れ足りなかったサミュエル・L・ジャクソンが恐竜のように吠え、スパイ顔負けの空中アクションを>>続きを読む
本国スウェーデン版(『ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女』)を先に観た上での鑑賞だったので、どうしてもそれと比較した上での感想。
フィンチャー自身が謎解き要素をかく乱させる部分は削ったと語っていた通り>>続きを読む
劇場公開時は『風立ちぬ』ばかり注目され、殆ど話題に上らなかった感があった。映画の日に観に行ったけど結構空いてたし。
『スチームボーイ』の時もそうだったけど、大友作品は制作に時間をかけすぎるのが難点。制>>続きを読む
ギャガ試写室にて鑑賞。
実際の事件が起きた時はまだ子供だったので知らなかったが、後に淀川さんが語っていたのを聴いた覚えがある。
フランス映画らしいライトな作り。極端な悪人とかは出てこないし、泥棒二人の>>続きを読む