クワハラリエコさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Let’s 豪徳寺!(1987年製作の映画)

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自分の記憶の中で唯一の「学校サボって映画館に行った日」に観た映画がコレ(宮崎あおいの「害虫」も立て続けに観たが)でなんか謎に好きな映画
どんな髪型もどんな服装も似合いすぎかわいすぎる鈴木保奈美😭🫶🏻
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カクテル(1988年製作の映画)

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全然カクテル作ってなかった
バカ忙しい飲食店のシーンってなんでも好き‼️

NANA(2005年製作の映画)

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ねえ、ナナ。私はこれで結構律儀なタチだから、フィルマークスの777本目に実写版NANAを刻んじゃったりするの。
笑ってもいいよ。

※最近『一色』を聞いて思ったこと:並列の対比を言い換えて構成されるこ
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前半特に映像表現が別に好きでないというか見やすすぎてそんなに…という感じだったがラストに向かって増していくコテコテ濃い味のラブ要素に満たされちゃった♡
あなたの未解決事件になりたいも愛してるのくだりも
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

😭❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥
キリストとの邂逅から現実に引き戻されるシーンがいちいちおもしろい

ボギー!俺も男だ(1972年製作の映画)

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『カイロの紫のバラ』の原点的な冒頭、スクリーンの『カサブランカ』を見つめるウディアレンの表情素晴らしや
バーでバーボン吹き出す姿、アンコントローラブルなドライヤーで死にかける演技(マジで笑える)、上手
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

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冒頭は意外に良い映画なんじゃという気配がありました
そういう次元の話じゃないだろって感じだけど岸井ゆきの以外の女が女側の立ち位置にいるのに女として機能していない、余貴美子は余貴美子として機能している、
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ハッピーメール(2018年製作の映画)

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最初の方の新宿のカットで「えっこれもしかしてちゃんとキャリアのある人が作ってるんじゃ……!?」と驚いてしまった。こういう映画がもしかして50年後のラピュタ阿佐ヶ谷のプログラムになっていくのかも…かつて>>続きを読む

ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)

4.0

怒り困惑惨め入り混じったアダムサンドラーの表情天才的に良い😭ミートボール素手で受け取る優しさ

「悪態症候群っていう奇病」
「事態を好転させられない、なぜなら異性にアピールするものが何ひとつ無いからだ
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SLAM DUNK(1994年製作の映画)

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いや流川先輩はつれないことがいちばんのファンサ、か…🤦🏻‍♀️
新しい映画観ても思ったけどスラムダンクとか「偉大なる作品」になっちゃったものって独立した世界がもう既にできちゃってる訳でそこにどうやって
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今朝の秋(1987年製作の映画)

4.0

地元のタクシー運転手が雨戸を閉めてくれたり東京の病院から抜け出す冒険の中で別のタクシー運転手が車中で迎える朝にはしゃいだりするのも泣ける。小料理屋の狭い二階での生活を語る杉村春子、死期迫る息子に「多少>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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おいこれじゃスポーツの試合じゃねえかと思って一歩引いてしまうくらいにはスポーツ偏差値・興味関心が異常に低い人間なのだがなにが起きてるのかわかるのは本当にとてもすごいことだ、そもそもの話それくらいスポー>>続きを読む

にわのすなば GARDEN SANDBOX(2022年製作の映画)

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場所を変えたい・田舎者は散歩が下手・平坦で素っ気ない街への郷愁とは違うむしろ目の覚めるような気持ちとか感覚とかほんでもって夢とか、最近よく考えていることとリンクしており帰り道に世界への目のやり方が変わ>>続きを読む

家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.9

みるみる自律神経が整うような感覚があったがそれはサウナは健康に良いと言い張るくらいには無理がある山田洋次作品、ありがとう
一流老人・一流中年・一年若者・一流役者、そしてカットが切り替わるときにインして
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楢山節考(1958年製作の映画)

4.2

正月らしく涙無しには見られん家族映画でも🎍🌅と思って観たら悲哀とかエモーショナル二の次イケてすぎ・おもろすぎでびっくりしたなあもう
楢山に行く前の儀式で6人横並びで座ってて一人ずつ掟を言っていくシーン
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子猫をお願い(2001年製作の映画)

4.1

アシンメトリーザク梳き前髪・細長いマフラー・赤いミトン、2000年ルックのペドゥナつよすぎる
テヒのことをどんな人物なのか語り直そうとしたら思わず涙が出そうになった、この映画のペドゥナ本当に好きだ
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ポール・ニューマンの ハリー&サン(1984年製作の映画)

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途中寝ちゃったけど建物破壊する鉄球のスローモーションのはじまり最高だった。モーガンフリーマンがキレ散らかしてる段ボール工場のシーンも。ベタというかおぞましいくらいの関係性の父子の話だけど、エピソードも>>続きを読む

おかしな求婚(1971年製作の映画)

4.0

ロマンティックやないかいほなロマンティックと違うかを行き来、ズルくてすごいバランスの映画だ
言うてすべてをこぼす女・エレインメイが白いカーペットにワインをこぼしたら自らワインをこぼしてカーペットをさら
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ひとつひとつの音の存在感が「切り取る」ということとはまた違っているように感じて「映画だ」と思うのだけど、その音だったりなにかが光っていること、声や涙が出ることなんかがものすごくフラットにこちらに流れ込>>続きを読む

冬構え(1985年製作の映画)

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鳴子の旅館の中を走るケーブルカー、中尊寺、東北の風景
自分の調子で話し続ける岸本加世子、笠智衆の泣き顔

少女暴行事件 赤い靴(1983年製作の映画)

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お前が戻ってくればこの町も勃起するぜ、涙腺切れちゃうぜ、初体験の再現、性感帯教え合うふたり、青白い光に照らされる井上麻衣の顔

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.8

この世の中に居る人全てが関わりある言葉ってことでベンジーの左腕に彫られてるタトゥー「FATHER★MOTHER」のこと考えた、友達も恋人もよくわかるが家族はマジで考えれば考えるほど意味不明
ダスティン
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冬の旅(1985年製作の映画)

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ギリギリの社会性が彩られた爪先に宿っていたとしても私もこうして生き倒れるしかないような気がしている

君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

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それがいいとかそれでいいとかじゃなくそうしたいということに真っ直ぐに泣いちゃった……嫌な人間も優しい人間もギャルも羊も関係なくただ鞄を抱き締めてバスに乗る
ティモシー・スポールってアズカバンの囚人のあ
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

4.0

「車が滑って横転したら?」
「目を閉じて祈る?」
「ハンドルを切るのよ」
JLo😭🙏✨💖🙏✨💖💪🏻✨💖🙏✨💖🙏✨💖圧巻のステージもダサステップも泣ける、あたしは踊る‼️‼️‼️💃🏻🕺

窓辺にて(2022年製作の映画)

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なげ〜!会話っていうより「考えの発表会」って感じになってるしzoomのミーティングみたいなテンポだし不倫の不倫的部分がどうでもよく、はやく吾郎ちゃんのシーンにしてくれ❗️と思った、「ただ面白い小説を書>>続きを読む

ながらえば(1982年製作の映画)

4.0

超シンプルだしテレビドラマ的だけど「笠智衆の最後のおつかい」的なもん、はじめてのおつかいの100000倍の価値あり〼小津の映画でやらないことをやってる笠智衆だけでうれしい
笠智衆の全編の絶妙耄碌すっと
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

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開始早々のドンキのカゴのインサート、伊藤万理華の部屋にあるドンペンボックスが時間の経過に伴ってハートのサングラスをかけていたりカチューシャつけていたりして愛情を持ってデコられており、喧嘩してる後ろでそ>>続きを読む

耳をすませば(2022年製作の映画)

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大人が集まってこれを企画し、脚本を書いて撮影をして編集して広報活動をして劇場で公開されそれを観ている人間(私)がいることの意味わからなさで世界が歪んだ
聖司くんと雫のセッションのシーンへの入り方が、聖
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

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最近泣きながら令和の虎見てたからかより愛おしくそして楽しめた、タイムマシーンはくだらないことのほか使う意味なし、くだらないということの圧倒的贅沢さが素直に染み染み、大体はなにも変わらないなかでなにかが>>続きを読む

ノー・シャーク(2022年製作の映画)

5.0

最高、好きに決まっとる
私は沢田研二狂の女が東京で沢田研二を探し回った末に沢田研二に会えないという物語(?)の映像を作ったことがある
死ねなかったらまた着るTシャツ

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.6

サービスデーだと思ったから雨の中(しかもさむいし)重い荷物抱えて行ったのにサービスデーじゃなかったけど、ぼちぼちの疲労と適度に空いてる平日夜のBunkamura、そんで映画の中の森の音がものすごく気持>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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当たり前だが「ソファベッド」はソファ⇆ベッドになる家具なんですよね。ソファベッドを本当にちゃんと毎日、ソファ⇆ベッドにしている人もきっとこの世にはいるはずなんだ。しかしこの映画のソファベッド、ドラえも>>続きを読む

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

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暴力一直線ゆうかシームレス暴力ゆうかバリアフリー暴力ゆうか、この勢いは一体どうやって作りようもんなんじゃ、ほんでなんで五作も作れるんじゃ?あとこの人数の人物配置がうますぎじゃ

「知らん仏より知っとる
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

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菅原文太出てこなすぎて3割の集中力で観てしまった夢女ですんま千八百六十円
仁義なき戦いってフワちゃんのストーリーとかベッキーの死ぬほどストラップつけてる携帯を思い出す映画だな