ruhaketaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アス(2019年製作の映画)

3.3

途中まではどういう事?と思いながら観ていたが、なるほど。これ意外と似たよう事が将来現実に起こってもおかしくないのではないだろうか。

まあオチは予想ついたけど、子供達にとってはこれで良かったんじゃない
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

久々の劇場鑑賞。

想像してたよりもコメディ色強いな〜、などと思いながら観てたら途中から予想外の展開に。ワイドショーがめっちゃ喜びそうなやつだ。

何というか…逞しい家族だったな。あの境遇ではグレても
>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.2

ジャケットからてっきりポーカーディーラーか何かかと思ったがちょっと違った。オリンピックを嘱望された元アスリートがふとしたきっかけからギャンブルの世界へ。

振り返ると普通に良い話だったのかな。実話らし
>>続きを読む

ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.8

毒をもって毒を制す。政府の全面協力が得られた訳でもないのに何とかしちゃうのは流石といった所か。
ウディ・ハレルソンが出てるから観てみたけど相方がケビン・コスナーだったのに気がついたのは終盤まできてから
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

コンピュータ科学の父とも言われるアラン・チューリングのもう一つの功績、それが暗号解読。エニグマ暗号を解いた事は知っていたが、それをどのように活かすかは知らなかったし、確かに難しい問題だなと気付かされた>>続きを読む

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.8

ウォーターゲート事件に端を発する資金の流れを調査した二人のワシントン・ポスト記者の奮闘を描いたドラマ。
地道な調査。思うように進まない取材。沸き上がる疑問。裏取り。次第に明らかになる黒幕。…と、終始高
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

未知との遭遇系。
あの物体はなぜ地球に対して垂直に浮遊していられるのか、"彼ら"は何故あの形状をしているのか、どのように進化したのか、あのコミュニケーション方法は果たして効率的なのか。数々の疑問を頭に
>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.3

不運な事故で家族を失ったリーと若くして父を亡くした甥パトリックの物語。
自分もリーのような立場に置かれたらああなってしまうのかもしれない。失ったものは取り戻せない。簡単ではないけれど、時の流れが少しず
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

インディアン保留地を舞台にしたミステリー。といってもミステリー要素はほとんどなく、寧ろ保留地の問題にフォーカスが当たっている様子。保留地の問題は日本人には馴染みの薄い事柄であるため、その辺の知識を入れ>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

劇場でやっていたので久々に鑑賞。希望を失わないこと。コツコツ続けること。いい映画だった。モーガン・フリーマンがいい味だしてた。

途中、カルロス・ゴーンの脱出を連想して笑ってしまったけれど、このタイミ
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.3

家庭を省みずに仕事に生きたアールだが、仕事を失って初めて大切なものに気づく…。90年も生きた人の結論だから説得力がある。最後も潔くて良かった。

他方でカルテルはいくらなんでも爺さん信頼し過ぎだろw
>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.3

少し前に観たのだが感想らしい感想がなく、書くのを忘れてしまっていた。

ヴァレリアンてそんなモテキャラな感じがしなかったのだけど、ローレリーヌは彼のどこが気にいったんだろうか。あとカーラ・デルヴィーヌ
>>続きを読む

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

4.0

『ブレイキング・バッド』のジェシー・ピンクマンの後日談。時間軸的にはファイルシーズンの直ぐ後からなので、ジェシーが当時どんな状況だったか思い出せない人はドラマを見返してからが良い。

イカれていったウ
>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

雪山のロッジを舞台にしたミステリー。タランティーノ作品という事もあってそこまでミステリー色は強くなかったが、賞金稼ぎに賞金首、新保安官に処刑執行人と、癖のある面々が顔を揃え虚々実々の駆け引きが楽しめた>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.5

転校生のアリスと謎の少女花の物語。
冒頭、転校早々にイジメかと思ったがそういう話でもなく。
アリスのしっかりしてそうで抜けたキャラと、ユダを探すくだりが面白かった。

花の行動と心理は分かるような分か
>>続きを読む

リム・オブ・ザ・ワールド(2019年製作の映画)

3.0

少年の成長物語。
黒人の男の子が面白かった。一通りの笑いどころをほぼ全部彼が担当していた気がする。

シー・ユー・イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.2

Oculus Questで初めてのNetflix映画鑑賞。ややピント調整で苦戦する事があったが、自宅で80インチ相当の大画面見てる感覚で周囲を気にせず鑑賞できるのは素晴らしいと思ったし未来を感じた。>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.5

仕事を探していたルイス・ブルームは偶然出くわした事故をきっかけに事故現場や殺人現場のスクープ映像をテレビ局に売る商売を始めるが…。

ブルームのイカれっぷりが素晴らしかった。目的の為には手段を選ばず、
>>続きを読む

マルコムX(1992年製作の映画)

-

マルコムの青年期から凶弾に倒れるまでを描いた作品。デンゼル・ワシントンが若い。

刑務所内での出会いを通じてイスラム教への傾倒を強め、徐々に影響力を増していったマルコム。過激な発言も目立ったが、イスラ
>>続きを読む

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.7

自殺を考えている男が、その手伝いを頼む過程で人と出会い、話をする話。
BGMが一切なく、環境音と会話だけで物語が展開していくのが良かった。

日本の法律に照らせば自殺幇助に該当する行為のはずだが、もし
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

カンニングという今日もどこかの学校で行われているであろう行為を、規模を大きくしてお金を絡めるとこうなるんだろうな。
ワイロの存在や貧富の差などはタイのお国柄や社会風刺を感じなくもなかったが、実際のとこ
>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

3部作の完結編。前作両方観てないと話についていけないタイプ。

シャラマン監督らしく捻りの効いた展開で、最後の方は良い意味でも悪い意味でもえぇーってなった。
全体的には低予算ということもあってかこぢん
>>続きを読む

ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.5

白人警官による黒人射殺事件を題材に少女の成長を描く。

一人の女の子が背負うには重すぎる役割だったが、様々な体験が彼女の心を強くし、立ち向かっていく姿が印象に残った。

人種差別の根は深く、それぞれの
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

娘さんとチャットで会話するような関係でも、実際の彼女の交友関係は把握していなかったのだなぁ。確かに高学年になればなるほど、友達の名前とかはいちいち話さなくなるし、ネット上で何やってるかなんて分からない>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.5

トランプ大統領誕生とそこに至る過程や背景に迫るドキュメンタリー。

トランプがいかに大統領に相応しくないかというだけでなく、民主党がクリントン政権以降企業に歩み寄ってきたこと、新しい動きの萌芽、アメリ
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

いかれたお婆さんに巻き込まれた不幸な家族のお話。

母アニーはともかく、チャーリーもピーターもお父さんも基本とばっちりでお気の毒にとしか言いようがない。特にピーターは何故あんな目に遭わなければならなか
>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.7

メキシコ麻薬戦争ものには手を出すまいと思っていたはずが、ついついレンタル。ただ本作は麻薬戦争そのものにはそこまで主眼が置かれていなくて、上官からの命令に対する兵士としての彼らの葛藤が描かれていた。>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.9

高度に知能が発達したAIがどのような行動を取るか。それはチューリングテストを超えて人に制御できないものになってしまうのかな。ラストはやや予想外だった。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

ネトフリで視聴可能になっていたので久々に鑑賞。内容をほとんど忘れていた。

超能力バトルの最中に銃と愛車のバイクで立ち向かう金田が良かった。鉄雄に対する態度も最初から最後まで変わらなかったし。

軍隊
>>続きを読む

セカンド・アクト(2018年製作の映画)

3.4

スーパーでマネージャーとして働く高卒の女性が、ひょんなことから大手化粧品会社で働きはじめるお話。

実力主義のイメージの強いアメリカでも学歴で役職が割り当てられたりするのか。

過去の出来事や実績に囚
>>続きを読む

ミーシャ・バートンの Sex in Ohio(セックス イン オハイオ)(2006年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

過去作メモ転載。

不感症の女性が夫とは違う男性とのSEXとの姓を通じて快楽を得る話(違うかw)。

笑うには笑ったがどうでもいい映画。この映画を撮影する動機はなんだったんだろう。


以下ネタバレ。
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

感想を書こうとするとなかなか難しいな。

才能があってもそれを仕事に活かそうという発想がない人というのがいるが、主人公もそんなタイプの人なのかなと思った。あるいは自分を曲げてまで迎合したくないという事
>>続きを読む