靴を買ってほしいと言えないアリや、自分の靴を返してと言えないザーラが、あんまりも心清らかすぎて、健気すぎて。
靴がない、買うことができない、親にお願いすることもできない、それがどんなに不自由か。貧富格差をストレートに描いてるけど、誇張のない、そのままの描き方だからこそ心打たれる。
ザーラの言葉を胸に走るアリを見て不覚にも涙。お父さんが靴をプレゼントする予想は見えてるけど、最後にアリの笑顔が見たかったなぁ〜!!
無駄のない演出がとても良かった。足元だけの絵が続く場面も新鮮。
教会から預かった大量の砂糖に手をつけないなんて…ものすごく正直な人柄。
家の中に敷き詰められたら絨毯がかっこよかった。