rikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

rika

rika

映画(679)
ドラマ(31)
アニメ(0)

人生とんぼ返り(1955年製作の映画)

3.8

中村鴈治郎さん演じる段平も好きだけど森繁久彌の段平もなかなかだった。しかも山田五十鈴との掛け合いがいい。後半は山田五十鈴との掛け合いが見れずさみしい。

天狗飛脚(1949年製作の映画)

4.0

東海道を旅じゃなくて飛脚で疾走感ありながら楽しめる映画。天狗屋の3人も志村喬もいい味でててよかった。

狐の呉れた赤ん坊(1945年製作の映画)

4.0

阪妻作品初めて見ました。目力も凄味も存在がすごい。
舞台設定が個人的に大好き。
啖呵きるとこも最高。

弥次喜多道中記(1938年製作の映画)

3.8

遠山の金さんも鼠小僧も弥次さん喜多さんもでてきて一緒に道中楽しめました。昔小さい頃見たテレビの時代劇が一気に甦り懐しくなった。ラストがいい。あと志村喬の爺やが好き。

ピカソ-天才の秘密/ミステリアス・ピカソ(1956年製作の映画)

3.5

ピカソの筆使いが見ることができる貴重な映像。思っていたより早いスピードですごい。でも寝落ちはしました。
ラストがいい。

上州鴉(1951年製作の映画)

3.6

旅籠の雰囲気がいい。百万両の壺と似た感じの駕籠屋の2人も。後なんといっても大河内傳次郎のちょっとくせのある殺陣をみることができて嬉しい。グランドホテル形式で面白いけどちょっとばらばらしてる感はあり。

皇帝ペンギン ただいま(2017年製作の映画)

3.8

こんな極寒に地で長期に渡り撮影するのは根気がいるし貴重な映像で感謝。ただ癒されたい為に生態を知らずに見たら驚きの連続だった。(寝落ちはしたけど)
ペンギンは単に極寒の地に適応した生き物だと思っていたけ
>>続きを読む

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.6

早いテンポ感は好きな方だけどちょっとこれは疲れ気味な時見たからかガヤガヤ聞こえ疲れてしまった。ケイリーグラントの役がいまいちで元サヤにおさまるのもすっきりしない。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

顔つきが全然違う中井貴一さすがだなと思った。木村佳乃や梶原善やずんの飯尾はメイク等でデフォルメしすぎな感じで私にはしっくりこなかった。
ミートゥーのくだりが好き。寺島進も役はまりすぎてていい。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

テンポ感が好き。ちょこちょこ笑ってしまう。深夜に見てよかった映画。並木史郎本物のアナウンサーかと思った。仕事してる中でのこの感じはどのジャンルでもあてはまり腑に落ちる感じだった。後パソコンや携帯電話の>>続きを読む

港の日本娘(1933年製作の映画)

3.5

妙子は竹久夢二の絵みたい。後妙子とヘンリーとシュリダン耀子演じる2人以外はハーフではないのにみんな日本顔に見えなかったのはメイク?
音楽が全然あってないのが途中から苦痛で残念。

雪夫人絵図(1950年製作の映画)

3.6

熱海や箱根の景色の美しさに木暮実千代の妖艶さが織りなす耽美的世界。
長時間美しい絵画を見続けた時の食傷気味という感じもあるが原作が耽美というより猥雑よりでいまいち。

お遊さま(1951年製作の映画)

3.6

溝口監督の日本の優美、情緒あふれる映像美。日本画みたいで美しい。
ただ原作をちゃんと読んでいないけどお遊様は田中絹代じゃないような。慎之介も違う気がする。そこがしっくりこないからか物語も何かしっくりこ
>>続きを読む

月は上りぬ(1955年製作の映画)

3.5

3755に666がいい。田中絹代監督もやってたとは知らなかった。
自分が疲れている時に見たからこともあるけど全体的に冗長な感じがして小津監督が撮ったらどうだったのかなと思ってしまった。後昌ニの終盤の言
>>続きを読む

近松物語(1954年製作の映画)

3.8

もともと純粋無垢なおさんが死を目前に生をともした時、そこから追っ手と死が迫る中で狂気を帯びた情念がすさまじい。

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

3.7

山田五十鈴、18でこの演技はただものじゃない。祇園の街の灯や日本家屋がきれい。wikiで見たら監督は女に斬られたこともあるそうで何か納得。
終わり方が何か不自然な感じで検閲でカットされたからだと思うが
>>続きを読む

小原庄助さん(1949年製作の映画)

3.8

大河内傳次郎こういう役もまた味がありすごいなと思った。
この監督もまた構図が美しい。
これ見終わった後しばらく民謡が頭からはなれなかった。ラストの文字がよい。

浮草物語(1934年製作の映画)

4.0

活動弁士の映画初めてだけどすごい聞きやすいし落語家みたいに何役も使い分けててすごいと思った。リメイク後の浮草が好きだけどこっちも役者も含めまたよい。三井さんだけはその後の小津作品のイメージが強くてちょ>>続きを読む

すっ飛び駕(1952年製作の映画)

3.7

終わりころの玄関先での場面とかところどころ凄みや豪胆さが出てて見応えあった。大河内傳次郎の河内山宗俊いい。出演する3作品見てるうち段々独特な感じがくせになってきた。
直次郎と三千歳はもっと若い役者の方
>>続きを読む

河内山宗俊(1936年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

丹下左膳の時にも出てきた2人がいい味だして友近と春菜のコントの原型みたいなとこたまらなかった。話はヒロ君にみんな振り回された感じで腑に落ちないけどなかなかだった。

三万両五十三次(1952年製作の映画)

3.5

大河内傳次郎のちょっと飛ぶ感じの殺陣とかしゃべり方とか何か和む。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

3.8

左膳とお藤のかけあいと源三郎のキャラがなかなか。おちとかつなぎも。後大河内傳次郎の走ったり飛んだりが何かかわいい。

銀座化粧(1951年製作の映画)

3.8

悲哀、機微、しぐさ、タイトル。
会話もいい。構図も工事現場のとか動きありでいい。

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今まで見た好きな小津作品とは違う趣向。
階段落ちからの階段上から駆け寄らず心配する夫は恐怖だった。その後歩かせるのも纏足と重なり印象的。これらがこの時代の男女の立場、戦後の影、演出効果どれもと思いつつ
>>続きを読む

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

3.9

小津作品の下町設定の日常会話も大好きで構図も素敵だけどブルジョワ設定の会話もまた文学的で日本の美しさも引き立ち麗しい。この層の洋の要素もある日本家屋がまた優美。ピアノとブザーの三宅邦子演じる長男嫁もい>>続きを読む

一人息子(1936年製作の映画)

3.8

やっぱり構図が素晴らしい。包帯とか窓からのネオンとか階段とか特に好き。時々植田正治の写真も思い出した。おっかさんの訛り混じりの喋り方がいい。

父ありき(1942年製作の映画)

3.9

構図が素晴らしい、の嵐で見惚れる。
2回の釣りのシーンがまた絶妙。
やっぱり笠智衆のお父さんは唯一無二。

長屋紳士録(1947年製作の映画)

3.8

いつもの小津作品から比べると構図の素晴らしさがあるけど少ない気がしたのは戦後間もないからなのか?
主役の2人がいい。
笠智衆の「のぞきからくりの口上」にあわせるおばちゃんの動きとかもいい。

相撲道~サムライを継ぐ者たち~(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

掛け声や熱気に満ちた満席や国技館の最初のシーンで泣いた。今はないあの活気。
それだけにラストの言葉には胸に響いた。
豪栄道が漢の中の漢いうのは知っていたけどここまでとは。
ドキュメンタリー番組でなく映
>>続きを読む

ロープ(1948年製作の映画)

3.5

最後までハラハラ。作品としては構図とかいろいろすごいけどサイコパスな犯人に嫌悪感でマイナスに。

白い恐怖(1945年製作の映画)

3.7

イングリッドバーグマンとグレゴリーペックがこれぞ古き良き映画の主役な2人でよい。いつの間にが引き込まれて最後までハラハラドキドキした。

SING/シング(2016年製作の映画)

3.7

ゴリラのジョニーがよかった。
キャリーの曲ちょっとだけ使われてるとこもいい。

英国王のスピーチの真実 〜ジョージ6世の素顔〜(2011年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーなので何度も寝落ちしだけど見終わった時には今までほとんど知らなかったジョージ6世が国民から愛されたことと理由が分かった。

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.6

エリザベスを演じたサラガドンがよい。エリザベスと対照的で自由奔放なP2も。存在をよく知らなかったマーガレット王女、Wikiで見ていろいろ魅力的な方だなと思ったりそこからまた今のロイヤルファミリーと繋げ>>続きを読む

三つ数えろ(1946年製作の映画)

3.6

設定がちょっと複雑でちょっと残念。脅迫される理由も馴染めなかった。ハンフリーボガートはセリフも含め素敵。カラーじゃなくて白黒映画だからこそまたいい。
もしやと思って調べたあのプリンの由来はフィリップマ
>>続きを読む