ゆっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 134ページ目

地上より永遠に(1953年製作の映画)

2.5

波打ち際のシーンくらいしか覚えてない。ジンネマンは悪い意味で体が固い。(頭ではない)

ジャッカルの日(1973年製作の映画)

3.0

まぁ面白いんだけど、主人公がミスを重ねすぎてイライラする。

ジャッカル(1997年製作の映画)

1.0

ジャッカルの日のリメイクらしいがかなり酷い。

神々と男たち(2010年製作の映画)

2.0

今はなきゴールド劇場でみたけど、こりゃダメだわ。

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

2.5

台湾の得意分野である切ない青春の恋愛ものにパラレルワールドものの要素を足したって感じで、バタフライ・エフェクト好きは好きかも。

地中海(1963年製作の映画)

3.5

地中海沿岸諸国の過去(遺跡)と現在をモンタージュで行ききしつつ、詩的なテクストが乗っかる。詩的すぎて意味不明なものの、ゆったりとした移動撮影と、ロシア的(エイゼンシュテインやペレシャン)モンタージ>>続きを読む

アニエスの浜辺(2008年製作の映画)

3.0

内容は覚えてないが、ジャケの通り、浜辺に家具を置いた近代アートみたいな映画だった記憶あり。

カンフー・マスター!(1987年製作の映画)

3.0

娘のいる人妻ジェーン・バーキンが小学生男子に恋する話。
カンフー・マスターとは劇中に出てくる格ゲー。
格ゲーをモチーフにしたような横スクロール移動を人力で模したヘンテコなシーンがあった気がする。

冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

乾ききった冬の大地を薄汚れたホームレス少女が彷徨うロードムービー。
傑作。
少女の凍死体が発見されてからの回想形式。ボネールは薄幸の少女としてではなく、野性的・原始的に撮られているのが素晴らしい
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.0

再見。
初見時はお話の怖さに印象を全部もっていかれたが改めて見てみると狂った編集をしている。嫁の入水死体が遠目で発見されるのが大事。映画において入水死体は遠目で発見されなければならないという謎の法則に
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.5

昔テークでみた。
ワイズ『罠』と同じく、リアルタイム映画。
ちらっと出てきたゴダールがかなりイケメンだった記憶あり。

河口(1961年製作の映画)

3.5

傑作。
悲しめばいいのか、笑えばいいのかがわからなくなる不思議な映画。
恋愛ベタな岡田まり子(かわうぃー)の女子中学生が友達にするレベルの恋愛相談と、常に神妙な顔でそれに答える相談役の山村聰のやりとり
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古都(1963年製作の映画)

3.0

まぁまぁ。
『ふたりのベロニカ』の元ネタ。
岩下志麻が一人二役。
だが、実際の主役は京都。一年を通した話なので、四季折々の京都が楽しめます。
成島東一郎の撮影が美しすぎる!
一人二役の岩下志麻だが、ば
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濡れた週末(1979年製作の映画)

3.5

これはかなり好き。職場の上司と不倫する宮下順子のアンニュイな雰囲気が良い。

根岸は異様なズームの使い方をするな。家で一人晩酌をする宮下のシーンでは、もう一個逆さに置かれたグラスに異常にズームする。
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女教師 汚れた放課後(1981年製作の映画)

3.0

まぁまぁ楽しめた!神代のような不可解なパワーはないが、よくできている映画って感じー。ラストの海辺は良い!
自殺を停めようとする風祭ゆきのシーンでは風が吹いているが、その後のシンナー中毒者の生徒の父親と
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過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.0

傑作。
ジェーン・グリアの清々しいまでのファム・ファタールっぷり。
初登場シーンの照明も見事。
話が超入り組んでて所々理解できないが、そんなことはどうでもよくポンポン事が進む。
映画史上まれに見る釣竿
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キャット・ピープル(1942年製作の映画)

4.5

大傑作。
プールのシーンの視線の編集は有名。
夜の街を女が歩くが何かにつけられている気がするという気配描写はリュートンホラーの代名詞や。

私はゾンビと歩いた!(1943年製作の映画)

4.5

大傑作。
主人公の看護婦がゾンビ状態のジェシカの手を引いてサトウキビ畑を歩くシーンが素晴らしすぎる。ジェシカの白いひらひらの衣装が幻想・怪奇性を煽っているし、低いカメラの位置での移動撮影も素晴らしいな
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レオパルドマン 豹男(1943年製作の映画)

4.5

超傑作!B級とは名ばかりの、超高尚な表現で満ちた芸術ホラー! 
第一の殺人のシーンの編集!マーク・ロブソン!顔→暗がりのショット→再び顔→暗がり→列車が真上を走り、突然の光と光におびえる女→例のモノの
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女海賊アン(1951年製作の映画)

3.5

面白い。主役の女の赤いバンダナが鮮烈。
男に騙されて我を失い、船を私物化し、最後は自滅。さっきまで見てた『夏の嵐』を彷彿とさせた。
黒ひげの太鼓腹アタックが最高。
映画の中には衣装を着ると人格が変わる
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タンデム(1987年製作の映画)

2.5

男二人のロードムービーで、パトリス・ルコント特有の気持ち悪いあざとさ(しかもそのあざとさがなんの役にも立ってない)が無く、まだ見れる。
ルコントの一世一代の最高傑作では?
知らんけど。

リディキュール(1995年製作の映画)

2.0

貴族がギャグセンスを競い合うっていうヘンテコな映画。
つまらん。

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

2.0

つまらん。
主役のおっさんの躍りが狙いすぎてあざとい。

堀川中立売(ほりかわ なかたちうり)(2010年製作の映画)

1.0

フィルメックス映画祭に行ったら、かわいい女の子がこの映画の看板を首から下げてて、「ぜひ見に来てくださ~い(キャピ)」などとすすめてきたのでつい見に行っちまったが酷いもんだった。

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

3.0

冒頭、オーストラリアの荒野の真ん中でおやじがいきなり発砲、車を燃やし自殺(何の説明もなし)→子供二人が荒野をさまようって流れ。 姉のほうが、ミニスカパンチラJKって感じで最高ですよ。泳ぐシーンではお尻>>続きを読む

赤い影(1973年製作の映画)

3.5

怖さだけで言ったら最強クラスだが、演出があんまり好きじゃなかったな。

110番街交差点(1972年製作の映画)

3.5

70年代ブラック・ムーヴィー。
ボビー・ウーマックのサントラが有名。
てんかんもちの黒人がマシンガンぶっ放して、マフィアだろうが警察だろうがぶち殺しまくる。
あの黒人の顔が凄い好き。その女の死にざまの
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バスターズ-悪い奴ほどよく眠る-(2013年製作の映画)

4.0

これはおぞましい。冒頭の雨の中、硝子に映る物言わぬ男の顔といい、夜の街を全裸でさ迷う娘といい、猟奇的な雰囲気漂う傑作。
全編通して台詞が一つもない姪の不気味さ、ラストのビデオ映像に再びあの顔が出てくる
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