kugaさんの映画レビュー・感想・評価

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スノーピアサー(2013年製作の映画)

2.5

いや、これは……なんという…笑

ツッコミどころ多すぎてもはやツッコんだら負けなのか?
設定もガバガバならセリフも演技も主演級等一部を除いて超絶クサい…

グエムルでもオクジャでも思ったけどポン・ジュ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

「おはよう日本」でやっていた是枝監督とポン・ジュノ監督の対談で是枝監督が

「僕はとかく社会派と言われがちだけどそういう枠にはめるのはよくない。メッセージ性とか言うけど純粋に観客に楽しんでもらいたいと
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

糞ビッチ版『恋はデ・ジャヴ』(…と自ら認めてるのが潔い)
ホラーとギャグのバランスで言えばまあまあギャグ寄りでビッチ特有の軽快なノリとテンションでテンポよく笑いながら観れた。
友達とワイワイ酒飲みなが
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.8

めっちゃ面白かった。
ウディ・ハレルソンはなんてハマり役なんだろう。ヘナチョコ野郎が許せなくてブチギレるタラハシーが大好き

前作より順当にパワーアップしてギャグもキレキレ。
地味に最近観てる『シリコ
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世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

3.5

切ない。
初めて憧れのアムステルダムに行って自分の作品の扱われ方を知る場面、何十年も描き続けゴッホの筆致を知り尽くしてるという自負が原画を見て計り知れない差を感じていとも簡単に砕けてしまった場面。
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.7

ブルー・バレンタインのデレク・シアンフランス監督作品。

前作でもそうだったけど過去・現在の両時間軸を対照的に描いたり、象徴的に演出したりするのが上手い。

なんだこの退廃的なイケメンは!…と思ったら
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.3

ひたすら会話劇。ウディ・アレン劇場。

アルビーに惹かれる要素が見出せなかった…笑
ウディ・アレンも相当めんどくさい男だけど彼に恋する女も同じくらいやっかいなのでは。。

字幕のセンスが本当に酷くて(
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.8

ブレイキングバッドシリーズを観ていることが前提なので単体の映画作品としてどうこうは言えないけど、ファンとしては大大満足。

あの独特のひりついた空気と緊張感をもう一度味わえただけでありがたい。

シリ
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.5

エミリーの両親のキャラがとってもよかった。(特にお母さんの強敵だが仲間にすると頼もしい感…)

ゾーイ・カザン、もうちょい可愛かった印象があったのであれ…?って感じだった。

これに限らずなんだけどア
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.7

西部劇のお約束を悉く覆していったという本作。

そもそも西部劇をほぼ観ていないのでそこにはあまりピンと来なかったけど、なるほど確かに単純な勧善懲悪の世界観では全くない。

正義って?悪って?〝許されざ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.3

前作よりも順当にスケールアップしててグッド。

今回もスタイリッシュ殺戮ショーなんだけどそんなに爽快感がないのは溜めて溜めてドバーッというカタルシスがないからか。

やっぱタランティーノが好きだなぁお
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バットマン(1989年製作の映画)

3.4

アメコミをまんま映像化したようなコミック感あふれる映画だった(アメコミ読んだことないけど)

JOKERを観た後、別作品でのジョーカーの描かれ方が気になり鑑賞
ティム・バートン版、ノーラン版も違うけど
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

映画としてはかなり完成度が高くホアキンの怪演も光って文句ない傑作だったと思う

ただ、果たしてジョーカーのエピソード0って必要だったんだろうか?

ジョーカーが他の作品の悪役たちと決定的に異なるのは彼
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

人間の命がティッシュよりも軽いスタイリッシュ殺人映画。

キアヌは文句なしにかっこいいんだけど敵役がことごとくコテコテでB級感がすごいのはあえて…?

ふつうに電気つけっぱカーテン全開でベッドで寝ちゃ
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

ある一人のサイコパスの物語と思いきや、特定の人物ではなく、実はタイトルのとおりアメリカ社会そのものの狂気を描いている。

流行や物質社会にとらわれると、次第に皆が均質化して個々のアイデンティティが希薄
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.7

「カップルで観てはいけない」筆頭映画の本作。

確かに付き合って浅いほっかほかのカップルが観るとあまりにも夢がないのでかなり気まずいかも。

逆に酸いも甘いも経験したカップルならぜひ2人で観るべきでは
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

とにかくブラピがかっこよかった!

ブラピ以上の美形はハリウッドにゴロゴロといても、デビューから今に至るまで二枚目俳優としての絶対的な座を譲らないのは、他の俳優には醸せないワイルドさ、無二の存在感、こ
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.7

ある出来事を境に疎遠になった幼なじみのジミー、デイブ、ショーンを再び結び付けた殺人事件。被害者の父、容疑者、刑事という立場で、3人の運命が再び交差するーー

あらすじだけでグイグイ引き込まれた。主演を
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

うーん…

マジシャンの映画でトリックがあんなオカルト装置でしたって言われてもなぁ…

ていうかアンジャーは一度分身に成功したら以降は分身使ってボーデン方式で瞬間移動マジックすればいいわけだから、わざ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.7

単品としては面白かったけど続編として観ると確かに蛇足感も否めない

あえて伝わらない言い方をすれば完璧なテレビ版シュタゲを観た後にほぼ助手ファンのための映画版を観るのに近い感覚

トイストーリーの世界
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アラジン(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

青いウィルスミスことジーニーはとっても良かった。でも原作の面白さは越えない。改めてジーニーというキャラクターの革新性、偉大さを認識した。

例のジャスミン熱唱シーンは違和感モリモリ。あんなのをやられた
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目撃(1997年製作の映画)

3.2

録画した午後ローで観賞。80~90年代のサスペンスってどうも細かい部分の突っ込みどころが満載なものが多い。
つくづく思うのは作品の重厚感はディティールの積み重ねあってということ。

筋が良くても登場人
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.8

ウルっときて心洗われる映画だった

おっこのお父さんがさつきとメイのお父さんに激似なのは監督がジブリ出身者だからでしょうか。

グローリーさんが無駄にエロく、また愛車のポルシェのディティールも無駄に凝
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ホステル(2005年製作の映画)

3.2

GWの中日で気力だけはマキシマムだったので鬱映画かグロ映画を観ようと本作。

ホステルのロビーで流れる映画がパルプ・フィクションだったり無意味に日本人女性が出てきたりでタラちゃんの自己主張をバリバリに
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.6

あまりにも評判がよかったのでこいつのためにサムライミ版3作とアメイジング2作を予習したけど、正直予習の意味はあまりなかった…笑

普通に楽しめたけど主役級の3人以外のおまけ感が強く退場まであっさりだっ
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.9

スパイダーバース予習第5作目。

前作を上回るチャラさでもはやデップー並にしゃべるしゃべる。
スパイダースーツが5作品中で最もかっこいい。
アメイジングシリーズはスパイダーマンが本当に気持ち良さそうに
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.7

スパイダーバース予習第4作目。

個人的にはサムライミ版よりこっちのチャラいスパイダーマンの方が断然好き。
ヒロインも有能かつかわいい、ヴィランもバトルに迫力があり申し分ない。

2で打ち切りになった
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.7

スパイダーバース予習第3作目。

昨日の敵は今日の友達的な熱い共闘路線、敵側のオールスター感、イキりパーカーなど要素満載で集大成のような仕上がり。
個人的には3作で一番楽しめた。

毎回捕まることしか
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.5

スパイダーバース予習第2作目。

前作よりヴィランに魅力がある。…がなんでこんなポッチャリ体型なんだろう。もうちょいシュッとしててほしかった。

前作に引き続きMJがナイスおっぱい。よく「MJがブスす
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.4

スパイダーバースの評判がかなりいいので予習第1作目

今までアメコミは(なんか頭悪そう…)という勝手なバイアスで微妙に避けてきたけど普通に楽しめた

トビー・マグワイアってイケメンなんだけど常にニヤケ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

コメディであったり、ドキュメンタリーであったり、そうかと思うといかにもな往年の刑事ドラマ風のテーマ曲が流れたり、いろんな要素がまぜこぜになった独特なつくりの映画だった。

実話をもとにした話だけど、実
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.4

エンドロールで流れる映像にグッとくる

最近観たバジュランギおじさんでもそうだったけど、インドの子供を狙った人身売買ビジネスは深刻だよなぁ…

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

こういう人の命の価値がペラッペラな映画が好きです。

序盤から選民思想にかぶれたイキり大学生、お調子者の黒人、ビビり、いかにも頭が空っぽそうなパツ金ビッチ…と手牌で既に役満。

この後この面々が惨殺(
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

ジジイ版ブレイキングバッド。

直近で観たグラン・トリノと主人公の境遇、人物像等いくつか重なる部分も多かった。
俳優として、監督として常に第一線で多忙に活躍してきたイーストウッドなだけに、本作品に実の
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.2

めちゃめちゃ良かった
イーストウッドは皮肉屋で気難しいツンデレジジイがよく似合う。そしてやっぱり正義のヒーローなんだなぁと思った。

あとジジイの口から軽快に飛び出す粋な差別発言のオンパレードに笑った
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭で引用される言葉
「子供にとって音や臭いや視覚で捉えたものがすべてである。その裏にある真実に気づくまでは」
が観賞後にずしんと響く。

大人になるにつれ確かに色々と知識は身につけ賢くなっていくよう
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