ゆっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 131ページ目

喜びなき街(1925年製作の映画)

2.5

パン屋に並ぶような貧困層とパリピな富裕層の対比によるメッセージ性が窮屈だった。

バロン(1989年製作の映画)

3.0

大砲にのって飛ぶところ、ユマサーマンが空中浮遊するとこが印象的だった。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.5

面白い。不条理SF。
オフィスのシーンはヴィダー『群集』ウェルズ『審判』のようだった記憶あり。

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

4.0

最高!!!
プロットがドンキホーテに似ていて、それだけで泣ける。
ダンスのシーンがロマンチックやんか。

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.0

マルケル『ラ・ジュテ』のリメイクだがところどころフェリーニ『アマルコルド』へのオマージュあり。
ブラピはこんぐらいの役回りの方が合ってる。

マルメロの陽光(1992年製作の映画)

4.0

ベタな表現だが美しいとしか言いようのない映画。
前半の画家:アントニオの完璧主義的な画づくりの過程の面白さ、中盤の友との語らいの楽しさ、後半のマルメロの実が熟して落ちてからの侘しさ。140分もあるが飽
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ラ・モルト・ルージュ(原題)(2006年製作の映画)

4.0

傑作。
静止画と動画を組み合わせた映画。
自身の最初に見た映画、ニール『緋色の爪』へのトラウマ。映画と現実(内戦)が恐怖でリンクする。
寝室の白い壁に伸びる、窓からの光による黒い影。『ミツバチのささや
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虹の兵士たち(2008年製作の映画)

2.0

フィルセンのアジア映画祭にて。
拷問のようにつまらなかったが、隣に座っていたオバサンは号泣してた。
岩波むきか。

エニイ・ギブン・サンデー(1999年製作の映画)

3.0

トニスコ以上に画面をチャカチャカやるため、肝心のスポーツのシーンが何がなんだかわからん状況。
ただ、異常なまでに熱いってのと、画面にチンコを見せつけてくる無駄な攻撃性は評価したい。

ウォール街(1987年製作の映画)

3.0

普通に面白かった。
ラストで流れるトーキング・ヘッズにぐっと来るし。
グロリア・グレアム→アンジー・ディッキンソン→ダリル・ハンナの流れあるで!

アレキサンダー(2004年製作の映画)

3.0

こーゆー歴史大作ものは、どんな名監督でも大抵失敗してる印象あるが、オリバーストーンのこの映画は意外と面白いんですよ!

懺悔(1984年製作の映画)

2.5

うーん。いまいち。
典型的な東欧(といってもグルジアだが)の映画のタッチで、とにかくカットを割る・繋げることに意識がないというか。
初期ソ連映画とはなんだったのかと言いたくなる。

離魂(1987年製作の映画)

3.5

台湾のホラー番長などとあだ名をつけられているフレッド・タンの映画。
ホラーっちゅーか、ほぼカーペンターだコレ。
ちょんぎれた首がメイドの手をかじるとか最高だしクライマックスの森のシーンは忘れがた
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殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

4.0

ハードボイルド作品だが、足音が画面が変わっても延々と続いたり、なにかと異様な映画。
結局リー・マーヴィンは誰も殺してないっていう。スクリーンをバックにした暴力シーンが最高だった。

脱出(1972年製作の映画)

3.5

アクション映画というよりも、いきなりケツを掘られるわ、バンジョーの演奏が始まるわで不条理展開が面白い映画。

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

4.0

この映画のビジュアルを受け入れられる人がいったい何割居るのだろうか。
変態としか思えないショーン・コネリーのコスチュームが最高で、ぜひハロウィンで仮装してみたいコスチュームランキング二位です。
(1位
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エクソシスト2(1977年製作の映画)

2.0

モリコーネの音楽はいいが、ちょっとこれは受け入れがたい…
イナゴ大量発生シーンは凄かった。

エクスカリバー(1981年製作の映画)

2.5

円卓の騎士もの。
もやけた感じの光が特徴だったので、「撮影監督はヴィルモス・ジグモンドだろ!!」と思って調べてみたら全然違ったのがいい思い出。

白い指の戯れ(1972年製作の映画)

4.5

今までみたロマンポルノの中でもベスト級の大傑作!
普通の女子が、スリの一団に入っちゃう話。(荒木一郎のテクニック凄いと思う)
伊佐山ひろ子がとにかく素晴らしく、彼女がレッカー車を見て涙するのと同じ様に
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マッド・フィンガーズ(1978年製作の映画)

4.5

狂気の傑作!!
癇に障る50年代高音ボーカルポップをラジカセでかけながら街中を練り歩き、金貸しのオヤジの集金を助けるピアニスト=ハーヴェイ・カイテルっていう無茶な設定最高!
劇中に度々見られる、遠景+
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

2.5

トンネルの中に消えていく男がよい。
あと、ラストシーンはいいと思う。
ただ、中盤の中弛みが激しい。

母なる証明(2009年製作の映画)

2.5

この監督の映画は中盤の中弛みが激しい。
オープニングのオバチャンの奇妙なダンスが寒い。
ウォンビンのガラケーカタカタはよく覚えてる。

コード・アンノウン(2000年製作の映画)

2.0

ビノシュが電車の中で絡まれるシーンくらいしか記憶にない。

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

2.5

大したことないんだけど、トイレに金を延々と流すシーンだけ覚えてる。
お前もお金のおかげで映画撮れてるんだぜ?

ベニーズ・ビデオ(1992年製作の映画)

3.0

これは意外と面白いんですよ。
観客への嫌がらせのやり方がファニー・ゲームに近い。

隠された記憶(2005年製作の映画)

2.5

ブレッソンに成りたかったがなり損なった男の位置付けであったハネケたんがアントニオーニに浮気した感じ。
ブレブレ。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.0

ハネケの最高傑作。
ゴルフボールがテンテンと転がって来るシーンはふつうに怖かった。