もんきちさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

もんきち

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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

2.0

「ワンカット詐欺」

「全編ワンカット」を売りにしてるものの、実際は巧みに繋いだ「ワンカット風」。個人的にはワンカット風にする意味がイマイチわかりませんでした。逆に「それが足枷になってるな」と思う無理
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

2.0

「もうシリアス路線やめた方がいいと思います」

個人的にはシリアスジャッキーは全然ダメだと思ってる派。根本的にこの人って顔の造りや所作がシリアス向きではないのですね。今作は徹底してシリアスに挑んでるだ
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レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

3.0

「良くも悪くもショーン・コネリー映画」

完全にジャック・ライアンよりショーン・コネリーの映画になってます。演出は所々荒いんですがフンイキはバッチリ。OPのタイトルまでのシーンなんてカッコ良過ぎて鳥肌
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

1.0

「予想通り」

とはいえ、パヤオ作品中では個人的に「魔女宅」が2番目に好きなので微かな期待を抱いて観始めたのです。しかし冒頭でダラダラと説明語りから始まった時点で「やはり今から地獄の100分が始まるの
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.0

「角刈りダグ、迷演」

OP、アップとパンを短カットで繋いでストレスゲージが上がっていくシーンは名シーン。冷戦終結後の色々と問題抱えた時代のアメリカならでわのテーマ性。ベトナム戦争後の「タクシードライ
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レプリカズ(2018年製作の映画)

2.0

「コメディにしたら面白かったと思います」

イカれた科学者のサイコ映画。とことんウソまみれのコメディ映画にすればよかったのに変にリアル感出してマジSF映画にしちゃうダメパターン。こういう話をマジでやる
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あした晴れるか(1960年製作の映画)

3.0

「面白いです」

軽さが実にいいコメディ映画。愛嬌たっぷりの裕次郎もいいけれど、今作は何と言っても芦川いずみ。ちょっと芝居がかったおきゃんな感じがサイコウです。割り切った脚本も小気味いいし、脇役も魅力
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

「染みます」

予想もしなかった事に泣きました。コミカルな内容の裏にキッチリ敷き詰められたテーマ。それを台詞ではなく映像と音楽だけで伝えてきます。染みる観後感。ただ子供にはちょっと向いてないかな?ピク
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ムーラン(2020年製作の映画)

2.0

「あっさり薄味」

色々と話題豊富な今作。ミソジニーからのジェンダーレスの流れや、偏向傾向の人種キャスティングがちょっと気持ち悪いですが話としてはシンプルでいいです。所々出てくるチャン・イーモウ感がお
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.0

「好き嫌い分かれます系」

手持ちカメラ多用のいわゆるモキュメンタリー映画、バディもので会話劇進行。特に大きなヤマ場やハデなカーチェイスなどもなく、メインは日常の様子を淡々と描いてるだけ。でもただこれ
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.0

「タマひゅんひゅん」

佳作のドキュメンタリー。登り始めるのがさらーっと始まるのがいいですね。たった1本のロープがあるとないとでは意味も価値も別物。色んな事に通ずる何かがある気がします。ディズニープラ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

2.0

「むずかし!」

世界観を説明台詞で補いつつ足早に走り抜ける感じ。登場人物もそこそこ多いのに、各キャラが立ち切れないし感情移入もできないまま。キョトンとした観後感。全体に漂うノーラン感とスターウォーズ
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

2.0

「絞り切ってもう何も出ません」

さすがにもうナニも出てきません。搾りカスすら出てきません。サラ・コナーいらなかったかもしれません。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

2.0

「もっとマンガでよろしい」

このテのアイデアものは、思いっきりリアルにするか逆に思いっきりウソにするかどっちかにしないといけません。そういう意味では今作は完全に中途半端。どっちつかずなのでツッコミ所
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.0

「寝そうになりました」

ハナシがよくわからないままでまったく入り込めず。つまらなくはないんだけど面白くもない、でも目が離せないというこの感じは「インセプション」と同じ。画も音も間違いなくノーラン。よ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.0

「お子様映画」

ディズニー配給ですっかりアットホーム路線に成り下がったSW。今作もしっかり勧善懲悪。諦めず仲間を信じれば必ず勝ちます。皆で力を合わせてアンテナ破壊。その間に元敵同士の2人で電気ジジイ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

2.0

「我慢してぜひ最後まで」

登場人物の多さのせいで前半パートは説明&舞台が整うまでの会話劇でダニエル・クレイグも引きの演技。故になかなかのダルさ。でも中盤から徐々に盛り上がっていきまして終盤はいい感じ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

「面白い」

「地下」じゃなくて「半地下」てのがウマい。導入部の縦パンだけで半地下て理解させる妙。格差社会と人種差別を深読みさせるシーンの連続。実は地下(つまり半地下より下)に人が住んでいたという入子
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.0

「今回はシングルヒット?」

とにかく三振かホームランかのヴィルヌーヴ。エイリアンが出てきますがいわゆる異星人vs星条旗モノじゃあございません。スミ吐くイカタコ星人のビジュアルも悪ノリでやってるとしか
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

2.0

「御家族でどうぞ」

政治的な背景はオマケのハラハラドキドキ(?)脱獄モノ。出入口に誰もいないという不思議な刑務所なのはさておき、問題はその作りの安さ。折れたり落としたり音を立てたり、、と実にシンプル
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

1.0

「しんどかったです」

ハンパないドタバタ感。ただこの「コメディでござい」という吉本新喜劇的な感じは好きじゃなく。傾きまくりの登場人物ももうお腹一杯。アヒルだかダチョウだかの群れが頻繁にカットインされ
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

-

「雰囲気はバツグン」

とにかく雰囲気満点。ディープフォーカスと絶妙な手持ちカメラ感。高コントラストなモノクロシーンとフィルター効かしたカラーシーン。画の南米感と広東語のミスマッチもなかなかいい味わい
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ガタカ(1997年製作の映画)

2.0

「スタイリッシュ」

序盤のDNA云々の設定がなかなか面白くて、おおっ!?となったが殺人事件絡みの展開がちょっと重くて中盤ダレます。でもまた後半は盛り返してラストはナイス。全体に漂うレトロフューチャー
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

1.0

「個人的にはダメでした」

ヤンヤン軸で進行するかと思いきや群像劇っぽい流れ。話的には割とホットな日常の切り取り。意味深なシーンや間接的な台詞でテーマに寄せる系なんだけどもとにかくカットが冗長。「長回
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search/サーチ(2018年製作の映画)

2.0

「カネかけなくても面白い映画は作れるいい見本」

アイデア抜群。昨今のこのテの見せ方としては一番よかった。現存SNSの画面使ってるのでウソっぽさがなくて説得力あります。逆にSNS全然知らない人が見たら
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ストレイ・ドッグ(1997年製作の映画)

2.0

「Nキッドマン好きにはよろしかと」

シリアスでピリピリ。Nキッドマンのヤサグレ顔はあれメイクだったんですね。すごいや。過去と現在行ったり来たりのよくあるパターンでハナシ的にはなかなかシンドイ。銀行強
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

1.0

「長過ぎます」

都合のいい時にだけ出てくるチック描にどうにも集中力を削がれまくり。突然暴言汚言言っても「すまん抑えられないんだ」で相手は納得。なんだとこの野郎!とモメないのが不思議。イフ!イフ!でダ
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ヒッチャー08(2007年製作の映画)

2.0

「雨でズブ濡れのルトガー・ハウアーを観るだけで価値あり」

「激突!」を彷彿とさせる序盤。おお!?なかなかいいぞ!と前のめりになるも徐々に大味になっていきます。こりゃあマズいぞう、、、と徐々に不安に。
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.0

「題名がイマイチ意味不明」

冒頭からなんとなくピリついた感じで始まってずっとそのテイスト。もうちょい起伏があればいいのになーと思いましたが、あまり映画的にできない事情もあるんでしょうか。「事実に基づ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

「160分ダレ場なし。」

久々に前のめり鑑賞。導入部の白い町から雰囲気ビシバシ。オープニングもしっかり期待通り。所々にニヤリとさせるユーモアもあって飽きさせません。話がちょっとトッチらかってるけど0
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さがす(2022年製作の映画)

2.0

「シリアス佐藤二朗」

「大阪感」がステレオタイプで個人的にはちょっとダルい。伊東蒼は大阪人らしいですが、あそこまでじゃりン子チエ風コテコテな喋り方されると逆に違和感。あと劇団系の脇役さん達も重くて新
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万引き家族(2018年製作の映画)

2.0

「受賞はスゴいですね」

ドキュメント感のある造りでなるほど思惑はわかるけれど、出演陣が是枝ワールド理解してちゃんとボソボソ喋ってるのに、子役の台詞回しがどうにも浮いていてとても残念。特にあの髪の長い
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.0

「地味に豪華キャスト」

どこかで観た事ある顔がゾロゾロ出てきます。会話劇進行なので入り込めるかどうかがカギ。とりあえず「ゾンビ映画」ではないのでご注意。前半は丁寧だけど後半はチト大味になって残念。日
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.0

「続編じゃない、ならいいんじゃない?」

脚本のデキについては、公式に「スピンオフタイトル」となってるみたいなのでそこは加味してあげるべきかと思いますが。それより兎にも角にも主人公のオネーチャンにまっ
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映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

2.0

「安心安全安定」

ちょっと政治的な話なのを「スモールライトの奪還」という分かりやすい話にしててよかったです。スネ夫の心の葛藤シーンがちょっとあからさまでしたがこれは省くワケにはいかないですね。あと個
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ホームズマン/ミッション・ワイルド(2014年製作の映画)

4.0

「邦題がダメ」

とりあえず題名の「ミッションワイルド」てのが全然ダメ。これだけで半分損してます。一体どこの誰が付けたんでしょう?センスなさ過ぎにも程があります。
ヒラリー・スワンク、信心深くて料理は
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