ルヤーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ルヤーナ

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男性の好きなスポーツ(1964年製作の映画)

4.0

これはめちゃくちゃ面白かった。なぜそんなに逆立ちになる必要があるのか分からんけど3回くらい逆立ちになる。バイクに乗るクマもでる。水の上も走る。『フレンズ』に通ずるアメリカンコメディらしいギャグのパター>>続きを読む

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

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まぁいわゆる「面白い」映画ではないけど、とても良い。正確なモンタージュと出てくる人の良さ。なんか喋ってる時の表情が素敵なんだよね〜。ドキュメンタリーなんじゃないかってくらい自然で、こういう映画を撮って>>続きを読む

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

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これはちょっと期待外れだった。『0課の女〜』には遠く及ばず。立て籠ってからは結構面白かったけど。

復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

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面白かった。『お嬢さん』とは作風がだいぶ違うなぁ。

人斬り与太 狂犬三兄弟(1972年製作の映画)

4.5

最初は関東弁な菅原文太に違和感があるんだけどすぐ慣れる。とにかく凄まじいエネルギーを持った映画で文句なく面白い。最高。

ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

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これは面白かった。ネオノワール的な題材という点では古典とは遠く離れているが、奇を衒わない演出は確かにシーゲルとかの系譜にも感じる。黒沢清の言わんとしてることがなんとなく理解できた。あと、終わり方最高。

青空娘(1957年製作の映画)

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面白かったけど直前に見た『刺青』に比べると見劣りするかな。

ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

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記録するの忘れてた。あからさまなヒッチコックオマージュに苦笑い。冒頭は面白かったが中盤は中だるみ。最後のスローモーションはやり過ぎである。トータルではまあまあ面白かった。1800円だったら高いけど11>>続きを読む

うつせみ(2004年製作の映画)

4.0

ありそうであんまり観たことないタイプの映画。映画を撮るならまずこれを目指したいと思わされる。アザが移るなどの象徴性も興味深いように思える。

刺青(1966年製作の映画)

4.5

宮川一夫のキレキレのショットと若尾文子の美しさと、エロティックでフェティッシュな物語が見事に組み合わされた堂々たる映画。最高。

資金源強奪(1975年製作の映画)

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面白いんだが、ユーモアたっぷりなので、深作の他の映画ほどエネルギーが漲ってはいない。肩の力を抜いて楽しんだ方がいい。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.5

最高。仁義なきより〜エモいが、そのぶんエネルギーが凄まじい。冒頭からして最高である。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

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面白いんだが変な映画。崖から落下サスペンスの尺の長さで笑ってまう。やりすぎスピルバーグの真骨頂か?恐竜ハンティングはそれこそ駅馬車みたいな画面でもっと観てみたかった。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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観たのがだいぶ前なので細かい感想は忘れてしまったが、俺が観たかったのはコレジャナイ感。トゥモローワールドの銃撃を掻い潜るワンカット、あれを何度も見せてくれる戦争映画はよ。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

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公開時観てたのにマークし忘れてた。特にいうことはない。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.8

オリジナル観て、原作読んだらまずこの原作が凄まじいくらいの傑作で衝撃を受けた。そして本作。オリジナルを観た時より、涙脆くなったのか、普通に泣いてしまった。オリジナルで削除した原作シーンを加えただけかと>>続きを読む

東京流れ者(1966年製作の映画)

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マークするの忘れてて、観てからしばらく経ってしまったけど面白かった。辰と健が喋るところと、アメリカ人のバーのところが印象に残っている。『殺しの烙印』ほど無茶苦茶ではない。

風の電話(2020年製作の映画)

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こういう超乱暴に言うと「人と人との触れ合い・繋がり」的な映画を「好みじゃない」と言うと嫌な奴みたいで後ろめたいが、仕方ない(決して嫌いだったわけではないが)。
主人公のハルが感情をあらわにするところを
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白かったんだけど、もうちょっと面白くできたんじゃないかとも思う。
ほぼ一貫してジョジョの視点(主観)で描かれており、例えばヒロインの隠れ部屋を見つけるシーケンスのちょっとしたホラー感や、最後サム・ロ
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

4.5

シーゲルといえば「いかに見せないか」とか「暗い画面」と語られることが多い。でもそれが面白いかどうかは結局個人の好みじゃね…と思っているのだが、本作では脱出の緊張感がそのスタイルにマッチしていてとても面>>続きを読む

フルスタリョフ、車を!(1998年製作の映画)

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何故かはよくわからないのだがこの映画が始まる前から死ぬほど眠くて、序盤結構寝てしまった。ただし、仮に起きててもよくわからなかっただろうな…とは思う。よくわからない理由の一つが地理感覚なんだよな。やたら>>続きを読む

突破口!(1973年製作の映画)

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んー。まぁ普通。シーゲルは良くも悪くもこういう感じなのかなと思った。しかし、007も顔負けの出会った瞬間SEX…。

太陽の帝国(1987年製作の映画)

4.5

黒沢清のお気に入りスピルバーグの一つ。どんなもんだろうと思いずっと観ようと思っていた。凄い映画だった。ダレる部分もあるんだけど、そんな欠点補って余りある傑作。
この映画でスピルバーグは文芸大作映画を撮
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

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久々スピルバーグ。面白かったです。原作がディックだからなのか、かなり『ブレード・ランナー』を思い出した。そしてそれはつまりノワールまで思い出すんですね。しかし、親子愛が物語の重要な位置を占めてるのはス>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

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ここ最近のイーストウッドでは1番面白かったような気がする。まずとにかく事件が起こるまでが最高。事件の前日のコンサート、黒ずくめの男をパッと映して、「あの男のリュックが怪しい!」→追いかける→缶ビールで>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

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つまらなくはなかったんだが、シネフィルが皆評価してるのに辟易。つまらなくはないが、そこまで大した映画でもないでしょう。

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.8

大傑作。橋口亮輔監督は『恋人たち』を劇場で観て寝落ちして以来。
被写体から適度に距離をとり、長回しで撮る。大半がこれに貫かれている。その距離感は小津をやや思い出させはするが、もちろん彼ほどスタイリステ
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GONIN(1995年製作の映画)

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良い映画だと思うし、面白かったんだけど、大好きかと言われればそうでもない。ちょっと漫画的というか、こってりしすぎてる感じがする。

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

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前半で割と寝ちまったのが悔やまれる。しかしものすごい大作だ。この大作ぶりは素直に感服せざるを得ない。

ポゼッション(1981年製作の映画)

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もちろん面白かったんだが、こういう奇を衒った系映画は、心の底からは楽しめないんだよなぁ。でもやっぱりこういうのもアリだよね。女優はもちろんだが、個人的にはサム・ニールがめちゃくちゃ良かった。ジュラシッ>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.5

ゴダールはぶっちゃけそこまで好きでもないんだけど、これは流石に面白かった。まさに「合衆国政府を憎悪しながらアメリカ映画を擁護する」ということか。ノワール的プロットにベトナムの影を漂わせつつ、それでいて>>続きを読む

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

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観てる時は結構しんどく感じたが、観終わってから徐々に「やっぱり凄いものみたな…」と感じた。ハードコアポルノだけど、雪の降る料亭を映すショットなどは非常に美しい。それから、2人の出会い方は現代の普通の感>>続きを読む

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

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ファーストカット、カメラがギューンと動いてマーロン・ブランドの頭頂部を映し、ブランドが「ファック!」と言う。なかなか変わったことをやるなぁ、と思ってたら別にこういう演出がずっと続くわけではなかった。し>>続きを読む

ラストムービー(1971年製作の映画)

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そもそも無茶苦茶映画だろうと思ってたからまぁ、こんなもんだろうとは予想していた笑