riさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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手紙の宛先であろう「あなた」は何処にもいない。砂糖が尽きたあとに雪が降り出すの、なんて美しいの。

囚われの女(2000年製作の映画)

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反ファムファタールな悲喜劇。シンとした場内で笑いをこらえるのが大変な場面がいくつか。鈍い輝きを放つ海が印象的で、ラストは私ものみこまれた。

MOON CHILD(2003年製作の映画)

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00年代を代表するカルトムービー。魔法のiらんどで読む二次創作みたいな感触(?)

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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エゴ強人間たちの疾走というか暴走映画、さすがPTA。最後はそうならんでもよかったのではと思った。

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

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『燃ゆる女の肖像』で印象的だった「眼差し」の語りが既にあった。

体温が沈んでいくような青みがかったトーンがきれい。ものすごく匂いを感じる映画。

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

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終始、感情移入をさせない冷徹な撮り方。手と足のイメージの数々が目に焼き付いて離れない。

風景だった人たちが一斉に話し出したと同時に何かが伝播していくバスの場面、しびれた。

アネット(2021年製作の映画)

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フィクションへの陶酔と内省と。笑い殺されてきたもの、繰り返し演じられる死、刺激という悲劇を待ち望む観客。亡霊たちを鎮魂できると思ったら大間違い。ありがとうカラックスという気持ち。

カモン カモン(2021年製作の映画)

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あまりにもよかった。傾聴の一歩先。ひとつひとつのセリフをメモして反芻したい。

ミランダ・ジュライから影響を受けてるのかな、と思わせるインタビューパート。物語を補強するための単なる素材ではなく、それぞ
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

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「呪い」を完全に否定しないのがミランダ・ジュライの好きなところ!

草の響き(2021年製作の映画)

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没頭にしか救いはないのかも。やっぱり東出いい俳優だー

落穂拾い(2000年製作の映画)

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まるで連想ゲームのように、ときにアニエス自身のラップまで交えながらテーマを拾っていく軽やかさ。落穂拾いが法律で認められてるのいいなあ

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

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これは想像してたよりずっとよかったな〜普通なら恋愛の相手になりそうなとこが「推し」的に描かれてたのも面白〜!

偶然と想像(2021年製作の映画)

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日常の裂け目に未知の実像と実感を生み出すフィクションほどすばらしいものはないよ。めちゃくちゃ笑ったし胸がいっぱいになった。

シモーヌ・バルベス、あるいは淑徳(1980年製作の映画)

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ビザールで滑稽でドライで、同時に少しの感傷が雨に濡れた色彩に滲む。最高によかった。「早く歳をとりたい」!

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

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MCUリレーの流れで見たら温度差すごい。お粥みたいにゆるゆるな映画。おじいさんの昼寝で暗転する映画初めて見たよ(そのあとのシーンがいちばん好き)