ruhaketaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.3

ロシア諜報機関のスパイとなった主人公の、アメリカCIAとの手に汗握る駆け引き。
…なんだけど、いくら諜報機関の養成所でもあんな授業あってたまるかと。なんかロシア馬鹿にしてないすかね。あとCIAの男との
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

クイーンの結成からライブ・エイド出場までのフレディ・マーキュリーの人生を描いた作品。

多くの偉人と同様に彼の人生も決して平坦なものではなかったのだな。多大な才能から生み出される音楽や歌詞も、彼の育っ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

インターンてそういう事だったのか。
ベン(デ・ニーロ)がめちゃくちゃいい人&ジェントルマンだった。ドン・コルレオーネの面影はどこへ…。ともかく老後はかく有りたいものだ。

若いスタートアップには勢いが
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.2

全然観る予定じゃなかったけどジャケット見たら最近『スリー・ビルボード』でに出てたウディ・ハレルソンに加えてエマ・ストーンまでいたので思わずレンタル。

ゾンビもの、というよりは生存者達が目的地を目指す
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

決して見てはいけない、という状況下で自分の身と子供達を守らなければならないのは相当に難易度高い。それ無理だろうってシーンが沢山あって、それをどう乗り切るが見どころかな。

ただ、見ちゃうの?どうなの?
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

-

第二次世界大戦期のチャーチルの首相就任からの数週間を描いた作品。
劇中の日付の進み方をみても、緊迫した状況の中どれだけ重要な決定を短期間で下さなければならなかったかが分かる。
また、次の総選挙で敗れて
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.4

全体的な流れとしては悪くないと思うんだけど、セリフや演出に既視感がチラホラしてハマれず。ただ役所広司は良かった。

ああいう破天荒なタイプの刑事って実際にいたりするのかな。それとももう絶滅してしまった
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

後悔先に立たずというか、後の祭りというか、そんな感じの映画だった。

怒りに身を任せて行動しても思うようにはいかないし、思い込んでいる事が正しいとも限らない。人生はままならないものだ。署長さんはいい奴
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

これをよく映像化出来たな〜。リアルとバーチャルが交錯しているけどどちらもSFの世界観だし、さらに仮想世界では何でもできて、それでいて違和感がない。原作があるとはいえ相当な想像力が必要だし頭の中にある物>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

「だから言ったろ」
気になっていたのをようやくレンタル。人種差別をベースにしながらもそれだけでは終わらない展開で、最後まで緊張感を持って観ることができた。
見返してみると使用人達の謎の行動やパーティー
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

-

舞台を英国から米国に移し、さらに世界を股にかけた展開に。前回よりもハイテク度がアップし、CGを駆使したアクションが増えた印象。それでも違和感を感じることがほとんどないのが凄いな。

展開はやや淡白で、
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キングスマン(2015年製作の映画)

-

英国紳士とスパイアクション、ハイテク機器の組み合わせが見事にマッチしていた作品。戦闘中に流れる音楽が心地よく、スロー再生を織り混ぜた演出がとても良かった。

マンガならキングスマンに選ばれるための試験
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

ミシェルのメンタルの強さが印象的だった。物事に動じず、明け透けに物を言い、欲望のままに行動する。過去のトラウマとかもあるけどそういうのは人格形成に影響してなくて元々な気がする。息子が優しい子に育ったの>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.3

ジャケットのインパクトから気になっていた作品。なるほど、こういう事だったのか。ぶっ飛んだ展開に所々笑ってしまったけど、正直何が起きているのか理解が出来なかった。いや、分かるんだけど、どういう事やねんと>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

アオヤマ君の身の周りに起こる、ひと夏の不思議な体験。本作は以前に小説で読んでおり、森見登美彦原作でありながら最も森見らしさの薄い作品なんだけど、その世界観がよく表現できていたように思う。

近所のお姉
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.3

アクションに次ぐアクション。少し休んでまたアクション。なんだか花火大会みたいだった。トムめっちゃ走ってたし色々と無茶してて笑ってしまった。

楽しめたけど展開が早くてストーリーの理解は50%くらいしか
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

面白かった。まだ観てない人は予備知識無しで楽しんで欲しい。


冒頭のシーンからややチープさを感じながらの導入。途中発生するトラブル、沸き上がる疑問、違和感。これらは全て解決されることとなる。観ている
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

前売り券にポストカードが特典でついていたので購入して観賞。

物語が伝えたい事はセリフで言わせちゃってたような気がしたので割愛。

映像は様々なシーン、試みが盛りだくさんで一つ一つはとても綺麗だった。
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.0

予告編でみたステイシー・マーティンが可愛らしかったので観賞。

ゴダールについてはほとんど知識がないが、学生運動が盛んななか、彼が政治に傾倒していった時期で、彼の行動と妻との距離の移り変わりが描かれて
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.0

痴情のもつれとしかいいようがないお話だった。家庭の問題と新しい恋と嫉妬。ジニーがああなるのも無理はない、巻き込まれた人は運がなかった。イケメンミッキーの罪は重い。

ハンプティーのお父ちゃんぶりがとて
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

都会の小さな一軒家で暮らす家族。それぞれに事情を抱えた歪んだ家庭を通して家族、絆のあり方を問う。

モラル意識に欠けた大人達ではあるけれど、子供に接する態度からは純粋な良心がうかがえた。
心の通わない
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ウェディング・プランナー(2001年製作の映画)

4.0

ジェニファー・ロペスがチャーミングで彼女のファンになった作品。

マシュー・マコノヒーもここでは普通のイケメン俳優で、後に様々な役柄をこなす演技派の役者さんになろうとは夢にも思わなかったな。

パルーカヴィル(1995年製作の映画)

-

昔に観た。もうほとんど覚えてないけど面白かった気がする。ドタバタコメディ。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

いや~凄いもん観た。
単純なストーリーにド派手なアクションと言ってしまえばそれまでだが、あれだけのど迫力でやられると圧倒される。
セリフは少なく、状況と表情と音楽で構成されているのも良かった。

危険
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

コミックヒーローって実在するんじゃないか?そんな厨2心がテーマとなる本作、列車事故から無傷で生還した男、ダンは"ミスター・ガラス"ことイライジャの指摘により自分の役割に気付いていく…。

あんな特殊
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静かなる復讐(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バーに佇む静かな男。店で働くマスターの妹目当てかと思いきや、彼には目的があった。。

復讐にしちゃ動機が弱いと思っていたが
次第に明らかになる事実で納得。ロードムービー的な要素もあって楽しめた。

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フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

3.2

アメリカで発生した連続殺人事件の映画化。ニコラス・ケイジが刑事を、ジョン・キューザックが犯人役を好演している。とはいえジョン・キューザックは善玉の役柄の方が似合ってると思うな。

次第に事態が進展して
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

シャマラン監督らしい作品。彼の場合はいつも彼らしいけど原点回帰というか。

今回は多重人格者に焦点を当て、そこから広がる空想を掘り下げている。

複数のキャラクターをジェームス・マカヴォイが好演してい
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

2.5

メキシコ、アメリカ国境線、密入国を狙う亡命者達に迫る危険。

ギャングやら社会問題を絡めた話かと思っていたが、異常なサバイバルものだった。

ハンターのおっさんの佇まいや仕草は妙に格好いいのだが、やっ
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.3

間抜けな探偵と腕力自慢の示談屋がひょんな事から事件に巻き込まれていくミステリー風コメディ。

自分好みで楽しめた。お馬鹿な笑いを入れながらもチープな作りにはし過ぎず、殺人事件を絡めたストーリーがしっか
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

ある少年の成長を通してアメリカ社会の問題点を描いた作品。

幼年期、少年期、青年期と移り変わっていくが、いくらなんでもシャロン変わりすぎだろ。通常あそこまで変わると性格も変化するものだけど、元の性質ま
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キッズ・イン・ラブ(2016年製作の映画)

2.8

カーラ・デルヴィーニュ目当てで観賞。ジャケット詐欺。主演でもヒロインでもなかった。

内容的には大学進学を控えた主人公の青春の1ページなんだけど、何故この地味系男子がモデルさんみたいな美女達の輪に溶け
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.5

究極のサバイバル生活。

舞台が火星をいうこともあって通常のサバイバル能力だけでなく科学が全面に押し出されていたのが良かった。あの食物栽培法なら確かに生活できそうな気がする。

途中、本当に成立するの
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

新年一発目の初回上映にて観賞。

オリエント急行殺人事件て探偵ポアロシリーズだったのね。てかポアロってアガサ・クリスティの創作キャラだったのか。

ミステリーを映画で表現するのって難しいな、というのが
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

色使いがとてもカラフルで鮮やか。音楽が印象に残るものの、ミュージカル色をそこまで感じることもなく良いバランス。エマ・ストーンとゴスリングの魅力を堪能できた。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

誰の動機にも許せる部分がなかったので主人公側に肩入れする事もなく進行を楽しむ感じに。

老人の方が条件が悪いはずなのだか主人公達に勝ち目がない感じが良かった。

関係ないけど『霊幻導師』もドント・ブリ
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