ゆっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 109ページ目

カリートの道(1993年製作の映画)

3.0

いまいち。
モーテンセンの雑魚キャラに衝撃を受けた。

フューリー(1978年製作の映画)

4.0

今んとこデパルマのベスト。
カサヴェテスの首‼

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.5

デパルマの中ではかなり好きな方。
捲し立てるようなテンションでコトが進のが素晴らしい。

Bite the Dust/バイツァ・ダスト(2013年製作の映画)

2.0

つまらなすぎて寝た。色調抑えすぎ&陰影無さすぎの平坦なカメラが気にくわない。

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.5

ゾンビ量こそ圧倒的に足りないまでも、白黒のゾンビ映画って最高なんだなって思いました。

画面奥行きにしれっと姿を現すゾンビにゾクゾクした記憶ある。

ザ・ブリザード(2016年製作の映画)

3.5

“光”の映画。

『マルメロの陽光』なんか撮ってるスペインの至宝を連れてきてパニック映画撮らせちゃうハリウッドのパワー恐るべし…
アギーレサロベの撮影は、室内のシーンで特に冴えてる。
甲板から機関室ま
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ナイト・チェイサー(2015年製作の映画)

2.5

スピルバーグ『激突』のタクシードライバーversionで、誰もいない深夜のパリの街中を黒塗りの高級車(クライスラー300c)に追われるっつー超面白い展開は前半まで。

後半は完全に意味不明。マクガフィ
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

4.0

最高。サバイバルアクション。
カットがメッチャ性急に切り替わるのが印象的。次のカットの予測が全くつかないのがスリリングで、繋ぎ自体の面白さがある。気の抜けたような音楽も良い。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.0

ブルース・リーのインパクトは尋常じゃないが、そんな名作とも思わない。面白いけどさ。
ラストは上海から来た女のパクリなのか❓
熊の手で戦うラスボス可愛い。

皆さま、ごきげんよう(2015年製作の映画)

4.0

近年の二本がイマイチだったが、本作は往年の攻撃性?が復活!!!

オープニングの生首‼と、見る人をなめ腐った暴力描写!!
街角の引ったくりを追うカメラワーク!
冒頭にはめちゃくちゃ興奮させられた。
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.0

テロリストやっつける映画なのにほぼヒッチコックの『裏窓』。
ひたすら発射を焦らすことでサスペンスを煽る。完全にM男向けの傑作。
こんなにパンが売れることを願ったことはない。
政治家達のやり取りも『シン
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

1.5

インスタ女子が「見ました」とお洒落さ誇示するために作られたような映画。全然ダメ。
兎に角、逃げまくる。モデルの映画なのに歩くシーンはなんと胸から上しか撮らない。
エル・ファニングが他のモデルと違う理由
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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942年製作の映画)

2.5

兎に角退屈だった。ダルい。イタリア人にノワールは向かないんだなって感じた。
テイ・ガーネット版の方が一兆倍面白い。

二人目の女がヤギラ君の嫁に似てて可愛い。

友情(1974年製作の映画)

4.0

イヴ・モンタンとその友人のレジアニ、ピコリ、ドパルデューとそれぞれの妻、愛人、友人たちの互いの心が離れたり、近づこうとしたりする話。
傑作。会話のテンポが異常にはやく、トリュフォーがこの映画を大好きな
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侵入(1969年製作の映画)

5.0

傑作中の傑作。
アルゼンチン×ノワール×ボルヘス×タンゴ。

とある架空都市を舞台に、闇の組織とその都市に侵入してくる別の組織の仁義なき死闘!

この侵入者達がマジに怖い。スーツの色調も似たような感じ
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居酒屋ゆうれい(1994年製作の映画)

3.5

ゾンビ・ガールみたいな話。

ああいう、行けばいつもの人たちが必ずいる行き付けの居酒屋が欲しいと思った。

てか脚本がなんと田中陽造であった。
確かにロマンポルノの香りが微かにするのよね。
ラストの「
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黒の魂/黒い魂(2014年製作の映画)

4.0

超絶大傑作。

まるで『ラルジャン』の主人公のような、どす黒いナニカを見せられ『ラルジャン』同様唐突に終わる。
凄いわこれ。

オープニングのストローブ『アメリカ』的な男二人の背中のショットと言い、構
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.0

まぁまぁ。

ビル・マーレイが同じ日を繰り返してるうちに成長してくんですけど、なんか成長した姿のマーレイが妙に白々しいんですよ。
あんな赤ヒゲみたいな人間にはなんの魅力も感じないし、それを良しとする結
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チェーホフ的モチーフ(2002年製作の映画)

3.0

親子喧嘩→親元を離れるというプロットは『長い見送り』に似ている。
中盤に「ロシア正教の結婚式が長すぎてなかなか終わらないギャグ」が入るのだが、ほんとに終わらず地獄を味わった。。。(70分くらいある)
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阿賀の記憶(2004年製作の映画)

4.5

まるでホセ・ルイス・ゲリンのようなアーティスティックなドキュメンタリーで、『阿賀に生きる』とは全く異なるアプローチで撮られた傑作。

かの地に再び佐藤真が訪れるが、もう会えない人々を思い忍ぶ気持ちがヒ
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阿賀に生きる(1992年製作の映画)

4.0

傑作。

阿賀野川とその周辺に生きる人たち(主に老人)のドキュメンタリー。
なんか、ルノワールの『河』を思い出してしまった。
監督も、出演されている老人達も今はこの世にいないと思うとなんとも言えない気
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.0

9割以上のショットが顔面から1メートル以内の距離で撮られており、魅力がない。
夜のニューヨークを見知らぬ男とゲームをクリアしながら徘徊して堕ちてゆくっていう俺達の大好きな一夜の話なのに、街は撮られてい
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.5

イケてないボーイスカウトトリオ(童貞)がスカウトで培った技術を生かし生き抜くコメディで『ショーン・オブ・ザ・デッド』の1兆倍面白い。
どさくさに紛れて巨乳ゾンビのパイ乙揉むシーンで爆笑した。
残虐シー
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新ゾンビ(1997年製作の映画)

3.5

前半の一時間は大した事件も起きず退屈なのだが、残り30分の籠城戦になってから超絶面白い。
絵面が兎に角汚くて最高。口うるせえ年増の嫁がぶっ殺されるのを待ってから本気を出す男にワロタ。
突然、戦車を持っ
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.5

なんかメンヘラ臭すぎて無理なのだが、コマツナナが異常にカワイイからOK。
あと、サブリミナルのようなフラッシュバックのカットが多用されすぎてとても品がない。
切り返しを撮れない監督だなと思った。

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チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

3.0

まぁまぁ面白かった。
竹内結子はバカっぽくてダメダメだが。

ラストの野球の交代の間の使い方なんか好き。
あと患者のロックのシーンが変で良い。

灼熱の肌(2011年製作の映画)

3.5

恋愛、そして死者追悼。いつものガレル。
オープニングの夜の道路の移動ショットと、モニカ・ベルッチのダンスが妙に記憶に残っている。

小津と語る Talking With OZU(1993年製作の映画)

3.0

クレール・ドニのやらされ感が半端なかった。絶対好きじゃないと思う。

愛の残像(2008年製作の映画)

4.0

これは凄い。恋愛映画なのだが、途中からオカルト映画と化し、ラストの冷徹な突き放しには呆気にとられた。

ガレルの簡潔すぎる演出もたまらない。そこらの監督なら3時間超えそうだ。2人が出会ってからの見つ
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まひるのほし(1999年製作の映画)

4.0

傑作。
障害者アートを追ったドキュメンタリーなのだが、群像劇仕立てで、ひとりひとりのキャラ立ちがいとおしい。
特に“シゲちゃん”のキャラは強烈。
「競泳水着、スクール水着、シースルー水着…」大声でハキ
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秘密の子供(1979年製作の映画)

4.0

傑作だった。今まで見たガレル作品のベスト。『ギターは~』以降の作品と比較すると、一枚絵的な完成されたショットへのこだわりを感じる。上半身裸の背中のショットや、光を浴びるアンヌ・ヴィアゼムスキーの横>>続きを読む