もんきちさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

もんきち

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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

2.0

「画柄に騙されてはいけません」

森見登美彦でこの画柄!?と思ったら中身はやっぱり森見登美彦。
根本的にキテレツ感、抽象的演出や独特の台詞回しに込み入った伏線の張り方、、。
こりゃあ普通のアニメと期待
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ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

4.0

「意外と佳作」

これは面白かった。前半のコメディアンパートはユーモアセンスギャップがあるけどそれなりに楽しくて緩やかに右肩上がり、後半の映画パートで脇役が出揃うと共に(シレっとなかなかのキャスト)一
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レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.0

「もっとズシっとできるハズ」

プロットは面白いけどデキとしては安過ぎ。
「実は目が見えていた」ってご都合主義も甚だしく。
いきなり後ろに人が立ってたり音で驚かしたり、、と演出もビックリハウス風。
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

2.0

「要するにカンフー映画」

とりあえずBウィリスの医者姿の似合わない事といったら。
逆に銃を持つ所作はなんとしっくりくるのでしょう。
やはりこの人は「殺す側」でないといけません。

さて今作、「徐々に
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

2.0

「観疲れ」

前半モッタリ、後半まあまあ。
ラストはおお~となりましたがなんだかモヤモヤ観後感。
登場人物が結構多くてスペイン語?みたいな言葉をギャイギャイわめくよくあるパターンなので、なんか全体的に
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.0

「実によくできています」

今見ても遜色ないCGと無重力シーンがスゴい。アメリカ人大好きな「同胞は見捨てない」系。絶体絶命宇宙飛行士達と顔も知らないヒューストンのクルー達とのやり取りの中で、ゲイリー・
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.0

「邦画はこれでよし」

個人的に邦画てのは「バカバカしい事を真面目にやる」コメディ路線が一番真価を発揮すると思っています。アングラ感とシュール感と楽屋落ち的な感じ。今作なんてその真骨頂じゃないでしょう
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

1.5

「安すぎる」

色々と残念。モブシーン多用、監視カメラで追跡、ハッキングで電源遮断、装甲車頑丈過ぎのカーチェイス、最後はお決まりの「狭い場所でもみ合い対決」、、、。
とにかく全体を覆うダメ映画特有の御
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

1.0

「観る順番大事」

典型的な伏線回収系の内容で「なるほど!」とヒザポン快感はあるんですが、個人的にはキャスティングがどうもあざとくて受け付けなかったです。
個人的にはリメイク韓国版を先に観てしまい大失
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

4.0

「意外にも佳作」

邦画「鍵泥棒のメソッド」の韓国リメイク版。
そこそこ違いはあるけれど基本的にプロットは同じライトコメディですが、役者の力量だけでここまで違いが出るものなのかと。
主役のユ・ヘジン、
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

2.0

「ヌルヌルモヤモヤ」

とりあえずラッセル・クロウが全然悪くないのが根本的にダメ。もっとスゴ腕で非道で非情な極悪人に描かないから全体的に締まりがない。この人いい人が滲み出るね。
クロスチャン・ベールの
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

5.0

「スルメ映画」

フンイキです。もう冒頭からコーエンがギュンギュン鳴ってます。なんてことないシーンが長回しだったり、抽象的な画面の切り取りだけだったり、意味のない台詞回しだったり。
全体を覆う画の色味
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インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

3.0

「よくデキています」

「ディパーテッド」を先に観て、遅ればせながらのオリジナル。序盤「誰が誰で誰がどんな役回りなのか」がトッチらかって、中盤辺りでようやく整理整頓できました。「ディパーテッド」でどん
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.0

「必殺仕事人+酔拳で非シンプル」

イーストウッドらしくないな、という印象。この監督の特徴である「細部を端折ったシンプルさ」と「ナイスな音楽」はちゃんと出てましたが、いつもの独特の観後感がなく実にサラ
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リベンジ・リスト(2016年製作の映画)

2.0

「今回はデッドボール」

「空振り三振かホームランか」のトラボルタおじさん。
今回は見事デッドボール。なんでこんなゴミ脚本でオファー受けるのか不思議でなりません。冒頭の駐車場であんなヤラれ方した時点で
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ポリス・ストーリー/REBORN(2017年製作の映画)

2.0

「ジャッキー映画なので」

また配給が勝手に「ポリスストーリー」にした系?と思ったら、エンディングは「メンチー!」なのであれ?公式ポリスストーリー?その辺はよくわからんですが。85年のポリスストーリー
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エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

2.0

「ある意味期待通り」

トム・クランシーほぼほぼ関係ないオリジナルっていうんでさほど期待せず見始めましたら、途中何度か寝そうになりました。そういう意味では期待通りでした。「ライアンシリーズ」なんかにせ
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見栄を張る(2016年製作の映画)

2.0

「惜しいです」

ポーカーフェイス主人公、長目のカット、最小限BGM、ボソボソ台詞でゆったりまったり、、のいわゆる「かもめ系」。女性監督らしいポートレート的画造りと淡い色味でこういうのが好きな人は好き
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コロンビアーナ(2011年製作の映画)

3.0

「安い材料でウマく料理したて感じ」

冒頭、子供の頃の主人公がパルクールする場面が冗長で「あ、こりゃマズいかな?」と思ったけれど、どうにか戻しました。
ニキータ感が滲み出てくるのは仕方なしとして、今作
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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.0

「名作です」

バリバリの頃のお二人でキレ役同士の心理戦。ダレ皆無2時間超えの尺をまったく感じさせずすばらしい。そしてこの映画にグッと効果を出しているのがチームジェラード。お互いの圧倒的な信頼感が醸し
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追跡者(1998年製作の映画)

3.0

「ジョーンズおじさん映画」

「続編」ではなく「スピンオフ」だそうです。前作でなかなか粋な小ネタだった「変服ショー」を冒頭から継承。ここで「ん?マズいかな」とイヤな予感。どうも作品賞ノミネートの前作を
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

3.0

「染みます」

このテはどうしてもノスタルジーというフィルタが1枚かかるので、個人的にはなんかもうそれだけでグッときちゃうので、なんとも冷静に観られないんでございますが。さすがに今観るととんでもない台
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.0

「エンドロールが〇」

実話ベースだそうです。基本的にクローズドシチュエーションなので同じような画面になりがちで間延びしそうな所を、丁寧な心理描写と細かな演出でグッと納めてます。脇役が徐々に増えていっ
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ワイルドガン(2015年製作の映画)

2.0

「さらっとライト」

もう殺しはしないと誓ったけれど怒り心頭でストッパー解除、のわかりやすい痛快系。トラウマ、宗教、すれ違いの愛、親子(マジの親子だし)の確執、、と各所色々散りばめてはいますがどれも深
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

2.0

「フンイキ映画」

サイコクライム的で「セブン」なフンイキなんですが、フンイキだけ。FBI捜査官の2人が事件に深入りしてなくてイマイチパっとしないんで全体的にフワフワ。「この事件は難解だからあの能力者
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ジェーン(2014年製作の映画)

2.0

「こじんまり」

とにかく話のスケールが小さくて狭い。なんか西部の片隅でチマチマやってるだけ。このテのウェスタンは悪役がキモ。そういう意味では今作はユアン・マクレガーが圧倒的にキャラ立ちしてないのが致
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

「楽しい140分」

エルトン・ジョンがすべて持っていっちゃってます。さいこう。

オープン・ウォーター 第3の恐怖(2010年製作の映画)

2.0

「短尺で〇」

iPhone撮影並みの画がいい効果、、なのかもしれません。80分尺でウマくまとめてますが恐怖の対象を安直にサメにしちゃった点は個人的には残念。やはりこのテは徐々に精神崩壊していく様が見
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ペイルライダー(1985年製作の映画)

2.0

「イマイチ」

長回しや引き画も効果的でイーストウッド感出てますが、なんか全体的に既視感スゴい。細かな説明が全くないので裏読みしないと色々とよくわからないのがちょっと難。話が強引な部分も結構あって。個
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J・エドガー(2011年製作の映画)

2.0

「顔だけ老人」

イーストウッドらしい画造りでフンイキは抜群(ちょっと暗いけど)。マザコンや同性愛といった部分の描写もモロじゃなくいい塩梅。特に大きなヤマ場もなく淡々とした感じを楽しめるかどうか。あと
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

2.0

「スタイリッシュ」

登場人物が多いのがちょっと疲れるものの、キャラ立ちとテンポのいい会話劇で最後までダレ場なし。代わりにこれといったヤマ場もなし。凝ったシーンの繋ぎや絵画的な構図は見所かも。当初はガ
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.0

「80年代感バリバリ」

まだフサフサのB.ウィリス。元祖「巻き込まれアクション系」。デキのいい脚本と脇キャラの立たせ方も上手で120分超ながらダレなし。冒頭の武装集団が無言で各自テキパキと役割をこな
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.0

「ポカポカ映画」

面白かった。旅に出るまでの序盤がちょっとテンポが悪くてガマンですが、その後は右肩上がりでドンドン面白くなります。訪れる町ごとのエピソードはどれもレイシズムと暴力という重目のテーマで
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バード(1988年製作の映画)

2.0

「ちょっとしんどい」

重厚JAZZ映画ですが、全然JAZZ知らない人はよくわからないんじゃないでしょうか。ステージでシンバル投げつけられたシーンも「なんで?」て思うよね。演奏シーンもパーカーの音だけ
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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.0

「面白い」

まだヘア豊かなニコラスおじさん。まずオープニングがナイス。「映画史オープニングベスト30」には入るんじゃないですか?内容的には右肩上がりにスケールがデカくなっていく感じがいいです。あと細
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

2.0

「マンガです」

雰囲気はいい感じ。序盤のスムースクリミナルの場面はおっ?と思ったけど、そこがピーク。とにかくご都合主義満載なマンガみたいな脚本が安くて薄くてどうにもならない。潜水艦モノは「見えない敵
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