ゆっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 132ページ目

ピアニスト(2001年製作の映画)

2.0

ユペールに野しょんさせて賞が貰えるんだから映画ってチョロいんだな。

カフカの「城」(1997年製作の映画)

2.5

原作が未完なのでいきなり終わるが、それがかっこいいとでも思ってる節があって嫌だわ。

砂塵にさまよう(2003年製作の映画)

3.5

ファルハディの長編デビュー作らしい。親の反対で愛する妻と離婚せざるを得なくなった男が、彼女に慰謝料を払うべく毒蛇捕りする話で、後の彼の作風とは全然違いどちらかと言うとアミール・ナデリみたいなタッチだっ>>続きを読む

火祭り(2006年製作の映画)

3.5

ポランスキー『おとなのけんか』のような演劇の録画に堕ちることなく、全てのシーンでギリギリ映画であり続けた。傑作!
エレベータ内におかれたカメラがティルト・ダウン/アップするかのように路上の妻の姿を捉え
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別離(2011年製作の映画)

3.0

とにかく話がこれでもかって位に徹底的にこじれまくる。それが面白い。

ジュデックス(1963年製作の映画)

4.5

大傑作。
ルイ・フイヤードのリメイクってだけあって、サイレント映画をそのままトーキー化したような感じなので滅茶苦茶荒唐無稽だ。

例の鳥人がパーティにやってきて暗殺して帰っていくシーンがカッコいい。
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山師トマ(1965年製作の映画)

4.5

傑作! 
身寄りのない私生児が、子供の遊びの延長で、フランス軍大将の親せきと偽り前線に出る。J・コクトー原作で戦争映画ながら夢幻・幻想的。
無邪気な遊びと現実が邂逅するラストで悲劇が起きる。

爆撃中
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壁にぶつかる頭(1959年製作の映画)

3.0

長編デビュー作にしてキャストが豪華。アヌーク・エーメだのモッキーだのメルヴィルのギャングの警官役の人だの、シャルル・アズナブルなどが出てる。撮影もなんとオイゲン・シュフテン。舞台は精神病院。健常人が>>続きを読む

顔のない眼(1959年製作の映画)

3.5

顔のない娘の顔を作るため、女を拐い顔を移植する男の話。
いわゆるマッドサイエンティストものだが、なぜか崇高さというか神話めいな空気が漂う。
手術のシーンはグロテスクだが、『獣の血』を録った男だというこ
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濡れた荒野を走れ(1973年製作の映画)

4.5

超絶傑作。精神病院を脱走した元刑事のキチガイを追う二人のデカ。
夕暮れの湖畔での少女とのセックスシーン。森、たき火、白い裸体。完璧!
ラジオの演出もちょーかっけー!
朝霧の中のキチガイの発砲。裸体の胸
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危険な英雄(1957年製作の映画)

3.0

『非情都市』と全く同じようなプロットで、こちらもロケーションセンスが抜群だが、いかんせん石原慎太郎が足引っ張ってますね。

非情都市(1960年製作の映画)

3.5

イケイケゴリゴリの俗物新聞記者が悪を暴こうともがくサスペンス。
ロケーションが最高すぎる。

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

2.5

この荒唐無稽さは映画に必要だと思うが、いかんせんアクションがおもろない。
楽器で音の出し合いされても…

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

2.5

大学時代、研究室の同期に薦められて見た。
盛り上げが下手でいまいち。
ニューオーダーのレコードを投げるのを躊躇うところはワロタよ。

殺人容疑者(1952年製作の映画)

4.0

ダッシンの『裸の町』のような実録もののフィルムノワールであった。傑作。鈴木英夫は『非情都市』『危険な英雄』の時にも思ったが、ロケーションの選びが見事。
また、本作は音の映画でもあった。
下水の滴る水の
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

4.0

弟が切り離された奇形のシャム双生児の兄をバスケットケースに隠して歩く話。べリアル兄貴の造形がすさまじい。哀しみのフリークス映画。泣ける。泣かなかったけど。寓話として語り継げるほどに、シンプルで洗練され>>続きを読む

疵千両(1960年製作の映画)

3.5

大菩薩峠に似たプロット。長谷川一夫が討った親友の弟に追われる。この映画が凄いのは、決闘シーンでお互い斬り合いまくりながらもなかなか死なず、「立て立つんだ!」とか言って、ゾンビにたいな超グダグダな決闘を>>続きを読む

裁かれる越前守(1962年製作の映画)

2.5

元ワルの越前(長谷川一夫)が、昔のワル仲間を捕まえて裁くことになっちゃいました。その一味の中に、昔自分が捨てた妻子がいましたさあどおする?っていう、ちょっと変わったプロットの映画。まぁまぁ。女優があま>>続きを読む

剣に賭ける(1962年製作の映画)

4.0

市川雷蔵かっけぇぇぇええぇぇぇぇ!
剣術マニアで剣のことしか頭にない市川雷蔵がとにかく女にもてまくる話であった!!! やたら絡んでくる悪党どもを返り討ち! ヒーハー!

鯨神(くじらがみ)(1962年製作の映画)

3.0

『白鯨』みたいな話です。鯨の特撮がよくできていて気にならない。
むしろすごい。
ラスト25分で鯨が登場するのだが、それまでは「鯨神は、、、、この俺が倒す!!!」みたいな中二病なセリフを延々と繰り返して
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ラン・フォー・マネー(1999年製作の映画)

3.5

トルコのレハ・エルデム監督作品。
ひょんな事からヤクザの金を手に入れてしまった男の話で、タイトルからは活劇を想像してしまうが、どっちかってと男の葛藤がメイン。
とは言え、ラストは黒沢清『贖罪』で突然殴
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Peace(2010年製作の映画)

4.0

傑作ドキュメンタリー。
30年も生きてると、身の回りのなんの脈絡もないそれぞれ別々に起きた事柄に何かしらの繋がりを見つけて、というか気づいて「おぅっ!」となったりすることが何回かはあると思うが、この映
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.0

コレはなかなか面白かった。
グロあり、下ネタあり。
伊勢谷佑介のキャラが面白かった。

太陽は夜も輝く(1990年製作の映画)

2.5

う~ん、あらすじをよ見直してようやく微妙に見た記憶が蘇ってきたってレベル。

息子の部屋(2001年製作の映画)

2.5

なんかしみったれててあんまり好きではないな。
この映画でブライアン・イーノのバイザリバーを知れたのは良かった。

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

2.0

チューボーのころ見た。
子供ながら、インディージョーンズのパクリじゃないか。と思った。

セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

3.5

面白いし感動したし泣いた。安藤正信が悪役を楽しそうに演じてて何より。
橋本カンナは声が年のわりに酒焼けしてて萎えた。あと、彼女の運動が足りない。相米だったらもっとバシバシ動かしてる。
キャバクラでの銃
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サン★ロレンツォの夜(1982年製作の映画)

4.0

タヴィアーニ兄弟のファンタジック路線。槍のシーンが強烈だった。

父 パードレ・パドローネ(1977年製作の映画)

4.5

カオス・シチリア物語と並んでタヴィアーニ兄弟のベストか。
といっても山羊とヤるシーンしか覚えてないが…

フィオリーレ 花月の伝説/禁じられた関係(1993年製作の映画)

3.5

記憶が殆んど無いが、結構ファンタジックな感じで、タヴィアーニ兄弟の中でも上の方のできだった気がするよ。

アニエス・Vによるジェーン・b(1987年製作の映画)

2.5

『アニエスの浜辺』のジェーン・バーキン版って感じで、ポートレイト的ドキュメントの間にバーキンの寸劇が入る近代アート風作品。
すげー退屈。(そもそもバーキンが好きじゃないし)
ただ、バーキンの手から大量
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

4.5

今んとこ見たなかでは最高の作品。外人が日本をさ迷う映画は間違いない。
ガイジンがヤクザを東京から追い出す。これぞアメリカ人の開拓精神!
日本特有の狭さを生かしたカーアクションは見事だし、日本のドリフト
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マチェーテ(2010年製作の映画)

3.0

面白かった。人の内臓をロープがわりにするのはイクナイ