ゆっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 154ページ目

扉の陰の秘密(1948年製作の映画)

5.0

スタンリー・コルテスのバロック調のカメラが最高!!!
ラングの中でも一番謎芽いてる映画。

恐怖省(1944年製作の映画)

4.5

精神病院を数年ぶりに退院したレイ・ミランドが家に帰るその足でバザーに寄ると、そこで景品のケーキを渡される。
(貰った瞬間に周囲の人々の笑い声が消える時点で怪しさ満点…)
列車で出会った盲人にケーキをあ
>>続きを読む

ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)

5.0

ラングのベスト!
強烈な暴力!
煮えたぎるコーヒーをグロリア・グレアムの顔にぶっかけるリー・マーヴィン!

緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

4.5

ジャン・ルノワールの『牝犬』のリメイク。
主役が描く絵が、『牝犬』では印象派みたいな画風であるのにに対し、こちらでは近代アートっぽくなってるのが面白い。
また、『牝犬』は『素晴らしき放浪者』に続くと考
>>続きを読む

マン・ハント(1941年製作の映画)

4.0

最高のスパイ映画かつ冒険映画。
船の中で見つかるかどうかのサスペンスにはハラハラさせられた。(そんときの子役がいい)
夜霧の橋の上でのジョーン・べネットとの別れがまた良い。

M(1931年製作の映画)

3.5

ピーター・ローレの目が全てな気がする。
民衆こそ怖いというのは後のラング映画にも引き継がれる。

真人間(1938年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

デパート映画。
オープニングでカップルがエスカレーターですれ違いざまに手を握り合うシーンが非常に良い。
強盗がいかに割に合わないか、理屈で説明して止めさせてしまうという、映画至上唯一無二なプロットを持
>>続きを読む

天使の影(1976年製作の映画)

4.5

滅茶苦茶感傷的な映画で泣けてくる。
カーフェンが猫を捻り殺すシーン、ヒモ野郎のファスビンダーのラジコン遊び、カーフェンが歩きながら立ってる娼婦たちと話すのだが画面の右に一度通りすぎた娼婦がまた左から出
>>続きを読む

激怒(1936年製作の映画)

4.0

顔に次ぐ顔
強烈
ラストのご都合主義的馬鹿馬鹿しさは海猿に匹敵する。

暗黒街の弾痕(1937年製作の映画)

3.5

シルヴィア シドニーがあんま可愛くないんだよなぁ

哀愁の湖(1945年製作の映画)

4.0

これはショッキングだ!
ジーン・ティアニーが嫉妬の権化と化す!
コーネル・ワイルドに近づく人間を次から次へと葬り去るノワール!
ラスト、ハッピーエンドと言い切っていいのだろうか…

Seven Invisible Men(2005年製作の映画)

3.5

車泥棒が辺境に行って、飲めや歌えやの宴会の翌日カタストロフが待ってるという変な映画。
JK (推定)の萌えダンスが見ものだった。

(1997年製作の映画)

4.0

バルタスのなかで一番アートフィルムっぽい。タルコフスキーの影響受けてると思う。
ラストの軍隊が謎芽いてて好きだ

Few of Us(原題)(1996年製作の映画)

3.0

ゴルベワのクローズアップは反則。
これも辺境の映画だった

三日間(1992年製作の映画)

4.0

バルタスのベスト。
閑散とした町を二人の男と、カテリーナ・ゴルベワが徘徊する。
だいたいが引きのショットのなかで時たまゴルベワの顔にクローズアップするのが滅茶苦茶良かった。
屋根の上を歩いて窓から部屋
>>続きを読む

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

2.0

ヒロインが死ぬほどブスなのに男がみんなどんどんと惚れていくのがったく説得力がなくて意味が分からない

リプリー(1999年製作の映画)

3.5

イケメン、ジュード・ロウに対するマット・デイモンの惨めさがなかなかいい。
太陽がいっぱいよりこっちのが生々しくて好き。

フレンチ・コネクション2(1975年製作の映画)

4.0

ワンより遥かに面白い!
警察のくせに放火する無茶苦茶さとラストの潔さ!

獣の血(1949年製作の映画)

3.5

衝撃。冒頭の小津的な風景のスライドショー的空ショットから、いきなり『ノー・カントリー』でシュガーが使っていた武器で馬を瞬殺、馬が膝から倒れるショットに切り替わるのだが、コレは驚くw そこからは屠殺ショ>>続きを読む

みんな嘘つき(2009年製作の映画)

3.0

いかにもシネフィルが撮りました!っていう映画。それがいいか悪いかではなく、多くの人がシネフィルに持つ悪いイメージを凝縮させたかのような映画でただただスノッブで退屈。
『痛ましき無関心』のような混沌があ
>>続きを読む

ロサリンダ(2010年製作の映画)

1.5

いかにもシネフィルが撮りました!っていう映画。それがいいか悪いかではなく、多くの人がシネフィルに持つ悪いイメージを凝縮させたかのような映画でただただスノッブで退屈。
カイエがいうところの誰でも交代可能
>>続きを読む

ビオラ/ヴィオラ(2012年製作の映画)

1.5

いかにもシネフィルが撮りました!っていう映画。それがいいか悪いかではなく、多くの人がシネフィルに持つ悪いイメージを凝縮させたかのような映画でただただスノッブで退屈。
カイエがいうところの誰でも交代可能
>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

2.0

大学生の頃、一人で映画館に見に行って、がっかりしたのを覚えてる。

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

1.5

高校生のころ、一人で映画館に見に行って、がっかりしたのを覚えてる。

スター・ウォーズ 特別篇(1997年製作の映画)

3.0

デススターに爆弾投下するシーンは妙に覚えてるのでいい映画

THX-1138(1971年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズよりこっち!
風俗の無い世界、ヌードの女が踊るホログラフを見るくらいしか性欲の捌け口がなく、脱出した先の地上の世界には更に何もないという地獄っぷり。。。
夕陽が印象的だった。