BOKUMAさんの映画レビュー・感想・評価

BOKUMA

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シチリア!シチリア!(2009年製作の映画)

3.1

なあぁっっがぁい!長いよ!!監督の欲張り詰め込んだ感強くて、中盤離脱しそうになった…。その時代を知ってる人からしたらおもしろいんだろーなー、という内容。

ニューヨーク・ストーリー(1989年製作の映画)

3.4

第1話ライフ・レッスン
才能を求める人種が集まったマンハッタン。ロザンナは狂った男の女が似合うなぁ〜。

第2話ゾイのいない人生
派手な金持ちが派手に金使ってるマンハッタン。CHANEL派多い。サン
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運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

4.3

靴を買ってほしいと言えないアリや、自分の靴を返してと言えないザーラが、あんまりも心清らかすぎて、健気すぎて。

靴がない、買うことができない、親にお願いすることもできない、それがどんなに不自由か。貧富
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読書する女(1988年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりフランス映画は苦手だと再認識した。

エル・スール(1982年製作の映画)

4.1

前作「みつばちのささやき」に続き、繊細な光の演出が見事。
肩に手を置いてふりこを見つめる姿、初聖体拝受式後に駆けより抱き合う姿、窓越しに目を通わす姿、レストランの隅で向かい合う姿…など、父と娘ふたりの
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プール(2009年製作の映画)

2.9

終始夢見心地な…。タイという土地がそうさせたのかな。特に何があるでもなく完結するから見易い見易い。
京子さんの好きなことに素直っていう個性は伝わるんだけど、メンタル鋼すぎて人間味感じられなかった。
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.8

観劇後の率直な想いは神秘的。忙しなく動くみつばちを、父フェルナンドが神秘的と語ったり(勤勉な日本人には及ばぬ発想)、フランケンシュタインを精霊に喩えたり、アナがそれに語りかけたり。

調べてみたら、物
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この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

3.8

パーシーめちゃくちゃ可哀想やん。甥っ子めが…今さら心改めてたとて気が治らぬ。

特有の雑多な喫茶店がおもしろい。薄いパンケーキ、固いベーコン、味しないスクランブルエッグ、冷凍の肉もろもろ…。効率重視で
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メリーゴーランド(1974年製作の映画)

3.5

ドラマティックな作劇、メロディアスな音楽、難病という感動的な主題、の三拍子が揃った御涙頂戴もの。封切りされた70年代にハンカチ片手で観劇された方々の姿が容易に想像つく。

原題「L'ultima ne
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.4

内容はよくある成長物語。ただそこに、雰囲気ある役者ときれいな背景が映っていて素敵になる。

鈴子の苦虫噛んだみたいな笑顔がおもろい。打ち解けたら綻ぶ表情は本当に癒される。ファッションのチチカカ感。ドー
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エヴァとステファンとすてきな家族(2000年製作の映画)

3.2

雪の中でサッカーするラストは素敵なんだけどさ…。

誰かと繋がりたい孤独な人たちが、近づいたり離れたり、舞い上がったり悲しんだりしながら、より心地よい距離を模索していく。狭いコミュニティで鬱屈するあた
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マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

3.0

スカッとスイス。村の男衆がクソすぎて胸糞続き。特に牧師村長のあほたれ息子ふたり。ようやく登場した救い、刺繍教室の先生よありがとう。

ベルンの生地屋でレースに触れるマルタの顔が良かった。

リージの応
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

2.4

ハマれなかった…。

youngの捉え方が前半後半で変わってくる。序盤は、心を柔軟に開放するポジティブな若さ。後半は、自分本位で周りを傷つけてしまう未熟という意味での若さ。このふたつの要素をyoung
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プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.3

ジャン・レノと子どもの親和性高いな。

孫サイドで語るなら、ひと夏を異国の地で過ごす短期留学的なノリ。妹のはっちゃけちゃった感すごい。自然派うんぬんの前に身の丈を知れ。

年取ったら丸くなる、っていう
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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.0

ままならない現実のひとつひとつにイライラできるレオニーすごいな、って思った。あるようで、ない、というか見えてない、高い理想に憧れてる感じ。周囲と折り合い付けてひとりを楽しむスティーブ寄りの人間には共感>>続きを読む

ユキとニナ(2009年製作の映画)

2.5

タイトルがyuki&ninaでふたりが同等の扱いだけど、ニナの心理描写はまったく描かれてない。ユキの夏、ぐらいがしっくりくる。

森抜けて蝉の音聞こえたとき、え、まさか、え、そういうファンタジー系なの
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LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

3.9

さすがロブライナー、悪役をひとりも生み出さない朗らかさ。実のところは知らないけど、LBJは温かく、強く、真っ直ぐに描かれており、まるで学校の先生みたいだった。

政治偏見もまったく見られず、良いも悪い
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.6

ユーゴスラビアの歴史を知ってこそ深みが味わえる。のでは。

全体的に狂気じみた作品。その狂気を、ファンタジーやコメディとして受け取れるかは人それぞれ。自分は多々感じられた。

特に後半、湖の中の白い布
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ニュースの天才(2003年製作の映画)

4.0

前情報なしで観たらどんでん返しにビビった。特にラストの拍手の場面。一方はジャーナリズム精神引き締めへの礼賛、他方は自己満。シニカルな演出に鳥肌たった。

チャックの英断が、上司として理想であるべき。後
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スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記(1970年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

キッチンストーリーのハーメル監督が尊敬していると語っていたので視聴。

アニカは13歳なのにぱーぱー吸ってたり、ペールは15歳で原付乗り回してたり、喧嘩は平手打ちだったり、夏にザリガニパーティ楽しんで
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

お母さんの根が母親でよかった…。おとんはずっと信じてきた宗教から変わるのは難しいけど、何が人を傷つけているのか認識してくれるといいな。
矯正施設の現場がよくわかる内容。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

4.1

序盤に、お母さんがジョシュに言った「優しさを大切にしてね」的な言葉が、最後までずっと活きている。

子どもだから親やコーチが指導するけど、チェスはひとりで闘うもの。楽しみ方はそれぞれと割り切った上で、
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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

3.3

1.2話鑑賞
かもめ→めがね、の順で見たので、舞台が海外→離島→世田谷で浮世めくけど、温度やスピードは変わらず穏やか。演者が被るけど、そこはご愛嬌。細くて柔らかい線の人ばかり。
サンドイッチ、私はトー
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

2006年怖すぎるホラーだよ…こえぇ。
全体的にノリがアメリカみたい。
結婚式参列で青のチャイナドレスは強い。

てかあのふたり他に友だちいなかったのかしら。

あそこにアランドロンが、違った、あなた
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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.1

50年代のファッションや街並みに憧れる。

アイルランドという地元で悶々とする気持ちに同感。新天地で home is home と言われて、果たしてそうなのかしら…と戸惑いつつ、帰省したら故郷も捨てた
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.4

生活困窮者と同性愛者と未成年が、暗い街に嫌気をさしながらも、幸せを追い求め進む、社会的弱者からの景色がとても間近に感じられる。少数派の辛さを、スルリと描くから今敏は好きだな。

とはいいつつコメディは
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カレンダー・ガールズ(2003年製作の映画)

4.1

ヨークシャーが舞台だけど、イギリスのおかたい感じがなくて、おばさんのシニカルな無駄話に声出して笑える、明るいテイスト。

配給はTouchstone Picturesでウォルトディズニーの傘下、監督は
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

-

蜜蜂、の意味が見えないままエンドクレジット流れてきて残念。黒馬の演出も脈絡なさすぎて、眉間に皺寄せてまった。
劇中曲の演奏は素晴らしいので、これ聴きながら、原作を読んだら楽しいのかも。
最終曲での、松
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.9

モーガンフリーマンのいい男感とジャックニコルソンの悪い男感の小気味良い混ざり具合。国をまたいで旅るすたび、風土の衣装を纏うふたりがとにかくかわいかった。

オーケストラ!(2009年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

ヴァイオリンのソリストが、かつてのマドンナ的ソリストの娘だった、っていうコメディー映画。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.2

他民族がそろうN.Y.で、コミュニケーションを大切にして、互いを尊重し合うが姿がすてき。その中で料理や衣装などインドの文化をポップに描いているので、初インド映画でも鑑賞しやすかった。

ローレントのク
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